「静電気」を科学する(2) #静電気 #エレキテル #平賀源内 #復元実験 #大人の科学
▼「静電気」でずっとこだわりつづけてきたひとつのモノがある!!
平賀源内の「エレキテル」である。
ことのはじまりは今から40年ばかり前に次の一文に出会ったことにある。
源内のつくったエレキテルは、いま東京の逓信博物館と香川県志度町の平賀家に残っている。 逓信博物館のものは、…(中略) 構造は簡単はかんたんであるから、すこしこんきのよい小学生ならば、つくれそうである。 … (『磁石と電気の発明発見物語』(板倉聖宣編 国土社)P68より)
▼当時からなんでも無手勝流で通していた私は、この挑発的(!?)一文にのってしまったのである。
ナラバとさっそく逓信博物館に電話と手紙で連絡をとったのである。
「エレキテルの復元実験を子どもたちと一緒にやりたいので資料が欲しい」と。
この唐突で失礼な依頼に逓信博物館は実に丁寧に対応してくださった。
貴重な資料をたくさん送ってくださったのだ。
私は、さっそく科学クラブの生徒たち一緒ににその資料を参考にしながら、「らしきもの」ものをつくった。
その精度はどの程度のものであったか、今はもう記憶がない。
ただこのときの逓信博物館の対応にいたく感動した!!深謝
▼それ以来、いつかは逓信博物館にこのときのお礼とホンモノをこの眼で確かめたいと思っていた。
いつか東京に出たときついでにと思っているあいだに30年の年月がたってしまった。(何度も機会があっただろうに)。
2013/04/14ついに、その「いつか」はやってきた。
逓信博物館は名前が変わって逓信総合博物館となっていた。
ついにそのホンモノを見た。復元された「エレキテル」も体験させてもらうことができた!!
▼その後も「エレキテル」に関する情報にふれることがあった。
特に自分でつくってみる体験は感動ものだった。
やっと火花が飛んだときは \(^O^)/
(つづく)
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