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「静電気」を科学する(7) #阿蘭陀始制エレキテル究理原 #静電気の歴史 #ギルバート #ライデン瓶 #フランクリン

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▼私の「エレキテルばっかり病」はまだつづいていた。
 あいかわらずこだわっていたのは
 曇斎先生の『阿蘭陀始制エレキテル』だった。
 数々の「エレキテル」実験を楽しませてもらっていた。
 今、下巻の後ろから2つ目の実験に着目してみた。

○ 百尺の鐵串にて火を取る圖説

 なんとここの解説には「フランキリン」(フランクリン)の名前も登場するのである。
 いったい曇斎先生はどこまで!?

▼無知であるが故の無謀なるポンコツの野望を抱きつつあった。
 電気学事始めに「静電気」を!!  これを具現化するような「エレキテル」物語をつくってみたい。
 まずは「静電気」の歴史だ!!
 前回にはフランクリンからファラデーまでの歴史を概観していた。

▼今回はもっと大元からたどってみたい。
 ひとつの区切りとしてはやはりギルバートだろう。
 ギルバートからフランクリンまでのやく150年を概観してみよう。
 (今回も『磁石と電気の発明発見物語』(板倉聖宣編 国土社)の年表を参考に)

●1600年(慶長5) ギルバート『磁石』を出版して、地球が大きな磁石であることを証明した。また琥珀だけでなく、すべてのものは、こすると軽いものをひきつけることを発見した。
●1663年(寛文3)ころ ゲーリケ 大きな硫黄球を手で摩擦する起電機を発明し、電気火花をとばす実験などをやった。
●1679年(延宝7) ハワード 雷によって羅針盤がくるうことを報告した。
●1705年(宝永2) ホークスピー はじめて検電器をつくる。
●1729年(享保14) グレー 導体・絶縁体の発見。
●1733年(享保18) デュ・フェイ 電気に二種類あることを発見した。
●1745年(延享2) クライスト ガラスびんに釘をいれたものが電気をたくわえていることを発見。
●1746年(延享3) ミュッセンブルック クライストとは別に、電気をたくわえる瓶を発明、この発見はオランダのライデン市でおこなわれたので、ライデン瓶とよばれるようになった。
●1747年(延享4) フランクリン ものを摩擦するとプラスとマイナスの電気にわかれることを実験でたしかめた。
●1748年(寛延1) ロトスン 3710メートルのはりがねに電気が伝わる速さを実験して、一瞬のあいだに電気が伝わることを確かめた。
●1750年(寛延3) ズルツァー 鉛と銀の板で舌の先をはさむと、しびれるような味がすることをみつける。
●1752年(宝暦2) フランクリン  雷のある日に凧をあげて、雷の電気を取り出す実験に成功し、避雷針を発明した。

 

▼こうして時系列にならべてみるととてもよくわかる。

 「静電気」の歴史は実に面白いのだ!!

 この試行錯誤の歴史の「事実」を知るだけでも、「静電気」の科学はうんと
身近なものになるのだ。
 曇斎先生の「エレキテル」各種実験の面白さや意味もよくわかってくるというものだった。
 
(つづく)

 

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