「いろいろな生物とその共通点」を学ぶ(7) #シダ植物 #ベニシダ #ノキシノブ #胞子のう #胞子 #粗製乱造
▼雨が降り続いていた!!
いつも朝の散策ででかける竹やぶのすそにシダ植物たちがいた。
竹が覆うようになっているので直接雨はかかっていなかったが、それでも濡れていた。
ベニシダとノキシノブだ!!
葉のウラをみると、あのブツブツがいっぱいついていた。(゜o゜)ゲッ!!
胞子のうだ!!
▼ベニシダの葉一枚とノキシノブいくらかを家に持ち帰り、ゆっくり観察してみた。
それにしても、膨大な量の胞子のうだ。
同じようなシダ植物でも胞子のうのつきかたが少し違うようである。
胞子のうのつき方から見て、ベニシダと判断したが自信はなかった!!
最初はイヌワラビと思っていたのだが…!?
▼さて、この時期にはどうなんだろう?
と思いながらも、顕微鏡で観察してみることにした。
セロテープをちょこっとだけ胞子のうにつけるだけの簡易な方法でプレパラートをつくった。
倍率は100倍で見た。
【ベニシダ】
生徒たちがきまってキモイ!!と叫んだ「あれ」が見えた!!
ミミズのような「胞子のう」が見えた。
もうほとんどがはじけてしまったあとのようだ。
「胞子」らしいものがあまりみられなかった。
思っていたほど紅くはなかった。
ベニシダとちがうのかな不安になる!?
【ノキシノブ】
こちらの方もはじけてしまったものがほとんどのようだ!!
それでも「胞子」らしいものが見られた。
なんとそれらは緑色をしていた!!
そのアタリマエにいたく感動するのだった。
▼「胞子のう」がはじけて飛び出してくる「胞子」の数はどのくらいあるのだろう。
ブツブツひとつにはどれほどの「胞子のう」があるのだろう。
ナラバ
一枚の葉から飛び出してくる「胞子」はいくらほどになるのだろう!?
想像するだけでも圧倒される数だ!!
まさに粗製乱造だ!!
「種子」と「胞子」どこがちがうのだろう。
「種子」: 赤ちゃんが「おべとう」を持たされている。休眠ができる。
「胞子」:着地したところですぐさま自前で生きていかなければならない。そのために緑色している!!
「胞子」は数で勝負だ!!
でもシダ植物は恐竜時代から今も生き残っている!!
シダ植物もやっぱり凄い!!
(つづく)
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