« 2021年・「夏の創造」はどこまで!?(2) #教材論 #現代理科教材発展史 #断捨離 #雲見の旅 | トップページ | 「クモ学」は、やっぱり面白い!! #クモ学 #コガネグモ #コガタコガネグモ #ナガコガネグモ »

「いろいろな生物とその共通点」を学ぶ(6) #ひげ根 #主根側根 #葉脈 #スバヤ型 #ジックリ型 #単子葉類 #双子葉類

Dscn9884

▼先日、台風9号の接近で久しぶりにまとまった雨がふった。
 庭先の雑草がよく伸びてきていた。
 今がチャンスと「草引き」をした。ただ「草引き」をするのも面白くない。
 引っこ抜いた草の根を<予想>しながらやってみた。
 これがなかなか面白かった!!

▼根には大まかに言って2つのタイプがあった。

●ひげ根  型
●主根・側根 型

である。<予想>するには、その根拠になる事実が必要である。
この場合、葉脈がヒントになると思っていた。

●ひげ根  型 = 平行脈
●主根・側根 型 = 網状脈

<予想>はだいたいはあたっていたが、少し判断のつきかねるものあった。

▼さらにかつての私の文脈で、2つのタイプを追いかけてみた。
 キーワードは「スバヤ型」と「ジックリ型」!!

●ひげ根  型 = 平行脈 = 単子葉類 → 「スバヤ型」
●主根・側根 型 = 網状脈 = 双子葉類 → 「ジックリ型」

 この呼び方がとっても気に入っていた。
 限られた少ない水をすばやく吸い上げる 「スバヤ型」!!
 じっくりたっぷり水を吸い上げる 「ジックリ型」!!
 雑草は「スバヤ型」が多かった。高くなれるのは「ジックリ型」 木型。
 
▼さらには、見えない茎の断面についても<予想>は及んだ。

●単子葉類=スバヤ型
・根(ひげ根型)-維管束(バラバラ、多数)-葉(平行脈)ー子葉(一枚)

●双子葉類=ジックリ型
・根(主根-側根型)-維管束(輪のように行儀よく並ぶ)-葉(網状脈)ー子葉(二枚)

 ルールには例外もかならずある。
 その例外どうしてだろう!?
 しかし、ルールを使って見えない世界を<予想>するのは楽しいものだ。
 <予想>を確かめるのもまた楽しい!!

 「草引き」の科学もまた楽し!!

 今朝も雨が降っていたぞ!!
 やんでいたら
 「草引き」のチャンスかも!?
  
(つづく)

|

« 2021年・「夏の創造」はどこまで!?(2) #教材論 #現代理科教材発展史 #断捨離 #雲見の旅 | トップページ | 「クモ学」は、やっぱり面白い!! #クモ学 #コガネグモ #コガタコガネグモ #ナガコガネグモ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2021年・「夏の創造」はどこまで!?(2) #教材論 #現代理科教材発展史 #断捨離 #雲見の旅 | トップページ | 「クモ学」は、やっぱり面白い!! #クモ学 #コガネグモ #コガタコガネグモ #ナガコガネグモ »