57号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!! (2022/02/21)#コウガイビル #飢餓と再生 #教材化
▼生きている!!
最初は「の」字にかたまっていたが、やがてイチョウの葉のような頭(コウガイ)をヒラヒラさせながらのびてきた!!
前回の観察から1ヶ月!!
少々の水といっしょにこのナイロン袋に入ってから3ヶ月!!
まちがいない!!
57号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた。
▼もう10年以上同じ「ふしぎ!?」を飽きもせずに追いかけていた。
コウガイビルに出会うまで
動物の不思議の謎解きは、「食べる」できまりだと思ってきた。
何を食べているのだろう!?
そのためには!?
と考えていけばたいていの謎解きはできると思っていた。
エサなしで生きのびるなんて ?(゜_。)?(。_゜)?
▼この謎解きのキーワードは「再生」だった!!
「再生」!?
あの名著『切っても切ってもプラナリア』(阿形清和 文 土橋とし子 絵 岩波書店)が教えてくれていた。
「エサを食べなくても再生できるのか?」(同書p37から)に答えがあった。
このことは、何を意味しているかというと、プラナリアはエサがなくてちぢんでいくときも、エサを食べて大きくなっていくときも、いつも体の<つくり直し>をしているということだ。(同書P38)
ちなみにコウガイビル=陸棲プラナリア
再生とは<つくり直す>こと。
57号コウガイビルは、3ヶ月閒ずっと再生を繰り返したのだ。
▼さらにコウガイビルは教えてくれていた。
●「生きている」とは、再生=<つくり直し>を繰り返すこと!!
●再生をやめるとき生きものは死に向かう!!
さて、57号コウガイビルは、どこまで再生を繰り返すだろう!?
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