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本日(2022/03/26)、第312回オンライン「寅の日」!! #神話と地球物理学 #traday #寺田寅彦

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段丘崖に竹やぶあり!!

 市川の河岸段丘の学習のとき繰り返したフレーズだった。
 上空から見ると、それはみごとにわかった。
 「竹やぶ」に限らず、
 
 すべての「地形」(山・川・海)が「動く大地の物語」のすぐれた語り部であった!!


▼本日(2022/03/26)は、第312回オンライン「寅の日」である。
 3月のテーマは

【3月のテーマ】「寅彦の防災と減災」

である。その最終回である本日、読むのは、「神話と地球物理学」である。

◆本日(2022/03/26)、第312回オンライン「寅の日」!!

●「神話と地球物理学」(青空文庫より)

▼寅彦が今さら「神話」?(゜_。)?(。_゜)?
 と思ったら、そのわけは最初からくわしく語ってくれていた。
 

 われわれのように地球物理学関係の研究に従事しているものが国々の神話などを読む場合に一番気のつくことは、それらの説話の中にその国々の気候風土の特徴が濃厚に印銘されており浸潤していることである。

 それで、わが国の神話伝説中にも、そういう目で見ると、いかにも日本の国土にふさわしいような自然現象が記述的あるいは象徴的に至るところにちりばめられているのを発見する。

 「ただし」まできっちり語ってくれていた。

 誤解を防ぐために一言しておかなければならないことは、ここで自分の言おうとしていることは以上の神話が全部地球物理学的現象を人格化した記述であるという意味では決してない。神々の間に起こったいろいろな事件や葛藤(かっとう)の描写に最もふさわしいものとしてこれらの自然現象の種々相が採用されたものと解釈するほうが穏当であろうと思われるのである。


▼寅彦のほんとうにすごいところは、ここまでにとどまっていなかったところだ。

出雲風土記(いずもふどき)には、神様が陸地の一片を綱でもそろもそろと引き寄せる話がある。ウェーゲナーの大陸移動説では大陸と大陸、また大陸と島嶼(とうしょ)との距離は恒同(こうどう)でなく長い年月の間にはかなり変化するものと考えられる。それで、この国曳(くにび)きの神話でも、単に無稽(むけい)な神仙譚(しんせんだん)ばかりではなくて、何かしらその中に或ある事実の胚芽(はいが)を含んでいるかもしれないという想像を起こさせるのである。あるいはまた、二つの島の中間の海が漸次に浅くなって交通が容易になったというような事実があって、それがこういう神話と関連していないとも限らないのである。

なんとするどい!!
「ウェゲナーの大陸移動説」まで登場するのである。
 寅彦がこの文章を発表したのは、1933年である。ウェゲナーが最初に「大陸移動説」を発表したのは、1912年1月である。
 日本でいちはやくこれに注目したのも寅彦だった。

 最後のコトバも示唆的であった。

 きのうの出来事に関する新聞記事がほとんどうそばかりである場合もある。しかし数千年前からの言い伝えの中に貴重な真実が含まれている場合もあるであろう。

 そう言えば、我らが地域にも『播磨国風土記』があった!!
 『播磨国風土記』は、播磨の「動く大地の物語」をどのように語ってくれているのだろう!?
 また、ひとつ寅彦からの宿題がふえた。

 今回でオンライン「寅の日」10年目の歩みはおわりです。
 一年間つきあってくださったみなさんありがとうございます。
 11年目もよろしくお願いします。 <(_ _)>

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