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「日本理科教育史」をプロットする!!(49) #鉄と硫黄の化合実験 #化学指導ノート #三井澄雄 #田中実

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▼「定番実験」のルーツをたどることは最高の教材研究となるだろう!!
 ・実験のねらいはどこに!?
 ・実験の留意点は!?
 今一度、自分の「記録」をみておく。

●5-1 鉄と硫黄の化合


▼私の追究はいつも無手勝流だ!!
 しかし、いつもヒントをもらいキーになる本や人に出会う。
 この場合は次の本だった。

●1977年2月 『化学指導ノート』(三井澄雄著 むぎ書房 1977.2.28)

 この本に、このときまでのすべてが書かれていた。
 次のタイトルで

[6]「鉄とイオウの化合実験」物語 (同書 P160)


▼ここにすべてがあった!!
 なかでも (1)はじめに の文章は三井先生自身の「鉄とイオウの化合実験」出会いからはじまり、なぜ「定番」になったのかがくわしく語られていてとても参考になる。少し長くなるが引用させてもらう。

[6]「鉄とイオウの化合実験」物語

(1) はじめに

 「鉄とイオウの化合実験」と私の最初の出会いは、もうかれこれ20年もまえのことになろうか。当時、東京化学サークルでは教材整理の原則を検討するとともに、その具体化の第一歩として中学1年の「水の化学」の学習プランづくりを行なっていた。その検討の中で、化合の実験として、反応の前後の物質を、生徒があいまいさなしに、感覚的にしっかりつかまえることのできるものを選びたいと考え、鉄とイオウの化合実験を使うことにしたのである。「これを使うと、単に鉄とイオウとをまぜただけの混合物の場合には各成分がルーペで見わけられたり、磁石でよりわけるこができるが、化合すると、全然べつのものに変化することが、磁石を使って、かなりうまく実験的に証明ができる。塩酸を加えて硫化水素を発生させれば、なおさら新しくできた物質の性質を強く印象づけるこができる」からである。このときが、私と「鉄とイオウの化合実験」との最初の出会いであった。


▼物語は続いていた。

(2)銕和硫黄(鉄はイオウと化合する)
 宇田川榕庵の『舎密開宗』にこの実験が出ていることを、三井先生は1973年9月の初めごろ、田中実先生から教えてもらっている。
 この頃、田中実先生は前回ふれた『舎密開宗』の現代語訳にあたられていたのである。
 このあとも、田中先生とのやりとりのなかで、この実験の歴史について語られている。
 実に興味深い!!

(3)鉄粉さがし

(4)鉄粉工場見学

も実に面白い!!

(つづく) 

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