2021年・ヒガンバナの「種子」の完全回収をはじめた!!(7) #自然結実 #ヒガンバナの種子 #日本ヒガンバナ学会
▼2021年に回収したヒガンバナの「種子」 823個!!
圧倒されると同時に、このあとの処理に少々あぐねていた。
2019年に回収した530個の場合のように、広げるスペースはなかった。
とりあえず、花茎採集場所ごとに、トレーに分けて数を数えてみることにした。
▼まず「自然結実」ヒガンバナ群生地【安富】である。
【安富】
・いちばん最初に発見した群生地
・ここだけでも、高く積まれた「種子」は圧巻である。
・何度も数えなおす個数であった。
【安富】 = 208個 !!
続いて群生地【夢前】である。
【夢前】
・こちらは2019年にくらべる少なかった。
・とは言っても、けっこう多数になった。
・花茎採集場所がかなりかぎられていた。
【夢前】 = 55個 !!
▼なんと言っても、今年最も注目したいのは【福崎】である。
【福崎】
・花茎の半分は刈り取られていたにもかかわらず、多数の「自然結実」花茎があった。
・「自然結実」はきわめてアタリマエ!!だった。
・二日にわたって花茎採集をした。
・一目瞭然、他の場所を圧倒する個数であった。
【福崎】 = 419個 !!
▼三つの群生地以外を【その他】とした。
その内訳は
【福崎B】 … 45個
【福崎S(散策)】… 46個
【福崎F(踏切)】… 6個
【福崎M(道端)】… 20個
【福崎N(庭)】 … 8個 (大賀ハス観察池そば3個を含む)
【香寺】 … 16個
【その他】合計 = 141個 !!
<2021年の総合計>
【安富】208個+【夢前】55個+【福崎】419個+【その他】141個 = 823個 !!
<2021年の特徴>
・圧倒的な個数が教えてくれるように「自然結実」はアタリマエだった!!
・群生地以外にもいたるところのヒガンバナが「自然結実」していた。
・私が観察しただけでなく、他の場所でも大量の「種子」採集の報告があった!!
・日本のヒガンバナに何かが起こっている!! これはまちがいのない「事実」デアル!!
・823個の「種子」を使った実生実験をどのように展開するか? しばし検討してみたい。
2021年の「種子」回収についてはいったんここまでとする。
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