2021年10月のオンライン「寅の日」は #寅彦と自然の見方 #traday #寺田寅彦
▼『窮理』(窮理舎発行)という雑誌がある。
帯から引用させてもらうとこうだ!!
本誌は、物理系の科学者が中心になって書いた随筆や評論、歴史譚などを集めた、読み物を主とした雑誌です。科学の視点に立ちながらも、社会や文明、自然、芸術、人生、思想、哲学など、幅広い事柄について自由に語る場を、広く読書家の方々と共有していきたいと考えております。
なかなか興味深いが、正直言ってポンコツ頭の私には歯が立たぬところもある。
しかし、とてもうれしいことがある!!
この雑誌には、毎号「寺田寅彦」の名前が繰り返し登場するのである。
寅彦ファンには必読の雑誌とも言える。
例えば、今、発行中の『窮理19号』はこうだ!!電子媒体で読めるのもうれしい!!
▼2021年10月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期である。
『窮理』のなかでもしばしばとりあげられているが、寅彦の「自然の見方」は独特であり、面白い!!
今日なお新鮮であり、示唆的でもある。
あらためて、その寅彦の「自然の見方」から学ぼうということで10月テーマは次のようにする。
【10月テーマ】「寅彦の自然の見方」
10月は2回ある。
■2021年10月オンライン「寅の日」!!
◆第297回オンライン「寅の日」 …10/09(土)
◆第298回オンライン「寅の日」 …10/21(木)
▼さて、具体的にどの随筆を読むか!?
迷ってしまう。
「自然の見方」というテーマでは、どれもがあてはまる気がしてくるのだった。
とりあえずは、2つを選んだ。
もし、このテーマで続投の必要を感じたら、11月も同じでいきたい。
選んだ2つは、「物質群として見た動物群」 と 「自然界の縞模様」デアル。
■2021年10月オンライン「寅の日」!!
◆第297回オンライン「寅の日」 …10/09(土)「物質群として見た動物群」(青空文庫より)
◆第298回オンライン「寅の日」 …10/21(木)「自然界の縞模様」(青空文庫より)
▼なんでもゆっくりな私は、特にこのごろ文章を読むのが遅くなった。
遅いだけでなく、理解するのにも時間がかかった。しかし、いいこともあった!!
一回読んだだけでは理解できないから読んだ文章を「反芻作業」をして楽しむのだ。
これが実に面白い!!
ほんとうに面白い文章というのは、「反芻作業」を繰り返せば繰り返すほど味が出てくるのである!!
寅彦の随筆はまさにそれだ!!今回はどんな味が!?
『窮理19号』<巻頭言>「雨が降る理由」(木村龍治)もまたそれであった!!
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