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ジョロウグモたちも冬仕度か!? #ジョロウグモ #クモの産卵 #耐寒性 #クモ学

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あれ!?お腹がへこんでいる!!いつのまに?

 昨日は朝から北風が冷たかった。
 先日まで、大きなお腹をしていた彼女が、お腹がへこませて戻って来ていた!!
 きっと産卵をすませたのだろう。
 どこに産卵したのだろう!? 「卵のう」はどこにあるのだろう!?
 かなり時間をかけたがまだみつからない。

古びた柿の木にネットをはっている4匹のジョロウグモに焦点をあて、継続観察をしようと決めたのは10月はじめだった。
 4匹のうち、いちばん大きなネットをつくっていた彼女の姿は今はもうない。
 巨大なネットだけが残っていた。
 これを誰か別のジョロウグモが使うことはないのだろうか?

 3匹がまだ残っていた。
 お腹がへこんだ先の彼女以外にあと二匹だ。二匹ともお腹は大きかった
 彼女たちが姿は消すのはいつだろう!?
 注意しながら観察をつづけたい。

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シロウト「クモ学」で、今までの観察からそうだろうと思っていることがいくつかあった。

(1)ジョロウグモは複数回産卵する!!

(2)産卵後も産卵前と同じネットを使用する!!

 これらは正しいだろうか。
 さらにわかってくることはないだろうか。

▼温帯にすむ<変温動物>であるクモたちにとって冬の寒さは大敵である。
 クモや昆虫の体の中で起こることも化学変化である以上は、「Q10の法則」(=温度が10℃下がれば反応速度は半分以下になる。)に従わざるを得ない。
 ではジョロウグモの産卵のタイムリミットはいつだろう。

 どこまでの耐寒性をもっているのだろう。
 ジョロウグモたちがここから姿を消してしまうのはいつだろう!?
 それまでになんとか「卵のう」をみつけたいものだ。

 

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