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本日(2021/10/09)、第297回オンライン「寅の日」!! #物質群として見た動物群 #traday #寺田寅彦

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▼子規庵の糸瓜にはまだまだ雄花が咲いていた。
 昨日の朝、その雄花を見ていると、たくさんの蟻が群がってきていた。
 最初に花が咲き始めたころから、ずっとこの蟻のことが気になっていた!!
 花粉を運ぶのにひと役かっているのでもなさそうだ。
 蜜だけを横取りしているのだろうか!?
 ネットで調べてみたら、どうもそれだけではなさそうだ。蟻たちが害虫を追い払うということもあるという!!

 蟻たちは糸瓜をパトロールしてくれているんだ!!

 アリガタイ!!少し蟻たちの見方が変わってきた!!
 そう言えば、寅彦にも蟻について書いた随筆があったような。

 よく見ると、なんだか、つぼみらしいものが少し見えるようである。  コスモスの高さは蟻の身長の数百倍である。  人間に対する数千尺に当たるわけである。  どうして蟻がこの高い高い茎の頂上につぼみのできたことをかぎつけるかが不思議である。 (大正十年十一月、渋柿) (『柿の種』寺田寅彦 青空文庫より
 

▼本日(2021/10/09)は、第297回オンライン「寅の日」である。
 10月のテーマは

【10月テーマ】「寅彦と自然の見方」

 である。その第一弾として「物質群として見た動物群」を読む。


◆本日(2021/10/09)、第297回オンライン「寅の日」!!

●「物質群として見た動物群」(青空文庫より)


▼ここに書かれていることは、これが書かれた当時1933(昭和8)年、つまり88年前よりはるかに今日の方が多くの人がスンナリと納得するところだろう。
 ビッグデータでものごとを見ることは日常茶飯事なのだから。

 文脈を追ってみよう。

いわゆる「大数」の要素の集団で個々の個性は「充分複雑に」多種多様であって、いわゆる「偶然」の条件が成立するからである。
これも「人間のことに物理的方法に適用しない」という通有の誤解のために、あまり一般には了解されないようである。これも遺憾なことと思われる。こういう試みは、もっともっといろいろの方面に追求されるべきはずのものである。

▼寅彦の本意は、文章の最後に現れる!!
 今回もそれは言えそうだ。

ただ遼遠(りょうえん)な前途への第一歩を踏み出そうとする努力の現われに過ぎないのである。しかしこの意図はほとんど常に誤解されがちである。「生物の事は物理ではわからぬ」という経典的信条のために、こういう研究がいつもいつも異端視されやすいのは誠に遺憾なことである。
科学の進歩を妨げるものは素人(しろうと)の無理解ではなくて、いつでも科学者自身の科学そのものの使命と本質とに対する認識の不足である。深くかんがみなければならない次第である。

それから88年!!
「科学」は今 !? それが知りたい!!


 寅彦はいつ読んでも 最も今日的である!!


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