「いろいろな生物とその共通点」を学ぶ(6) #ひげ根 #主根側根 #葉脈 #スバヤ型 #ジックリ型 #単子葉類 #双子葉類
▼先日、台風9号の接近で久しぶりにまとまった雨がふった。
庭先の雑草がよく伸びてきていた。
今がチャンスと「草引き」をした。ただ「草引き」をするのも面白くない。
引っこ抜いた草の根を<予想>しながらやってみた。
これがなかなか面白かった!!
▼根には大まかに言って2つのタイプがあった。
●ひげ根 型
●主根・側根 型
である。<予想>するには、その根拠になる事実が必要である。
この場合、葉脈がヒントになると思っていた。
●ひげ根 型 = 平行脈
●主根・側根 型 = 網状脈
<予想>はだいたいはあたっていたが、少し判断のつきかねるものあった。
▼さらにかつての私の文脈で、2つのタイプを追いかけてみた。
キーワードは「スバヤ型」と「ジックリ型」!!
●ひげ根 型 = 平行脈 = 単子葉類 → 「スバヤ型」
●主根・側根 型 = 網状脈 = 双子葉類 → 「ジックリ型」
この呼び方がとっても気に入っていた。
限られた少ない水をすばやく吸い上げる 「スバヤ型」!!
じっくりたっぷり水を吸い上げる 「ジックリ型」!!
雑草は「スバヤ型」が多かった。高くなれるのは「ジックリ型」 木型。
▼さらには、見えない茎の断面についても<予想>は及んだ。
●単子葉類=スバヤ型
・根(ひげ根型)-維管束(バラバラ、多数)-葉(平行脈)ー子葉(一枚)
●双子葉類=ジックリ型
・根(主根-側根型)-維管束(輪のように行儀よく並ぶ)-葉(網状脈)ー子葉(二枚)
ルールには例外もかならずある。
その例外どうしてだろう!?
しかし、ルールを使って見えない世界を<予想>するのは楽しいものだ。
<予想>を確かめるのもまた楽しい!!
「草引き」の科学もまた楽し!!
今朝も雨が降っていたぞ!!
やんでいたら
「草引き」のチャンスかも!?
(つづく)
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