Webテキスト『ヒガンバナ』のこれから!! #ヒガンバナ #Webテキスト #日本ヒガンバナ学会
▼あれっ!? 葉がない!!
そんなこと思ったことないですか?
秋のお彼岸が近づいて来ると、田んぼのあぜ、川の土手、野原などに真っ赤に燃え立つ「松明の行列」をつくる花!!
ヒガンバナ!!
曼珠沙華!!
数日前までなにも見かけなかったところに、いきなり花茎がスルスルと伸びて真っ赤なみごとな花を咲かせる。
花のみごとさに気をとられて、この「ふしぎ!?」を見逃してしまいそうだ。
花は咲くけれど葉がみられない!?
ほんとうに葉はないのだろうか!?
これがヒガンバナ第一の「ふしぎ!?」だった。
▼身近に咲く花でありながら、たくさんの「ふしぎ!?」をもつ植物「ヒガンバナ」!!
そんなヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけ始めてずいぶんの歳月が過ぎていた。
十年ほど前、「これまで」のことをまとめてみた。
●『人の暮らしに密着するヒガンバナ』 楠田 純一
(会報「自然保護」2011年3・4月号/発行:日本自然保護協会)
▼その後、この「ヒガンバナ」について話をする機会を与えられた。
しかし、お話だけで、この「ふしぎ!?」を人に伝えることは難しいと思った。
そこで、ひとつの試みとして、Webの世界でWebテキスト『ヒガンバナ』をつくってみることにした。
●Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01解説版)
これで、ヒガンバナの「ふしぎ!?」をできるだけ多くの人と一緒に追いかけてみたいと思ったのだ。
▼アリガタイことにビガンバナの「ふしぎ!?」に関する情報がたくさん入るようになってきた。
あんなみごとな花をいっぱい咲かせるのに「種子」をつくらない!?
ほんとうかな!?
これが、ヒガンバナ第二の「ふしぎ!?」だった。
Webテキスト『ヒガンバナ』をつくった同じ年の11月13日!!
私はついに、「自然結実」ヒガンバナ群生地を「発見」する。
その後、複数箇所で群生地をみつけ、「自然結実」ヒガンバナの「種子」を使った実生実験に挑戦してきた。
その後を次のように報告していた。
またその後、2019年には530個ものヒガンバナの「種子」を手に入れ、実生実験方法の更新もおこなった。
まだまだ私のヒガンバナの「ふしぎ!?」研究はつづく!!
Webテキスト『ヒガンバナ』の更新も!!
と考えている。
あえてここは
(つづく)と。
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