ジョロウグモたちも冬仕度か!? #ジョロウグモ #クモの産卵 #耐寒性 #クモ学
▼あれ!?お腹がへこんでいる!!いつのまに?
昨日は朝から北風が冷たかった。
先日まで、大きなお腹をしていた彼女が、お腹がへこませて戻って来ていた!!
きっと産卵をすませたのだろう。
どこに産卵したのだろう!? 「卵のう」はどこにあるのだろう!?
かなり時間をかけたがまだみつからない。
▼古びた柿の木にネットをはっている4匹のジョロウグモに焦点をあて、継続観察をしようと決めたのは10月はじめだった。
4匹のうち、いちばん大きなネットをつくっていた彼女の姿は今はもうない。
巨大なネットだけが残っていた。
これを誰か別のジョロウグモが使うことはないのだろうか?
3匹がまだ残っていた。
お腹がへこんだ先の彼女以外にあと二匹だ。二匹ともお腹は大きかった
彼女たちが姿は消すのはいつだろう!?
注意しながら観察をつづけたい。
▼シロウト「クモ学」で、今までの観察からそうだろうと思っていることがいくつかあった。
(1)ジョロウグモは複数回産卵する!!
(2)産卵後も産卵前と同じネットを使用する!!
これらは正しいだろうか。
さらにわかってくることはないだろうか。
▼温帯にすむ<変温動物>であるクモたちにとって冬の寒さは大敵である。
クモや昆虫の体の中で起こることも化学変化である以上は、「Q10の法則」(=温度が10℃下がれば反応速度は半分以下になる。)に従わざるを得ない。
ではジョロウグモの産卵のタイムリミットはいつだろう。
どこまでの耐寒性をもっているのだろう。
ジョロウグモたちがここから姿を消してしまうのはいつだろう!?
それまでになんとか「卵のう」をみつけたいものだ。
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