2021年・夏の「自由研究」は!?(5) #日本理科教育史 #自由研究 #学習指導要領 #1947年
▼幅5.5㎝ 高さ9.5㎝
大賀ハス「花芽」(蕾)1号は大きくふくらんできた!!
「あこがれの4日間」はまもなくはじまる!!
はじまりのサインを待っていた。
がくが少しゆるみ、花びらとのあいだに「すき間」ができる。
それがサインだった!!
▼「自由研究」の源流を追う を続けよう。
次は戦後である。
「自由研究」のコトバ・考え方はどうなっただろう。
再び『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社)の「年表」を見てみよう。
●1947年(昭和22) 3月20日 文部省、『学習指導要領・一般編(試案)』を発行。
その『学習指導要領・一般編(試案)』とはどんなものだったのだろう。
●学習指導要領 一般編‐試案‐(抄)(昭和二十二年三月二十日)
▼ここに驚くべき事実をみつけるのである。
「自由研究」のコトバが登場するのである。
(1) ここに見られる教科で、これまでと違っているのは、(中略)
3 自由研究の時間が設けられたこと。
などである。
教科「自由研究」の登場である!!
教科「自由研究」については、内容のくわしい説明までされていた。
ところが4年後の改訂ではそれは消えていた。
●学習指導要領 一般編‐試案‐(抄)(昭和二十六年七月一日)
なぜ消えたのか?その経緯についてはくわしく書かれていた。
▼教科「自由研究」が消えたあとがすごく知りたくなってくるのだった。
一方
現在一般に言われている「自由研究」=「長期休暇中の自由研究」はいつごろどのようにしてはじまったのか!?
それがぜひとも知りたい!!
「自由研究」の源流の追究はまだしばらくつづきそうだ。
「あこがれの4日間」は今朝はじまるだろうか!?
(つづく)
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