ダイコン・ゴボウの「側根」を見た!! #ダイコンの根 #ゴボウの根 #維管束 #道管
▼「側根」ばっかり病!!
それが、今私が発症している病の名前だった!!
これまでの文脈を繰り返そう。「草引きの科学」から、次のようにまとめた。
●単子葉類=スバヤ型
・根(ひげ根型)-維管束(バラバラ、多数)-葉(平行脈)ー子葉(一枚)
●双子葉類=ジックリ型
・根(主根-側根型)-維管束(輪のように行儀よく並ぶ)-葉(網状脈)ー子葉(二枚)
そこから発展して、次なるアタリマエに教えてもらい気づいた。
双子葉類の「側根」は、維管束の道管とツナガッテイルはずだから、列をつくって並んでいるハズ!!
なんというアタリマエ!!ナラバと畑のニンジンで確かめた。
▼次はやっぱりダイコンで確かめてみたかった。
近くにある朝市に出かけた。地元で採れた野菜などが出荷されていた。
めざすはダイコン!!
それも、できるだけ「側根」がはっきりするもの。
あった!! 長さ40㎝ 胴回り23㎝ ずいぶんりっぱなダイコンだ。
ついでに回りを見ていると、ずいぶんりっぱなゴボウがあった。(群馬県産)
ゴボウは冷蔵庫にあったゴボウで確かめていたが、あまりにりっぱなゴボウだったもので手に入れてしまった。
長さ67㎝ 胴回り 7㎝ 二本入りだった。
▼家に持ち帰りじっくり観察してみた。
【ダイコン】 確かに「側根」の生えているところは列になっていた!!2列あった!!
【ゴボウ】 今度のゴボウの「側根」は残りすぎるほど残っていた!!確かに列になっていた。列は少しねじれていた!!
▼こんな観察をしているあいだに次なるアタリマエに気づいた!!
次なるアタリマエは、これまたアタリマエすぎるほどアタリマエのことだった!!
このダイコン・ゴボウの「側根」たちは、地下から水を汲み上げているということだ!!
ダイコン 地下 40㎝の深さから
ゴボウ 地下 67㎝の深さから
このアタリマエにいたく感動すると同時に、その「からくり」をよりくわしく知りたくなってくるのだった。
(つづく)
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