「コウガイビルのミイラ!?」を見た!! #コウガイビル #コウガイビルのミイラ
▼コウガイビルのミイラ!?
私にはそれがコウガイビルの姿に見えてしかたなかった。
気がついたのは、一昨日の「子規庵の糸瓜」の蔓の後片付けをしているときだった。
そこのコンクリートの壁は、このひと夏、糸瓜の蔓で覆われていた場所だった。
あの特徴的な逆三角形のイチョウの葉のような頭(コウガイ)!!
やっぱりコウガイビルだ!!
壁にへばりつき干からびてしまったコウガイビル!!
言わば「コウガイビルのミイラ!?」!!
そんなものがあるのか私は知らなかった。
▼それがコウガイビルだと思う理由がもうひとつあった。
その場所は、はじめてコウガイビルの卵をみつけた場所でもあったのである。
●コウガイビルの赤ちゃんをはじめて見た!!(2019/05/10) #コウガイビル
そのコンクリートの壁の下で、はじめてコウガイビルの卵をみつけたのである。
今年も卵からコウガイビルの赤ちゃんが生まれ、壁をよじ登っているとき灼熱の太陽で干からびミイラ化してしまった。
そんなストリーを勝手につくってしまった。
「コウガイビルのミイラ!?」はなんと5体も見られたのだ!!
▼でもやっぱり「ふしぎ!?」だ。
私はこれまで、57匹のコウガイビルに出会ってきた。
そのコウガイビルたちの最期は、ダーウィンが「記録」していてくれた通りだった。
プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」チャールズ・ダーウィン著(岩波文庫)P54より)
「体は全体に柔らかくなり、液化する」その変化ははやかった!!
数時間から半日で「溶けて」、「消えた」!!
まったく「存在」しなかったように。
もちろん それは水の入ったナイロン袋のなかでの変化であったが。
そう言えば、5体のなかには「液化」の痕跡を残すものもみられた。
▼それでもやっぱり「ふしぎ!?」だ!!
この「ふしぎ!?」のかたまりのような生きもの=コウガイビルにはじめて出会ったのは、2008.11.14である。
それからまもなく13年である。
この「ふしぎ!?」の追跡の全「記録」を残していた。
ここにまたひとつ「コウガイビルのミイラ!?」の「ふしぎ!?」が加わった!!
「ミイラ!?」かもが消えてしまわないうちに Webミニテキスト『コウガイビル』にとりかかりたいものだ。
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