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55号コウガイビルはエサなしで1ヶ月生きのびた!! (2021/07/23)#コウガイビル #飢餓と再生 #教材化

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▼人生で55匹目のコウガイビルに出会ったのはちょうど一ヶ月前だった。
 わずかばかりの水といっしょにナイロン袋に入れた。
 それ以来、エサはまったく与えていない。袋ごと箱に入れて冷蔵庫(農業用)に入れていた。

 一ヶ月たった昨日(2021/07/23)、恐る恐るそれを出してきた。
 「の」字をかいて固まっていた!!
 しかし、まちがいなくそこにいた!!「消える」ことなく!!
 しばらくすると、あの逆三角形の頭をヒラヒラさせながら動きはじめた!!

 生きている!!まちがいなくエサなしで一ヶ月生きのびている!!

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▼私は、「実験・観察」というにはあまりも単純で簡単な作業を十数年以上つづけていた。

◆「コウガイビル」を追う

 「飢餓と再生」についてある程度みえてきたことがある。
 陸生プラナリアであるコウガイビルは、あのプラナリアと同じくすぐれた「再生」能力をもつ。
 
 自らを「食べ」ながら、絶え間なく「再生」しつづけているのである!!

 これが、これまでの結論であり、作業仮説である。

▼それにしても暑い!!
 連日の猛暑日だ。コウガイビルは暑いのが苦手だった。
 あのダーウィンもきっちり観察していた。

私は、南半球の各地で、陸生のプラナリアを十二種以上見た。ブァン ディーメンス ランド Van Dimen's Land で得た若干の標本には、朽木を食わせて、約二ヶ月も生存をつづけさせた。一匹のプラナリアをだいたい相等しい大きさに横断すると、二週間のうちに双方とも完全な体となった。更に、片方が下面に開口を二つとも持ち、従って他の方は開口を一つも持たぬように切ってみた。施術後25日を経て、比較的完全に近かった方は、普通の標本と区別できぬまでになった。片方もその形がいちじるしく大きくなり、そして後端に近く柔らかい細胞集団のうちに透明な空間を生じ、その中には椀のような形の口の原基が明らかに認められた。しかし下面に裂口が開くには到らなかった。赤道に近づいたために、気温の上昇によって、すべての個体を殺すようなことがなかったならば、この最後の段階も構造を完成したに違いない。この実験はすでによく知られているところであるが、一方の個体の簡単な体の一端から、必須の器官がことごとく次ぎ次ぎに生ずるのを見るのは面白かった。プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」(チャールズ・ダーウィン著 島地 威雄訳 岩波文庫 P54より)

 ダーウィンも言っているように、「消えて」しまうのはまたたく間である。
 「消えて」しまわないうちに、冷蔵庫にかえしておいた。
 さあ、次の一ヶ月先も姿をみるこができるだろうか!?

▼55号コウガイビルの姿のあるうちに、第一の「宿題」にとりかかりたいものだ。

(1)Webミニテキスト『コウガイビル』試案を作成する。(教材化)
 ・コウガイビルの「ふしぎ!?」
 ・動物にとって食べるとは!?
 ・幹細胞
 ・再生
 ・コウガイビルの体
 ・コウガイビルの卵と赤ちゃん
 ・コウガイビルの生態
 ・コウガイビルの仲間
 ・コウガイビルの飼育
 
 さてさて、どこからはじめるかな!?

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