煮干しの解剖!!(4) #心臓 #胴体 #消化管 #肝臓 #煮干しの解剖教室
▼『煮干しの解剖教室』(小林眞理子著 仮説社 2010.7.22)をテキストとして、「解剖」をすすめている。
昨日とてもうれしいことがあった。
この本の著者である小林眞理子先生からblogに直接コメントをいただいのである。アリガタイ\(^O^)/
昨日の報告の最後に
「これが心臓かな ?(゜_。)?(。_゜)?」という画像をあげた。
小林先生によれば、「かたまり」は
「心臓ではなく、食道の入り口部分です。真っ黒い部分が食道の入り口、左側が鰓の奥の部分」だそうだ。
さらには、こうコメントくださった。
「きっと、胴体部分も探してくださると思うので、見つかると思います。」と。
あった!!
やっぱりコレだろうか!?
▼話を先に進めよう。
【胴体を2つに分ける】
・いよいよ「解剖」本番である。
・「背開き」にする。ここでもあくまで手作業!!これがスバラシイ!!
・ゆっくり ゆっくり そろりと!!
【胴体】
・肝臓
・心臓
・胃
・腸
・背骨
・卵巣 or 精巣
・開けてビックリ!!黒いかたまりがゴチャゴチャとあってなにがなにやら ?(゜_。)?(。_゜)?
・こんなときは「ヘタな鉄砲方式」だ!! できるだけたくさん開いて見くらべてみた。
・共通する部分の確認からはじめた。
▼次に行こう。
【消化管】
・「解剖」学習のメインイベントかもしれない。
・「人間は考えるちくわである!!」 カタクチイワシも然り!!
・これを明確に確認できないのが、この「解剖」の唯一の弱点かも知れない。
● 胃
・「食道から胃へ」これがなかなか難しい!?
・「黒いかたまり」を恐る恐るバラバラにしてみる。
・なかから少し茶色をした「胃らしき」ものを発見!!
・時計皿のなかで水にしたし、しばらくしてそれをくだいた。
・ダメモトで、顕微鏡を覗いてみた!!(×100)
・プランクトンの「かけら」と見るのは、思い込みがすぎるだろうか!?
● 腸
・これまた単独でとりだすのは至難の業である。
・だからその場所での写真撮影だけにした。ほんとうはどこなんだろう!?ちょっと不安。
▼最後は「肝臓」だ。
● 肝臓
・あの「黒いかたまり」のなかにあるのだろか!?
・これまた自信がないが、それだけの画像を撮ってみる。
・このテカテカ感がなんとなく「肝臓」!?
・人間の「肝臓」のはたらきとして、有害なアンモニアを尿素にかえるという重要なはたらきがある。
カタクチイワシの場合は、水によくとけるアンモニアは、そのまま体外に出せばよい!!
魚たちは水洗トイレのなかで暮らしいるようなものだ!!(失礼<(_ _)>)
(つづく)
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