煮干しの解剖!!(2) #片口 #ひれ #うろこ #煮干しの解剖教室
▼『煮干しの解剖教室』(小林眞理子著 仮説社 2010.7.22)をテキストとして、解剖の手順もこれに従ってやることにした。
最初に解剖皿のかわりに、A4の白い用紙を敷く。
これはなかなかのアイデアだ。作業しているあいだにどこからかポロリと「かけら」が落ちてしまうということもありそうだから。
前著のタイトルもとても気に入ったので引用させてもらうことにした。
【煮干しをまるごと見てみよう】
ここからはじまっていた。今回の「煮干しの解剖」は、これまでの「解剖」とちよっとちがった特徴があった。
もう生きてはいなかった!!
ダカラ
「在りし日」(生きているとき)の姿を想像するところからはじめる!!
・動物の謎解きは「食べる!!」から
・見る→目玉
・食べる→口 (片口)
・どこで暮らしているの!? 海→泳ぐ ひれ(胸びれ 腹びれ 背びれ 尻びれ 尾びれ)
・背が黒いのはどうして!?
・呼吸は!? えらぶた
ひとつずつ見ていくうちに、
「ほんとうにうまいことなっとうな!!」と感心してしまう。
▼さあ次だ。
【煮干しの「目からウロコ」】
なかなか面白いタイトルだ!!
・今度は上から見てみる。
・草食動物の「広い視野」を連想してしまう。
・確かに「鼻」のようなものが!!
▼次にこだわってしまったのが「ウロコ」だった。
ウロコの縞模様をどうしても確認してみたくなった。
ほとんどのウロコははがれてしまっているのだろうか?
いろんなところの「皮」を観察してみるがよくわからない。
うすく剥がすのがむつかしく、かたまりのまま顕微鏡でのぞいてみた!!
「縞模様」らしきものが見えるが、これだろうか!?
「縞模様」は何を教えてくれるのだろう!? もっと知りたくなってきた!!
▼少しスピードアップをしよう。
【煮干しを2つに分ける】
【さらに頭を2つに分ける】
と作業をつづけた!!
この「煮干しの解剖」の私がいちばん気に入っているのがここだ!!
「解剖」の作業はすべて素手をつかっての作業だ!!
ダカラ 誰でも 今すぐできる!!
(つづく)
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