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2021年・夏の「自由研究」は!?(6) #日本理科教育史 #自由研究 #夏休みの自由研究 #1955年

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▼花托は少し黄緑色に変化し、13個の雌しべの先(柱頭と呼んでいいのかな?)は黒ずんでいた!!
 雄しべは花托から少し距離をおいていた!!

 大賀ハス「あこがれの4日間」の三日目!!
 定刻通り花びらは開いてきたが、二日目とは少し様子が違っていた。
 それでも、荷風に誘われて虫たちは少しはやってきていた。
 もう受粉は終わっているのだろうか!?
 ハスの実(種子)はできるのだろうか!?

 夕立ははげしかった!!でも三日目の花びらは散ろうとはしなかった!!

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▼「自由研究」の歴史を追う を続けよう。
 戦後登場した教科「自由研究」が消えたところまで追っていた。

 本命の「夏休みの自由研究」が、いつどのような経緯で登場したのか!?

 それが知りたかった。

●1955年(昭和30) 『理科の教育』(日本理科教育学会)7月号特集「休暇中における自由研究の指導」

 このくわしい情報はわからなかった。知りたい!!

▼別の角度から追ってみよう。
 今もつづく「コンクール」の歴史から追ってみよう。


●1960年(昭和35) シゼコン(自然科学観察コンクール OLYMPUS)はじまる!!
 
 「シゼコン」の概要説明では次のに語られていた。

「自然科学観察コンクール」(通称:シゼコン)は、全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクールです

 ということは、すでにこのとき「理科自由研究」は定着していた!?


▼もうひとつの「コンクール」を見てみよう。
 次は「日本学生科学賞」である。

1957年(昭和32) 「日本学生科学賞」スタート!!
 
 「日本学生科学賞とは」の文には次のように説明されていた。

1957年にスタートした日本学生科学賞は、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールです。

 ここでは、直接「自由研究」というコトバはでてきていないが、大いに関連していることは確かであろう。


 大賀ハス「あこがれの4日間」は、私の夏の「自由研究」のテーマのひとつだ!!
 さて4日目の展開は!?

(つづく)

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2021年・大賀ハス第1号「あこがれの4日間」の二日目!!(2021/06/28)#大賀ハス物語 #大賀ハス #あこがれの4日間

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▼私の「大賀ハス物語」は、2007年8月26日(日)に始まる。
 「おすそ分け」してもらった実(種子)に入刀し、観察しはじめたのが2008年だった。
 大賀ハス観察の一部始終を観察日記にメモしてきた。
 その【大賀ハス観察日記】も14年目になる。

●【大賀ハス観察日記】

▼今年も「あこがれの4日間」はやってきた。
 第1号は「水栽培池」にだった。すでに一昨日(2021/06/27)にはじまり、昨日(2021/06/28)が二日目だった。
 大賀ハスの花にとっては、「花」 本番!!
 二日目を「記録」してみた!!
 
 ハスの花は早起きだ!!
 これまでの多くの花の観察から、5時30分前後に開花がはじまると思っていた。

【2021/06/28 0455】まだ始まっていなかった。
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【2021/06/28 0528】開花のとき「音」がするという都市伝説があるが、「音」はしない!!
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【2021/06/28 0605】光がさしてきた。
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▼開花がはじまるとはやかった!!
 花びらが開くのに順番があった。どんな「からくり」になっているのだろう!?
 「ふしぎ!?」だ!!

 雄しべ、雌しべ全貌をあらわす。
 これぞ、ザ・花!!
 やがて全開し、荷風がただよいはじめる。
 それにつられて虫たちもやってくる。
 
【2021/06/28 0644】ほぼ全開だ!!最後にフタをするように1枚がいつも残る。これがキーの花びら!!
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【2021/06/28 0644】雄しべ・雌しべもしっかり見えてきた。虫たちの姿も
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【2021/06/28 0659】最後の1枚はまだねばっていた。
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【2021/06/28 0700】花托の上の雌しべは13個、白い葯をもつ雄しべは多数。
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【2021/06/28 0810】全開!!虫の姿も次々と
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【2021/06/28 0923】はやくも閉じかけの気配も
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【2021/06/28 0923】はやくもガクらしき1枚がはがれ落ちた。
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【2021/06/28 0926】虫が雄しべの森をゴソゴソと。
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【2021/06/28 0927】花托の断面。雌しべ先はちょっとぬれているようにも。雄しべは花托にかきつくように。
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【2021/06/28 0929】雄しべの森にもぐりこんでいるのは蜂だろうか!?
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【2021/06/28 1042】シャッターが閉まる閉店前に飛び込んできたのは蝶だった!!偶然写り込んでいた(^^)V
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【2021/06/28 1043】閉店が近づいていた!!
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【2021/06/28 1043】まだ店内をゴソゴソしている虫がいた!!
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▼お昼過ぎたら花びらは本格的に閉じはじめた。
 閉じるのにもやはり順番があるようだ。
 それは当然とも言える。なにしろ翌日(三日目)にまた再度開くのだから。
 時間がたつにつれて、花は丸み帯びてきて朝と同じようになっていた。

【2021/06/28 1203】本格的にシャッターがおりはじめた!!
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【2021/06/28 1307】バラバラに閉じた感じだ!!
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【2021/06/28 1457】丸くなっていた。
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【2021/06/28 1630】より真ん丸になっていた。
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【Web更新6/27】21-26 新・「自由研究」のすすめ試論 等 更新!!

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半夏生暦半分めくりけり 21/06/24撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】21-26
週末定例更新のお知らせ
 まもなく6月が終わる。
 そして、2021年の半分が終わる。

 みちはこたえない。
 みちはかぎりなくさそうばかりだ。 (「峠」より)

◆表紙画像集2021 更新 半夏生
 一年の「折り返し地点」に達したことを半夏生が教えてくれていた。
 白から緑へ いや 緑から白へのグラデーションは最高!!
 
◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 「自由研究」の源流を追うことをつづけている。
 そこに「自由研究」の本意、原点があると思うからである。
 いよいよ長期休暇中の「自由研究」のはじまりに焦点をあてていきたい。

◆オンライン「寅の日」更新!!
 5月・6月テーマの「寅彦随筆の面白さ」を終えて、7月テーマの「寅彦とレーリー」に向かう。
 ここでは科学者・レーリーの「研究」を通して、科学「研究」の醍醐味・面白さはどこにあるのかを考えてみたい。

◆【ヒガンバナ情報 2021】 更新!!
 梅雨時はヒガンバナ「引っ越し」のチャンスだ!!
 コヒガンバナの「引っ越し」もすませた。
 実生ヒガンバナ(2020年採集分)からも発芽・発根してきた。
 ヒガンバナの「ふしぎ!?」は、まだまだ続く!!

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 55号コウガイビルとの出会いは久しぶりだった。
 Webミニテキスト試案『コウガイビル』の検討をそろそろはじめたい。
 それが、教材化のはじまりになることを願って。


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから14週目だった。
 2021年・大賀ハス第1号の「あこがれの4日間」の第1日目だった。

【2021/06/27 0554】雨の中ではあったが開花がはじまった。
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【2021/06/27 1108】第1日目開花これが限界。午前中に最大に達するのだった。
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【2021/06/27 1329】お昼を過ぎると早々に閉じ始める。閉じるのにも順番があった。
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第11回オンライン句会「寅の日」7月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼ 

眉掃を俤にして紅粉の花 芭 蕉(『奥の細道』)

 芭蕉がこう詠んだ最上紅花がひとつふたつと咲き始めた。
 今年、最上紅花の種蒔きをしたのは4月はじめだった。(2021/04/08)
 いよいよその季節がやってきた!!

 河北町や高瀬の紅花はどうだろう!?

▼オンライン句会「寅の日」6月例会は選句期間を過ぎて結果発表があったところだ。
 今、「談話室」で交流をふかめている。
 句会のレベルは回数を重ねるごとに高まっていく!!
 先達たちが、こぞって
 「句会こそ、俳句の醍醐味!!」
 と語る意味が少しずつ実感をともなってわかりはじめたところだ。

▼ひとりでも多くの人にこの愉しみを!!
 第11回オンライン句会「寅の日」7月例会の案内をする。

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第11回オンライン句会「寅の日」7月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 
5.【投句期間】
 2021年7月1日0時から15日23時30分まで
 

6.【選句期間】
 2021年7月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2021年7月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼リアルな句会こそ、本来の句会の姿であろう。
 しかし、超初心者にとってリアル句会はハードルが高い!!
 これまた事実だった。
 俳句結社「寅の日」を起ち上げ、構想はしてみたものの具現化は先のことと思っていた。
 ところが ピンチはチャンス!!
 オンライン句会のシステム「夏雲システム」は、夢を加速し現実をものとしてくれた!!
 今では、初心者にはオンライン句会の方がふさわしいのではと思うようになっている。
 アリガタイ!!

 あなたも一歩を踏み出してみませんか!!
 
 

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2021年・夏の「自由研究」は!?(5) #日本理科教育史 #自由研究 #学習指導要領 #1947年

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▼幅5.5㎝ 高さ9.5㎝
 大賀ハス「花芽」(蕾)1号は大きくふくらんできた!!
 
 「あこがれの4日間」はまもなくはじまる!!

 はじまりのサインを待っていた。
 がくが少しゆるみ、花びらとのあいだに「すき間」ができる。
 それがサインだった!!

▼「自由研究」の源流を追う を続けよう。
 次は戦後である。
 「自由研究」のコトバ・考え方はどうなっただろう。
 再び『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社)の「年表」を見てみよう。

●1947年(昭和22) 3月20日 文部省、『学習指導要領・一般編(試案)』を発行。

 その『学習指導要領・一般編(試案)』とはどんなものだったのだろう。

●学習指導要領 一般編‐試案‐(抄)(昭和二十二年三月二十日)

▼ここに驚くべき事実をみつけるのである。
 「自由研究」のコトバが登場するのである。

(1) ここに見られる教科で、これまでと違っているのは、

(中略)

3 自由研究の時間が設けられたこと。

などである。

 教科「自由研究」の登場である!!

 教科「自由研究」については、内容のくわしい説明までされていた。
 ところが4年後の改訂ではそれは消えていた。

●学習指導要領 一般編‐試案‐(抄)(昭和二十六年七月一日)

 なぜ消えたのか?その経緯についてはくわしく書かれていた。

▼教科「自由研究」が消えたあとがすごく知りたくなってくるのだった。
 一方

 現在一般に言われている「自由研究」=「長期休暇中の自由研究」はいつごろどのようにしてはじまったのか!?

 それがぜひとも知りたい!!
「自由研究」の源流の追究はまだしばらくつづきそうだ。

「あこがれの4日間」は今朝はじまるだろうか!?

(つづく)
   

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第55号コウガイビルに出会った!!(2021/06/23) #コウガイビル #陸生プラナリア #飢餓と再生 #教材化

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人生55匹目のコウガイビルと出会った!!

 それは一昨日(2021/06/23)、紅花のプランタンのまわりの草むしりをしているときのことだった。
 最初はミミズかと思っていた。
 ちがっていた。
 あの逆三角形、イチョウの葉のような頭!!
 ヌルヌルとしたようなからだ、そのクネクネしながらのすばやい動き!!
 まちがいない!!
  陸生プラナリア=コウガイビルだ!!

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▼第55号コウガイビルは久しぶりだった。
 今年はじめた出会ったコウガイビルだった。
 実は54号コウガイビルは、年を越さずに消えてしまっていた。

 54号までの顛末のすべては、次のページに記録していた。

◆「コウガイビル」を追う


▼名前すら知らないところからはじめたシロウト研究は能が無かった。
 ただただ少量の水といっしょにナイロン袋に入れて観察するのみだった。
 自らのからだを「食べ」ながら、「再生」を繰り返すのである。 
 幹細胞と驚異的「再生」能力!!
 その観察!!

 「ふしぎ!?」のかたまりのようなこの生きものに出会って13年!!
 ナイロン袋のなかの姿をやっぱりしげしげとながめてしまうのだった。

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▼昨年の末に、「これから」のコウガイビル研究でめざす課題をふたつあげていた。
 繰り返す。

(1)Webミニテキスト『コウガイビル』試案を作成する。(教材化)
 これまでの観察を生かして、教材化への道をさぐる。
  
(2)「コウガイビル」研究者に会いに行く!!
 テキスト試案とこれまでの観察記録をもって、「コウガイビル」研究者に会いに行く。

 55号コウガイビルが消えるまでにどこまで実現できるだろうか。

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2021年・夏の「自由研究」は!?(4) #日本理科教育史 #自由研究 #自然の観察 #1941年


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▼「自由研究」の源流を辿れば、大正自由教育あたりに行き着いた。
 関連して、そのころの寺田寅彦の「理科教育」に考えも知ることができた。

 さて、その後「自由研究」のコトバ・考え方はどうなっていったのだろう。
 大正から昭和初期にかけて戦争がつづくなか、大正自由教育の流れはどうなっていったのだろう。

▼ 再び『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社)の「年表」を見てみよう。

●1941年(昭和16)5月2日 文部省『自然の観察(教師用)』巻1発行。巻3・2・4もつづいて発行。直ちに使用。

 巻5は翌年に発行された。

▼幻の名著と言われたこの書が復刊された。

●『復刊 自然の観察』昭和16年 文部省作・発行(編集解説 日置光久・露木和男他 農山漁村文化協会 2009.3.15)

 これはあくまで教師用書であり、児童用「教科書」ではなかった。
 このことに関して、「総説」のなかでたいへん興味深いことを語っていた。

5.「自然の観察教師用」編さんの要項と取り扱い上の注意

児童用書を編さんしないこと
「自然の観察教師用」は上述の低学年理科の趣旨に基づいて編さんしたものである。この趣旨を達成するためには、児童用書の必要を認めない。強いて編さんすれば、「自然の観察」を教室において、教科書の上で指導するようなことに傾きやすく、かえって悪結果を生ずるおそれがあるのである。そこで教師用書のみを編さんすることとした。
(同書P57より)

 ここに理科教師不易の命題

 自然は最高の「教科書」!!
 子どもは最高の「指導書」!!
 
の源流を見るような思いになる。 

▼さて「自由研究」についてであるが、この書の巻3と巻5には、「私たちの研究」という課が出てくるのである。
 巻5の「私たちの研究」から少し引用させてもらおう。

 第16課 私たちの研究(2時限つづき)

目 的
早春の自然の中で、とくに注意をひくことについて自由に調べさせて、これまでに養った見方・考え方・扱い方をはたらかせ、自然を見る眼を伸ばす。

要 項
 「自然の観察」では、1年生のときからたびたび自由研究の時間を設けて、おもしろいと思う事がらをめいめいに選ばせ、これを見たり、調べたりさせて、児童の個性にしたがって、ものの見方を伸ばすことに努めてきた。この課でも、冬から春への季節の移り変わりの、著しい様子を探らせて、とくに興味をひいたものについて、自由に調べさせるのである。(後略)
(同書P509より)


 
 さらには
・何を研究するかについて
・研究の指導について
・調べたことの発表について
・指導例
とつづくのである。

 ここにきっちりと「自由研究」というコトバ・考え方は出てくるのである!!

 「自由研究」の流れはかれることなく脈々と引き継がれていたのである!!

(つづく)

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本日(2021/06/23)、第288回オンライン「寅の日」!! #随筆難 #traday #寺田寅彦

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キノコの女王・キヌガサダケ !!

 今年何個目かのキヌガサダケの成長が始まっていた。
 レースのドレスの成長ははやかった。半日もたてばりっぱな姿になった。
 そのひび割れ模様をみていると、メロンの表面の模様を思い出した。

 さらには「キリンの斑論争」に結びつけたくなるのはなぜ!?
 それは「寺田物理学」に魅せられた故か!!

▼本日(2021/06/23)は、第288回オンライン「寅の日」である。
 6月のテーマは

【6月テーマ】「寅彦随筆の面白さ」

である。5月・6月と同テーマでやってきたその最終回である。
 読むのは「随筆難」である。

◆本日(2021/06/23)、第288回オンライン「寅の日」!!

●「随筆難」(青空文庫より)

▼まずこの随筆がいつ発表されたものか?
 である。それは寅彦の最晩年(1935年)の6月である。この年の大晦日に寅彦は亡くなった。

 なかみに入ろう。
 「随筆って何!?」から語ってくれていた。

 尤も、いわゆる随筆にも色々あって、中には教壇から見下ろして読者を教訓するような態度で書かれたものもあり、お茶をのみながら友達に話をするような体裁のものもあり、あるいはまた独り言ないし寝言のようなものもあるであろうが、たとえどういう形式をとったものであろうとも、読者としては例えば自分が医者になって一人の患者の容態を聞きながらその人の診察をしているような気持で読めば一番間違いがないのではないかと思われる。随筆など書いて人に読んでもらおうというのはどの道何かしら「訴えたい」ところのある場合が多いであろうと思われる。

 そして、寅彦自身の場合はこうだと告白していた。

  少なくも、自分の場合には、いつもただその時に思ったことをその通りに書いてゆくだけであるから、色々間違ったことを書いたり、また前に書いたことと自家撞着(じかどうちゃく)するように見えることを平気で書いたりしている場合がずいぶん多いことであろうと思われる。

これは弁明ではない。確かな「主張」がそこにあった!!

この小品は気分本位の夢幻的なものであって、必ずしも現行の法令に準拠しなければならない種類のものでもないし、少なくも自分の主観の写生帳にはちゃんと青い燈火が檣頭(しょうとう)にかかったように描かれているから仕方がないと思ったのである。

▼「告白」と「主張」がつづき、いよいよ随筆の本質に迫ってくるのである。

それはとにかくこの人の云う通り、自分なども五十年来書物から人間から自然からこそこそ盗み集めた種に少しばかり尾鰭(おひれ)をつけて全部自分で発明したか、母の胎内から持って生れて来たような顔をして書いているのは全くの事実なのである。
 同じようなことを繰返すのでも、中途半端の繰返しは鼻についてくるが、そこを通り越して徹底的に繰返していると、また一種別の面白味が出て来るようである。
そうなってしまえば、もうジャーナリズム的批評の圏外に出てしまって土に根を下ろしたことになるであろうが、今のジャーナリズムの世界ではそういうことはちょっと困難なように見える。

最後は「随筆の役割」を示唆するコトバでしめくくっていた。

 ここまでで5月・6月と連続してきたテーマ「寅彦随筆の面白さ」の終りである。
 自分なりのまとめをしてみたいが、まだまだ力量不足だ!!
 ここは、やはり寅彦自身のコトバを借りよう。
 「随筆難」の二年前(1933年)の9月

●「科学と文学」(青空文庫より)

 を書いていた。
 そこでは、科学者にむけて「随筆のすすめ」を提案していた。少し引用させてもらおう。

 そういうことから考えても、科学者が科学者として文学に貢献しうるために選ぶべき一つの最も適当なる形式はいわゆるエッセーまた随筆の類であろうと思われる。
 これに反して科学者が科学者に固有な目で物象を見、そうして科学者に固有な考え方で物を考えたその考えの筋道を有りのままに記述した随筆のようなものには、往々科学者にも素人(しろうと)にもおもしろくまた有益なものが少なくない。
 それはとにかくとして、現在において、科学者が、科学者としての自己を欺瞞することなくして「創作」しうるために取るべき唯一の文学形式は随筆であって、そうしてそれはおそらく、遠き「未来の文学」への第一歩として全く無意味な労力ではないと信ずるのである。

これらの寅彦のコトバのなかに、
「寅彦随筆の面白さ」とは!?
に答えるヒントが含まれているように思うのだが。

 誰か科学随筆「キノコの女王・キヌガサダケ」を書いてくれないかな!!


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実生ヒガンバナ(2020年採集分)は今!!(2021/06/21) #日本ヒガンバナ学会 #実生ヒガンバナ #ヒガンバナの種子 #発芽率

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▼2020年に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの種子はわずかに16個だけであった。
 その16個の種子を使った実生実験!!
 前回の観察は2021/05/10だった。
 
 発芽の気配すらまったくなかった!!

▼半ばいやほとんどあきらめていた。
 それから40日あまりたった昨日(2021/06/21)、近くの草刈りをしたついでにシェルターにしているフタをとってみた。
 驚いた!!

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 発芽していた!!それもふたつもである!!
 「8」「9」である。

【008】 花茎採集日 2020 10/28
    種子回収日  12/15
    採集場所  福崎

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【009】 花茎採集日 2020 10/28
    種子回収日  12/15
    採集場所  福崎
 

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 ふたつとも同日に、同じ群生地から採集したものだった。


▼昨年からはじめた方法で、さっそく植木鉢に植え替えた。

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▼16個の種子のうち、2個が発芽・発根した!!

 暫定発芽率=2/16×100 = 12.5% !!

 まだ結論めいたことは言えない。
 しかし、わかってきたことがいくつかある。

(1) 昨年度から実施している新・楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法は正しい!! 

(2)「自然結実」ヒガンバナは毎年高頻度で発芽・発根が起きているのかも!?

 ひょっとしたらまだ発芽・発根は続くかもしれない。
 シェルターでフタをしてもとの場所にもどした。

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【Web更新6/20】21-25 Webテキスト新・「自由研究」のすすめ試論 等 更新!!

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紫陽花やまつすぐのびる馬車の道 21/06/19撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】21-25
週末定例更新のお知らせ
 「夏至」だ!!
 昼がもっとも長い一日だ。
 あらためて気づく、このアタリマエ!!
 私たちは、みんなこの「地球号」の乗組員デアル!!

◆表紙画像集2021 更新 紫陽花
 デリケートな色の七変化。
 ベースになるのは藍色だうか!?
 もっともありふれていて、もっとも魅せられる花だ。
 つづく道は、銀の馬車道だろうか。

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 今年は、「自由研究」の源流の追究からはじめたい。
 きっと、そこに「自由研究」の本意をみつけることができるだろうから。
 なぜか寅彦がからんでくるのがうれしい。
 まだまだ続けよう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 7月のオンライン「寅の日」は、寅彦の科学「研究」に関連してのテーマで考えている。
 【7月テーマ】「寅彦とレーリー」
 寅彦が科学者・レーリーにかくも惚れ込んだのはなぜだろう!?
 じっくり考えてみよう。
 自らの「自由研究」を楽しみながら。

◆【ヒガンバナ情報2021】 更新!!
 梅雨時はヒガンバナの「引っ越し」のシーズンだ!!
 地上部から姿を消したヒガンバナ、地下ではどんな姿だろう!?
 今、それを観察するチャンスかも知れない。
 
◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 コガネグモ1号は、オスとネットだけを残して消えてしまった。(2021/06/20)
 さて、2号はいつどこに出現するだろう。
 他のクモたちの動きも活発化してきた。いよいよ貴奴らの季節が本格的にはじまる!!

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから13週目だった。(2021/06/20)
 現在、「花芽」は3号までだ。
・「花芽」1号 「水栽培池」
・「花芽」2号 「大賀ハス観察池」
・「花芽」3号 「水栽培池」

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 「あこがれの4日間」はいつはじまるだろう!?
 o(^o^)o ワクワク

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2021年7月のオンライン「寅の日」は #寅彦とレーリー #traday #寺田寅彦

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▼私はときどき意味もなく
 『寺田寅彦全集 科学編 全六巻』(岩波書店 1985.12.2 第2刷)
 を開いてみることがある。せっかく手に入れたのにそのままにしておくのはモッタイナイ!!
 そんな気がするからである。
 しかし、六巻中五巻までが欧文ばかりで不勉強な私にはなかなか歯が立たない。でも不思議なもので、図や写真、表・グラフなどを見ていると「研究」の概要が少しわかってくるのである。関連する随筆を読んでいればなおさらである。
 巻頭の寅彦が語りかけてくれた!!そう思えてくるのだった。

 ねえ君、不思議だと思いませんか?

▼2021年7月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期である。
 5月、6月と「寅彦随筆の面白さ」というテーマでやってきた。7月は科学者・寺田寅彦の「研究」に関連したテーマでやりたい。
 そう思っているとき、思い出すひとつの随筆があった。随筆と言うより「伝記」と言った方がいいかも知れない。
 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」である。なかなかの惚れ込みようである。
 なぜ科学者・寺田寅彦は、科学者・レーリーにかくも惚れ込んでしまったのか?
 それを考えることが、寅彦の「研究」そのものを考えることにツナガルのでは!?
 そこで
 7月のテーマは
 
 【7月テーマ】「寅彦とレーリー」


 7月は3回ある。

■2021年7月オンライン「寅の日」!!
◆第289回オンライン「寅の日」 …7/05(月)
◆第290回オンライン「寅の日」 …7/17(土)
◆第291回オンライン「寅の日」 …7/29(木)

「レーリー卿(Lord Rayleigh)」はきわめて長編である。
 そこで、7月3回に分けて連続して読みたい。
 どこまでが一回分で とはきめない。各自のペースで読み進めたい。

■2021年7月オンライン「寅の日」!!

◆第289回オンライン「寅の日」 …7/05(月)「レーリー卿(Lord Rayleigh)」(1)(青空文庫より)

◆第290回オンライン「寅の日」 …7/17(土)「レーリー卿(Lord Rayleigh)」(2)(青空文庫より)

◆第291回オンライン「寅の日」 …7/29(木)「レーリー卿(Lord Rayleigh)」(3)(青空文庫より)
 
▼折しも夏の「自由研究」を考えているときである。
 その「自由研究」のヒントがここにあるかも知れない。
 いや、きっとあるハズだ!!

「研究」の動機
「研究」の方法
「研究」の醍醐味
「研究」の面白さ
「研究」の感動

 ツナガルものをみつけよう!!
 

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ついに実生コヒガンバナ鉢の植え替えをした!!(2021/06/17) #コヒガンバナ #二倍体 #実生コヒガンバナ #コヒガンバナの球根

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▼2015年からはじめた実生コヒガンバナの実験。
 前回の観察(2021/04/20)で、葉は枯れ始めていた。根は植木鉢の底からかなりはみ出していた。
 葉が完全に枯れてしまった梅雨時が、大きな鉢に植え替える(「引っ越し」)チャンスと思っていた。
 急ぐ必要があった。
 しかし、適当な大きな鉢がなかなかみつからなかった。
 やっと、100円ショップで、背の高い植木鉢をみつけた。
 なにしろ個数が多い。あまり高価なものは難しい。なおかつスペースもあまりとらないものということでこれに決めた。
 高さ23㎝、内径17.5㎝ の鉢 15個
 高さ19㎝、内径24.0㎝ の鉢 2 個

 底に軽石を少し入れ、土を入れスタンバイした。

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▼いよいよ「引っ越し」だ!!
 鉢をひっくり返してみて驚いた!!
 球根はりっぱに育っていた。もっと驚いたのは根である!!
 底の網の隙間に食い込んでいた。網がなければ、植木鉢の底の穴から土中に引きずり込まれたのではと思うほどだ。
 
 根は球根を引きずりまわしている!!

 そんな印象である。だから、鉢の底の方におおかたの球根はあった。
 根のはたらきは想像以上だ!!
 次々とりっぱな球根が鉢から出てきた。
 長くのびた根をできるだけ傷つけないように新しい植木鉢に植え替えた。

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▼作業をすすめるなかで、不思議なものに出会ってしまった。
 こんなもの見るのははじめてであった。
 それは二つ目の鉢をひっくりかえしたときにあった。

 球根ががっぽり袋のようなものに包まれていた!!

 袋のようなものは、繊維質に見える!!
 はがしてみるとなかに確かに球根が!!
 これは球根がつくり出したものだろうか!?それとも ?(゜_。)?(。_゜)?
 わからぬまま、袋ごと「引っ越し」をしてしまった。

 つづけているとまたしても「袋のような」のようなものがみつかった。
 けっきょく3つの鉢でみつかった!!
 最後のひとつは、袋だけはがしてしまった。
 袋をしげしげと観察してみるが、正体不明だ!!
 なに これ ?(゜_。)?(。_゜)?

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▼けっきょく植木鉢17個のうち、球根がみつかったのは16個だった。
 ひとつの鉢はずっと「出葉」もなかったので当然かも知れない。
 たくさん不思議を残しながらも、なんとか「引っ越し」が完了したのは夕方になっていた。

 さあ、この16鉢の実生コヒガンバナ!!
 ここから花茎が伸びてきて、コヒガンバナの花を咲かせるのはいつだろう!?
 花を咲かせたらほんとうに種子をつくるだろうか!?
 
 なにしろ コヒガンバナは二倍体!!

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2021年・今年もコガネグモがやって来た!!(2021/06/17) #コガネグモ #クモ学 #糸疣 #コガネグモの雄

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今年も待望のコガネグモがやってきた!!
 
 それしても今年第1号のコガネグモは、とんでない想定外の場所に登場してきた。
 正確に「発見」の日にちを言うならば、2021/06/15だ。
 その日夕方、雨が降ってくるまでにと大慌てで畑で作業していているときにみつけたのだった。
 なんと貴奴は、畑にものを置き、そのうえにかけているブルーシートの上に登場したのである。
 一昨日(2021/06/16)が雨で、昨日(2021/06/17)の朝の観察となったわけである。

 それにしてもなんでこんなブルーシートの上に!?
 間近に観察さしてくれるので 出糸突起(糸疣)もはっきり見えた!!
 アリガタイ!!

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コガネグモの狩りからはじまった私のシロウト「クモ学」!!


◆「クモ学」のすすめ


 このページも9年目である。
 今年もこのコガネグモ1号がやって来てくれたことにより、連続して9年コガネグモに出会ったことになる。
 しかし、そんなことあるだろうか!?
 突然として、コガネグモがやってくるようになるなんて (・_・)......ン?
 それは
 きっと私が、偶然コガネグモの狩りに出会うまで、そのつもりで観察していなかったからだろうと思っている。

 最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!


▼コガネグモ第1号のネットの端を見ると小さなクモがいた。
 どことなくコガネグモに似ている!!
 
 そうだ!! コガネグモの雄だ!!

 ネットのセンターに居るのは雌のコガネグモだ。
 どのクモもだいたいそうだった。

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▼さあ、今年は何匹のコガネグモと出会うことができるだろ。
 そして、貴奴等に 何を見せてもらえるだろう!?
 何を教えてもらえるだろう!?

 楽しみである。o(^o^)o ワクワク

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2021年・夏の「自由研究」は!?(3) #自由研究 #大正自由教育 #赤い鳥 #鈴木三重吉 #寺田寅彦 #茶わんの湯

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大賀ハス「花芽」第2号は、「大賀ハス観察池」から \(^O^)/

 今年2つ目の「花芽」は、待望の「大賀ハス観察池」から顔を出した!!
  「大賀ハス観察池」は、文字どおり【大賀式の栽培法】で育てていた。
 大賀一郎先生が、千葉県検見川の泥炭層のから約二千年前の古代ハス(大賀ハス)の実をみつけてから今年でちょうど70年だという。(1951.3.30)
 この記念すべき年に、「大賀ハス観察池」で「あこがれの4日間」を観察できるのはうれしいかぎりだ!!

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▼「自由研究」の源流をさぐる作業をつづけよう。
 源流はどうやら 「大正自由教育」にありそうだ。

 再び『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社)の「年表」から引用させてもらおう。

●1917年4月△日 私立成城小学校、実験教育を標語として開講。校長沢柳政太郞。

●1917年10月△日 沢柳政太郞、「中等学校教授要目廃止論」を『帝国教育』に発表。

▼そんな潮流のなかひとつの有名な児童雑誌が創刊された。
 
●1918年7月1日 『赤い鳥』創刊。鈴木三重吉が、童話と童謡の児童雑誌を創刊した。

 ここから数々の名作が生まれたことはよく知られるところである。
 理科教育には直接関係なさそうに見えるが、実はそうでもなかったようだ。
 『赤い鳥』には、毎月一篇ずつ「科学読み物」がのっていたという。

▼またしても寺田寅彦にもどろう。
 鈴木三重吉と寺田寅彦は、ともに夏目漱石先生の門下生であった。
 そんな縁もあってか、寅彦は『赤い鳥』に「八條年也」のペンネームであの「茶わんの湯」を書いた。
 (大正十一年五月、『赤い鳥』八巻五号)

●「茶わんの湯」(寺田寅彦 青空文庫より)

 あらためて読み返してみて感動デアル!!

 これぞまさに 寅彦流「自由研究」のすすめ!! 

 なお、『科学絵本 茶わんの湯 』(窮理舎)は最高にお薦め本、大いに参考にさせてもらった。深謝 

(つづく)

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2021年・夏の「自由研究」は!?(2) #自由研究 #寺田寅彦 #理科教育 #雑感 #研究的態度の養成

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それはまるでクズが「もっと光を!!」と絶叫しているかのようだった!!

 凄絶な「光とり競争」の現場であった。
 クズは他の植物たちにからまり 巻きつき、少しでも高くなろうとしていた。
 光は上からやって来るのだから アタリマエ!!
 つる植物たちのみごとな戦略だった。
 
 何気ない景が、植物たちの世界を知るきっかけとなる。それが「自然を豊かにとらえる」ということ!!
 そんな「自由研究」になるといいな。

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▼そもそも「自由研究」っていつごろ始まったのだろう!?
 このコトバを寅彦の文章に見たのを思いだした。

●「雑感(「理科教育」より)」(1928(昭和3)年)

 こうである。

 小学校でも中学校でもせめて一週間に一時間でもいいから、こういう「自由研究」の時間を設けて、先生も生徒も一緒になって、何でも手近な題目を取扱い、そうして、自然が如何に分らない事だらけであるかという事、その分らない事が、熱と根気で向って行けば少しずつ少しずつ分って行く事、その少しずつ分って行く少なくも分ったような気がして行く事が如何に愉快なものであるかという事などを実習したらいいだろうと思う。先生の分らない事は大抵誰にも本当はよく分らない事である。分らない事は恥でも何でもない。分らない事を分ったような顔をするほど恥ずべき事はない。

 ここで言っている「自由研究」というのは、「授業」のことである。
 でもなんの違和感なく自然にこの「自由研究」とコトバを出しているということは、以前からこのコトバは使われていたということだろう。
 それから、もうひとつ注目しておきたいのは、寅彦は、教師自身の「自由研究」をすすめていることである。

こういう教案の作成に費やす時間があれば、むしろその時間に先生が、先生自身の題目の研究をした方がよいと思う。先生自身の研究の挿話は生きた実例としてどれだけ強く生徒に作用するか分らない。死んだ借り物の知識のこせこせとした羅列に優る事どれだけだか分らない。

 もちろん反駁したい気持ちも多々ある。
 しかし、きわめて示唆的であることも確かだ。

▼さらに、「自由研究」の源流を求めて、同じく寅彦の文章を見てみる。
 時代は10年ばかりさかのぼって、これまた雑誌「理科教育」に寄稿された文章だ。

●「研究的態度の養成」(1918(大正7)年)

 ここでは「自由研究」というコトバそのものは出てこない。
 しかし、児童自らの「研究的態度の養成」こそが、「理科教育」の最大の課題だと言いきっている。
 「自由研究」ツナガル提言である!!

 理科教授につき教師の最も注意してほしいと思うことは児童の研究的態度を養成することである。

▼寅彦が「研究的態度の養成」を書いた1918(大正7)年に注目してみよう。
  
『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社)の「年表」から1918年の一部を引用させてもらおう。

●1918年2月5日 文部省、師範学校・中学校の物理・化学に生徒実験を課すことを定め、「物理及化学生徒実験要目」を訓令。生徒実験設備費として臨時補助金20万円余を国庫支出。

 その前月には「理科教育研究会」が発足していた。

●1918年1月19日 理科教育研究会 東京帝国大学で発会式(会長 林博太郎)。 

 さらには

●1918年4月△日 理科教育研究会『理科教育』創刊

 と続いていた。その10月号に「研究的態度の養成」は寄稿された。

 「自由研究」の源流をさぐる旅はまだまだつづく!!
 
(つづく)

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2021年・夏の「自由研究」は!?(1) #ジャガイモの実 #ジャガイモの種子 #自由研究

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やっぱりまだ完熟はしていなかったようだ!!
 しかし、「種子」らしきものが確かに!!

 先日採集したジャガイモの実が気になってしかたかった。「実」と言うなら、なかにほんとうに「種子」があるのだろうか!?
 同じナス科でトマトの仲間なんだからと、トマトの「なかみ」をイメージしていた。ほんとうだろうか!?
 採集したときより少し黄色味を帯びてきたように思えた。
 いちばん大きな実を思いきって、カッターナイフで切ってみた。
 やっぱりまだ若かったようだ。
 しかし、そこには確かに「種子」らしきものが!!
 
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▼私は今から13年前の6月(2008.06.07)。あることを記念してひとつのページを立ちあげた。

◆理科の「自由研究」の研究(新・「自由研究」のすすめ試論)

このなかで私は、これからの時代の「自由研究」の可能性をさぐりたいと思ってきた。

▼今年の夏は、これまで取り組みをふりかえりつつ、いくつかの課題について気まぐれに語ってみたい。

・そもそも理科の「自由研究」の歴史は!?
・日本理科教育史において「自由研究」はどんな役割を!?
・「自由研究」テーマの変遷
・科学者の「科学研究」と「自由研究」
・「これから」の「自由研究」は!?
等々

 できるだけ具体例にふれながら、等身大に語っていきたい。
 個人的にはこのページの成果が問われる年だと思っている。

▼採集したジャガイモの実はあと8個あった。
 切断してしまったものを含めて、ジップロックできるナイロン袋にいれて放置しておこうと思う。
 あとは、トマトの種子を手に入れる方法にならって、「種子」らしきものを手に入れみようと思う。
 うまくいくだろうか!?
 「種子」らしきものは発芽するだろうか!?

 これを今年の私の「自由研究」のひとつに加えようと思う。

(つづく)

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【Web更新6/13】21-24 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等 更新!!

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思い出のひとつふたつと栗の花 21/06/10撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】21-24
週末定例更新のお知らせ
 最も早い「梅雨入り」だった!!
 先週、梅雨晴れ間というには長すぎるほどの「真夏日」が続いた。
 そして、今、「梅雨」がもどってきた。
 今週は室内の作業が多くなりそうだ。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2021 更新 栗の花
 「墜栗花」と書いて、「ついり」と読むらしい。
 「ついり」とはつまり「梅雨入り」だ!!
 栗の花が墜ちはじめると「梅雨入り」だというのである。
 なんというスゴイ観察眼ダ!!
 この花が今、ひとつふたつと 堕ち始めた!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性 更新!!
 今さらですが、「梅雨」って!? の謎解き
 つくったWebテキスト試案を駆使して、梅雨空の「ふしぎ!?」を楽しむ。
 それが少しでも防災・減災にツナガルことを願いつつ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 5月・6月テーマは、「寅彦随筆の面白さ」である。
 「面白さ」なんて読む人によってまちまちである。
 そのまちまちをツナゲバ、「面白さ」は何倍にもふくらむ!!それがこのテーマの本意デアル!!
 まだまだ続けたいテーマだ。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから12週目である。
 「水栽培池」からは「花芽」が顔を出したが、本家本元の「観察池」からはまだだ!!
 かなりしっかりした立葉が見られるので、期待がふくらむのだが …
 o(^o^)o ワクワク

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2021年・大賀ハス「花芽」第1号は「水栽培池」から!!(2021/06/12) #大賀ハス #花芽 #あこがれの4日間

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ついに来た!!大賀ハス「花芽」第1号が\(^O^)/
 しかし、それは今年も「水栽培池」からだった!!

 大賀ハスを実(種子)から育てはじめて14年目だった。
 今年の蓮根の植え替えをしてから12週目のことだった。
 「花芽」を最初に観察したのは、皮肉にも正式な「大賀ハス観察池」の方ではなかった。
 残りものの蓮根を投げ込んだだけの「水栽培池」の方だった。

▼「水栽培池」には、立葉が林立していた。
 そのあいまから、「花芽」がひょっこりと顔を出していた。
 本来、立葉と「花芽」(花茎)が対で登場するはずだが、どの立葉がそのペアーかわからない。
 これまでの経験から言って、

 「花芽」の蕾は2週間ほどでふくらみ「あこがれの4日間」がやって来る!!

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▼肝心の「大賀ハス観察池」の方はどうだろう!?
 「大賀式栽培法」でしっかり準備した観察池だけに、確かにしっかりした立葉が多くみられるようになっていた。
 しかし、まだ「花芽」は見られない!!
 今年こそ、この「大賀ハス観察池」で、「あこがれの4日間」を見たいものだ。

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▼大賀ハスは、咲き始めの初日の早朝からひらき始め、昼ごろには閉じる。
 それを4日間繰りかえし、4日目には花びら雄しべをいっきょに落とし散っていく!!
 残った果托(雌しべ)には、ハスの実が !!
 それが 私の言う 「あこがれの4日間」

 今年は何度この「あこがれの4日間」に出会うことができるだろう!?

 まずは一度は出会うことができそうだ。アリガタイ!!
 

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今年もジャガイモの実を見た!! #ジャガイモの実 #花と実

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それは確かに小さなトマトにそっくりだった!!
 ジャガイモの実である!!

 連日の「真夏日」だった!!
 しかし、次の雨までにはジャガイモの収穫をしておきたかった。
 今年栽培したのは「メークイン」「男爵」「キタアカリ」「タワラヨーデル」の4種類だ。
 「メークイン」から掘り始めた。
 例年のように少し意識はしていた。花の咲いている段階から、「今年はひょっとしたら実ができるかも!?」と。
 それは毎年とはいかないまでも、何度か実際に「実」に出会っていたからだ。
 掘りはじめる前に、「実」ついているかできるだけていねいに確認した。
 しかし、それはなかった !!
 
 「メークイン」の畝がもう半分を過ぎたころだった!!
 それがひとつ転がっていたのだ!!
 トマトの実にそっくりなのにはわけがあった。トマトもジャガイモも同じナス科ナス属の仲間だ!!

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▼ひとつだけ実が転がっているのはおかしい!!
 絶対に近くに枝に実がついたものがあるはずだ。ひとつの実の発見は、半信半疑の状態からそれを確信に変えた。

 やっぱり あった!! 4つも実をつけたものが!!

 つづけて、1つの実をつけたものも。
 転がる実も次々と!!
 
 今年もやっぱりジャガイモの実に出会った\(^O^)/

 今年みつけたのは「メークイン」だけだった。

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▼ジャガイモの実に出会うとやっぱり思い出すのがあの名著だった。
 本棚からひっぱりだしてきた。

◆『ジャガイモの花と実』(板倉聖宣著 楠原義一画 福音館 1968.07.01)


 今は、『ジャガイモの花と実』 (板倉聖宣 著 藤森知子 絵 仮説社)も出ているようだ。


▼畑の端の方に、昨年捨てやられたジャガイモが花を咲かせていた。
 その花を見ながら思った。

 花から実へ!!
 そして、実から種子へ!!

 ジャガイモの実は 超一級のすぐれた教材デアル!!

 今年は、この実から「種子」を取り出す。
 その「種子」を蒔く!! に挑戦してみようかな o(^o^)o ワクワク

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本日(2021/06/11)、第287回オンライン「寅の日」!! #電車の混雑について #traday #寺田寅彦

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池の水面の「青空」は、空の「青空」より青かった!!

最近、もっともお気に入りの「雲見」スポットだ!!
寅彦先生も「雲見」は大好きだったようだ。
電車待ちの時間にも「雲見」をやっていたようだ。
さりげなく こう語っていた。

青空に浮かぶ雲の形態を研究したりする。

▼本日(2021/06/11)、第287回オンライン「寅の日」である。
6月テーマも、5月テーマの続投で行きたい。

【6月テーマ】「寅彦随筆の面白さ」 

 その一回目の本日は、「電車の混雑について」を読む。

◆本日(2021/06/11)、第287回オンライン「寅の日」!!

●「電車の混雑について」(青空文庫より)

▼タイトルだけ見ていると、一見「科学」とは無縁のことに思える。
 さにあらず!!
 気づけばすっかり寅彦ワールドだ!! ではお手並み拝見といこう。

 電車の最も混雑する時間は線路と方向によってだいたい一定しているようである。このような特別な時間だと、いくら待ってもなかなかすいた電車はなさそうに思われるが、そういう時刻でも、気長く待っているうちには、まれに一台ぐらいはかなりに楽なのが回って来るのである。これは不思議なようであるが、実は不思議でもなんでもない、当然な理由があっての事である。この理由に気のついたのは、しかしほんの近ごろで、それまでは単に一つの実験的事実として認識し、利用していただけであった。
 

 まずは現象の観察から入る。

  このような律動の最も鮮明に認められるのは、それほど極端には混雑しない、まず言わば中等程度の混雑を示す時刻においてである。  そういう時刻に、試みにある一つの停留所に立って見ると、いつでもほとんどきまったように、次のような週期的の現象が認められる。

 寅彦自身の対処法を語る。ここに先の「雲見」が出てくる。

 私はいつもこうした混雑の週期的な波動の「峰」を避けて「谷」を求める事にしている。そうして正常な座席にゆっくり腰をかけて、落ち着いた気分になって雑誌か書物のようなものを読む事にしている。波の峰から谷まで待つために費やす時間は短い時で数十秒、長くて一分か二分を越ゆる事はまれなくらいである。その間には私はそこらの店先にある商品を点検したり、集まっている人たちの顔やあるいは青空に浮かぶ雲の形態を研究したりする。

 そして、いよいよ本論に入る。
 

 しかしここで私の考えてみたいと思う事は、そういう大多数の行為の是非の問題ではなくて、そういう一般乗客の傾向から必然の結果として起こる電車混雑の律動に関する科学的あるいは数理的の問題である。

 あれ いつの間に「科学」の話題に!?
 ここからが、「科学者」としての寅彦の本領発揮である!!
 寅彦のみごとな「仮説」が展開される。しかし、それだけではホンモノの「科学」にはならない。
 寅彦のほんとうにスゴイのは次だ。

  私はこのような考えを正す目的で、時々最寄(もより)の停留所に立って、懐中時計を手にしては、そこを通過する電車のトランシットを測ってみた。その一例として去る六月十九日の晩、神保町(じんぼうちょう)の停留所近くで八時ごろから数十分間巣鴨(すがも)三田(みた)間を往復する電車について行なった観測の結果を次に掲げてみよう。

「仮説」を裏付けるための具体的実験観察データを準備しているのである。
 さすが寅彦 \(^O^)/

▼結論もやはり、寅彦ならではのものであった。

  それでもしこのような片寄りがちの運転状況を避けて、もう少し均等な分配を得たいというならば、そのために採るべき方法は理論上からは簡単である。第一には電車の車掌なり監督なりが、定員の励行を強行する事も必要であるが、それよりも、乗客自身が、行き当たった最初の車にどうでも乗るという要求をいくぶんでも控えて、三十秒ないし二分ぐらいの貴重な時間を犠牲にしても、次のすいた電車に乗るような方針をとるのが捷径(しょうけい)である。これがために失われた三十秒ないし二分の埋め合わせはおそらく目的地に着く前にすでについてしまいそうに思われる。
 昔は、人に道を譲り、人と利福を分かつという事が美徳の一つに数えられた。今ではそれはどうだかわかりかねる。しかしそういう美徳の問題などはしばらくおいて、単に功利的ないし利己的の立場から考えても、少なくも電車の場合では、満員車は人に譲って、一歩おくれてすいた車に乗るほうが、自分のためのみならず人のためにも便利であり「能率」のいい所行であるように思われる。少なくも混雑に対する特別な「趣味」を持たない人々にとってはそうである。

寅彦随筆の面白さということで言えば、この「結論」だけで終わらないところも大きな魅力だった。

 これは余談ではあるが、よく考えてみると、いわゆる人生の行路においても存外この電車の問題とよく似た問題が多いように思われて来る。そういう場合に、やはりどうでも最初の満員電車に乗ろうという流儀の人と、少し待っていて次の車を待ち合わせようという人との二通りがあるように見える。
 これはおそらくだれにもむつかしい問題であろう。おそらくこれも議論にはならない「趣味」の問題かもしれない。私はただついでながら電車の問題とよく似た問題が他にもあるという事に注意を促したいと思うまでである。

 私はこれを読んで、すぐさま中谷宇吉郎先生の「立春の卵」の最後の一節を思い出したのだった!!
 寅彦がこれを書いたのは1922(大正11)年!!今から99年前だ!!
 約100年、一世紀前だ。
 
 寅彦はいつも古くて新しい!!


【テーマに沿っての蛇足】

(1) 寅彦随筆はいつ読んでも今日的である!!

(2)「仮説」を立て、それを立証するための実験観察を行ない、さらに結果の統計的解析を行なう。そこに「科学の方法」がある!!

(3)「科学者」寅彦の考察が面白い!!

(4) 日常を「科学する」ことの大切さを教えてくれている!!

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今さらですが、「梅雨」って!?(12) #巻雲 #ウィンドプロファイラ #風の横顔

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▼昨日の「雲見」は、みごとな「巻雲」からはじまった!!
 刷毛で描いたような「巻雲」!!
 いちばん高いところにできる雲だ。(5000m~13000m)

 刷毛のはね方、方向で、その上空での「風力」「風向」を教えてくれているようだった。

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▼上空の高さによってちがう「風向」「風力」を記録し続けてくれているものがあった。
 「ウィンドプロファイラ」である。
 言わば、「風の横顔」である。この表現が気に入っていた!!
 Webテキストミニ試案もつくっていた。

●Web テキストミニ試案「ウィンドプロファイラ(風の横顔)」

▼全国33ヶ所にあった。
 私はこれまでに、二ヶ所(鳥取・高知)を訪問し外から現物をみた。

 まずは
 近くの「ウィンドプロファイラ」で、「時間-高度断面図」(風の横顔)の最新データを見せてもらおう。
 他の場所でも、見せてもらおう。

▼こんな面白いデータが、誰でも今すぐ見せてもらえるなんてアリガタイ!!

 プロだけのものにしておくのはモッタイナイ!!

 梅雨前線の近くではどんな風が吹いているのだろう!?
 それは時間とともにどのように変化するのだろう!?
 
(つづく)


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今さらですが、「梅雨」って!?(11) #エマグラム鉄道物語 #雲見の旅 #ショワルター安定指数

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▼またしても「日暈」が!!
 その「日暈」は、飛行機雲でかき消されているようにも見えた。
 「日暈」と飛行機雲の高さの関係はどうなっているのだろう?

 夕方にはすっかり夏空の雲が登場してきた。
 そのてっぺんの高さは?

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▼そんな高さの疑問は、エマグラム鉄道による「雲見」の旅を繰り返しているうちにわかってくるのだろうか。

●Webテキストミニ試案「エマグラム~エマグラム鉄道物語~」

 旅の「始発駅」をどこにするかを迷っていた。

●「エマグラム(Sunny Spot)」

 まずは、自分の住む地域からいちばん近くの「始発駅」を選んで旅に出てみよう。

▼「始発駅」をどこにするかによって列車の車窓から見える「雲見」の様子はまったく異なったものになる。
 梅雨前線はいまどこにあるのか!?
 それによって「始発駅」をさがしてみよう。
 そんなことをしているうちに、興味深いページをみつけた。
 ここなら、すべてがいっきょに参考にできる。

●防災気象PRO株式会社

 「始発駅」を各地にかえて旅に出てみよう。
 旅の前に<予想>をたてておくのも旅をより楽しいものにしてくれる。

▼Webテキスト試案では、「4 エマグラム鉄道物語(その2)~SSI(ショワルター安定指数)~」をつけている。
 これは旅の<オマケ>だ。これはあくまでオプションだ。
 車中で退屈したらやってみよう!!
 
 やっぱり仮想「エマグラム鉄道」列車の旅は面白い!!
「きっぷ」は今すぐ誰でも手に入るぞ!!
 さあ、君も一緒に「雲見」の旅に出よう!!

 
(つづく)

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今さらですが、「梅雨」って!?(10) #雲見のすすめ #エマグラム #エマグラム鉄道物語 #雲見の旅

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▼やっぱり「日暈」だ!!
 ぼんやり梅雨空を見上げていて気づいた。ひょっとしたら「日暈」ができているのでは!?
 梅雨空は、やっぱり水蒸気たっぷり含んでいるようだ。
 「日暈」ができるのだから雲は「巻層雲」!!
 「巻層雲」ダカラ あそこには「氷晶」(氷の小さな結晶)が!!

 やっぱり「雲見」は面白いな!!

●Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』

▼「雲見」は面白いが、「雲見」の旅はもっと面白い!!
 列車の車窓から「雲見」をするだけの旅!!
 列車は「青春18きっぷ」!!
 簡単・安価 これぞポンコツの究極の道楽だ。
 ところが この1年半近く 私は「雲見」の旅に出ていない。

 かくなるうえは、エマグラム鉄道に乗って梅雨空の「雲見」の旅に出よう!!

●Webテキストミニ試案「エマグラム~エマグラム鉄道物語~」

▼列車に乗り込む前に「3 エマグラム鉄道物語(その1)」のガイドブックをよく読んでより楽しい旅にしよう。

・列車は「水蒸気を乗せた大気水蒸気列車」!!

a  等飽和混合比線=この列車の乗客(水蒸気)の定員数を示す線。

b  走る線路は2種類
・ 乾燥断熱線=乗客(水蒸気)が定員一杯になるまで列車が走る線路。
・ 湿潤断熱線=乗客(水蒸気)が定員一杯になって以後列車が走る線路。

・高さによって「駅名」がついていた。
 a 「持ち上げ凝結高度」
 b 「 自由対流高度」
 c 「平衡高度」

▼何と言ってもこの旅の醍醐味は車窓から「雲見」である!!
 どの駅を過ぎたら、どんな雲が見えてくるかに注目しておきたい。

 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にひってきする面白さだ!!
 誰か『エマグラム鉄道物語』を絵本にしてくれないかな!?

(つづく) 
 

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【Web更新6/6】21-23 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等 更新!!

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花石榴燈明のごと照らしけり 21/06/05撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】21-23
週末定例更新のお知らせ
 6月だ!!
 もう夏がはじまっている!!
 夏は特別の季節だ。
 <夏の創造>と銘打って、いろな企画を計画して実施してきた。
 エネルギー充填の季節でもある。
 はたして、今年は…!?

◆表紙画像集2021 更新 花石榴
 今年も夏の到来を教えるように、石榴の花がさきはじめた!!
 独特の朱!!
 うすい和紙に染みこませたような朱色。
 曇天の梅雨空を燈明のごとく照らしていた!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 今さらですが、「梅雨」って!? シリーズまだまだ続けている。
 梅雨空の「ふしぎ!?」の謎解きは、Webテキスト試案でどこまで可能か?
 愉しみながら、少しでも防災・減災にツナガルことを願って。

 朝ドラ「おかえりモネ」はどこまですすむのかな。

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 さあ、今年もシロウト「クモ学」が本格化する。
 今年も、子グモたちの「団居」(まどい)の観察から始まった。
 そして今年はなんと、あのゴミグモのみごとな狩りをはじめて見た!!
 コガネグモはそろそろ登場してくれるだろうか。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから11週目。
 立葉は大きく葉を広げ、地下の蓮根を太らせつづける。
 やがて、あらたな立葉のそばから…。
 それはいつ!?
 「あこがれの4日間」は来るのだろうか。

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 今朝、門先に螢が一匹飛んできた!!

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今さらですが、「梅雨」って!?(9) #梅雨空 #梅雨前線 #エマグラム #線状降水帯

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▼梅雨空の「雲見」!!
 いつも気になるのは梅雨前線の位置だ。
 そして 雲の流れ 雲の高さ!!
 十種雲形の名前で 呼んでやったら 次はおよその「高さ」を口に出して言ってみよう。
 
 やがて、私の「大気の物理学実験室」は立体的になってくる!! 


▼「大気の物理学実験室」の縦断面を可視化し、記録しているものがあった。
 それが エマグラムである。
 プロだけのものにしておくのは モッタイナイ!!

●Webテキストミニ試案「エマグラム~エマグラム鉄道物語~」


▼エマグラムの見方に少しずつなれていこう。
 梅雨前線の位置を気にしながら、全国各地のエマグラムを見てみよう。

●「エマグラム(Sunny Spot)」

 過去の分についても見てみよう。
 一日に2回(9時 21時)の記録がある。
 その地の「天気の変化」を想像してみよう。それは過去の実際とあっているだろうか!?


▼「線状降水帯」の発生のメカニズムと照らし合わせながら、このエマグラムをながめてみよう。
 「線状降水帯」発生時の「大気の物理学実験室」の縦断面(鉛直断面)はどうなっているのだろ!?
 ・積乱雲の高さは?
 ・「鉛直シアー」はどこに表されているのだろう?

 わからないことも多い。
 しかし、わかることもある!! わかると面白くなってくる!!
 それが「科学」するということ!!

(つづく)

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今さらですが、「梅雨」って!?(8) #雲見のうた #線状降水帯 #積乱雲 #鉛直シアー #バックビルディング

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▼「雲見」事始めに十種雲形をおぼえてしまうことを推奨していた。
 そのために「雲見」のうたもつくっていた!!

「雲見」のうた(雲家族10のうた)

 ケンケン三兄弟に(巻雲 巻層雲  巻積雲)
 コウコウ姉妹 (高層雲 高積雲)
 ソウセキ(層積雲) はなれても りっぱに ソウ! セキ! (層雲 積雲)
 雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン! (乱層雲 積乱雲)

 昨日は朝から雨が降っていた!!

▼「線状降水帯」の話をつづけよう。
 「線状降水帯」で発生する雨雲は積乱雲だった。
 それもたて続けに次々と積乱雲群が発生するのだ。その文脈・メカニズムを私なりに追いかけてみよう。

(1)まずは雲の素だ!!
   線状降水帯を形成する個々の積乱雲の源となる大量の暖かく湿った空気が、下層に継続的に流入する。

(2)大気下層の暖かく湿った空気を、雲ができるまで持ち上げる力がはたらく!!
   冷たい空気との衝突、山にぶつかる など
   ここで
   <上がると ザアザア> ダ!!

▼ここまでだけではできる積乱雲は単発的だ。さらに継続的にするには次のことが考えられる。

(3)大気の状態が継続して不安定であること。
   具体的には、雲ができはじめる高度が低く、浮力が無くなる高度が高いことが好条件ということになる。

(4)同じ場所で積乱雲が次々と発生するためには、先にできた積乱雲を他所に運ぶ力(風)が必要。
   高さによって強度のちがう風が吹いている。(適度な鉛直シアー)
   積乱雲の世代交代が次々と起こり、集中豪雨となる。

▼大まかな「線状降水帯」発生のメカニズムはこうだ。
 (4)の世代交代し、次々と後ろにあらたな積乱雲がつくられる様態をさして「バックビルディング」というコトバも使われるようだ。

 「線状降水帯」
 「鉛直シアー」
 「バックビルディング」
 等々
 耳慣れないコトバを聞くと、なんとなく引いてしまいそうだが、よくよく見てみると

 アタリマエの「科学」ばかりだ!!

 いちばん大切なのは、知ったことがどこまで防災・減災にツナガルかだ!!

(つづく) 

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今さらですが、「梅雨」って!?(7) #紫陽花 #線状降水帯 #積乱雲 #大雨災害 #発生のメカニズム


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▼早過ぎた「梅雨入り」を追いかけるように梅雨の花・紫陽花が咲き始めた!!
 梅雨晴れ間がしばらく続いていたが、昨日の午後から雨が降りはじめた。
 「大雨」の予報も出ていた。

▼「大雨」による災害が続いている近年、よく耳にするコトバがあった。

 「線状降水帯」デアル!!

 気象庁もいよいよこれに関する情報を発信するようだ。

●線状降水帯に関する情報について(資料2 気象庁)

 「情報のコンセプト」等の参考資料が興味深い。

▼そのなかでもふれられているのだが、そもそも「線状降水帯」とは何なのか!?
 次のように定義されていた。
 

(参考)予報用語における線状降水帯の定義

 次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域。


 
▼ではどうして、そんな発達した雨雲・積乱雲が次々とできるのだろう!?
 「線状降水帯」発生のメカニズムはどうなっているのだろう。
 
 ダイナミックかつデリケートな大気の運動でどう説明できるのだろう。
 たったひとつの天気の鉄則
 <上がるとザアザア 下がるとカラカラ>
 でどこまで謎解きはできるだろう!?

(つづく)

  

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ゴミグモの狩りを見た!!(2021/05/31) #クモ学 #ゴミグモ #クモの狩り #クモの食事

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【2021/05/31 06:32:51】

▼それは5月末日のことだった!!
 いよいよ5月も終り、6月がはじまる。クモたちの季節がやってくるのだ!!
 すでに先陣をきって登場しているクモがいた。
 「ゴミグモ」だ!!

 それにしても凄いネーミングだ。でも、それがピッタリなんである。
 網の中央に縦に食べかす、脱皮がら、枯れ葉のくず等のゴミをならべて「ゴミ屋敷」を形成している。
 「ゴミ屋敷」の中央に屋敷の主は鎮座しているはずだった。
 しかし、その擬態は完璧だ!!ゴミになりきっていた!!

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【2021/05/31 06:31:59】

▼私は、まだしっかりとゴミグモに出会ったことがなかった。
 「どこにいるのだ!?」と最接近して確かめようとした。
 事が起きたのはその時だった!!
 瞬間!! 何が起こったのかわからなかった。「ゴミ屋敷」から、主が飛び出してきたのだ。
 網に獲物がかかったのだ!!獲物は翅のある虫だ。

 ゴミグモの狩りがはじまったのだ!!

 反転して獲物に飛びつく瞬間技は忍者そのものだ!!
 強靱な顎で獲物の動きを止めた。
 脚を巧みにつかって、出した糸で獲物をグルグル巻きにした。
 最後もきっちり締めて、獲物はひとつのパッケージにされた。
 狩りがはじまって、一分とかからない早業であった!!

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【2021/05/31 06:32:16】

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【2021/05/31 06:32:24】

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【2021/05/31 06:32:36】

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【2021/05/31 06:32:50】

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【2021/05/31 06:32:53】

▼獲物のパッケージを担いで、元の定位置にもどろうとしはじめた。
 元の位置にもどったら、一息入れて
 ここから「食事」の開始である。
 クモの「食事」は、固形物は体内に入れない。
 クモの唾液は口の外に分泌される。そして、「体外消化」を行なう。
 消化液でドロドロになったものをチュウチュウするのである。
 チュウチュウはゆっくり ゆっくり行なう。
 食べがらは、あらたなゴミになるか廃棄される。

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【2021/05/31 06:33:35】

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【2021/05/31 06:33:43】

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【2021/05/31 06:34:19】

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【2021/05/31 06:34:59】

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【2021/05/31 06:35:30】

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【2021/05/31 06:35:39】

▼狩りをはじめてから8分!!
 このみごとなゴミグモの「狩り」「食事」に感動してしまった。

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【2021/05/31 06:37:16】

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【2021/05/31 06:37:48】

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【2021/05/31 06:38:46】

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【2021/05/31 06:40:19】

 不思議なもので、翌日から「ゴミ屋敷」のゴミグモは存在感を持ってそこに居た!!

 今年も「クモ学」の展開が楽しみだo(^o^)o ワクワク 

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【2021/06/01 06:39:53】

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【2021/06/02 06:40:12】

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2021年6月(水無月)の俳句「歳時記」!! #歳時記 #オンライン句会

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「ゴンビ」!!
 私はこれをずっとそう呼んできた。
 この時期になると赤く熟する。
 何粒もいっしょに口に入れほおばる。果実部だけいただき、タネはいっきょに吐き出すのだ。
 甘酸っぱい味が、この季節を教えてくれた!!

 『日本植物方言集成』(八坂書房編)をひっぱりだしてきて、「ゴンビ」を調べてみるが見あたらない!!
 「ナツグミ」の項に「ぐいび」(岡山)というのがある。岡山なら近い、このあたりが変形したのだろうか!?

 「ゴンビ」は私のなかではりっぱな季語なんだけどなあ!!

▼今月も名句の鑑賞 よりはじめる俳句修業だ!!
 名句の参考にさせてもらうのは、いつものように

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。

(1) 朽臼をめぐりめぐるや蝸牛 西山泊雲
(2) 六月を綺麗な風の吹くことよ 正岡子規
(3) 青嶺あり青嶺をめざす道があり 大串章
(4) 紫陽花剪るなほ美しきものあらば剪る 津田清子
(5) 太陽と父と田植機快調に 成田千空
(6) 渡りかけて藻の花のぞく流れかな 凡兆
(7) 姉若く妹老いぬ夏蜜柑 小澤實
(8) 葭簾母ならきつとここに吊る 大石悦子
(9) ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ 桂信子
(10) 寝床より母の手招く螢籠 大木あまり
(11) 螢の夜老い放題に老いんとす 飯島晴子

▼俳句修業の第一歩は「選句」から!!
 「選句」という作業はほんとうに面白い作業である。だいぶ前から作業にかかり「ベスト3」を決めていたが、今朝読んだらまったく変わってしまった。名句ばかりだから、なおさらであろうが不思議でオモシロイ!! 

【私の選んだ名句ベスト3】

(2) 六月を綺麗な風の吹くことよ 正岡子規

(8) 葭簾母ならきつとここに吊る 大石悦子

(6) 渡りかけて藻の花のぞく流れかな 凡兆


【次点】

(10) 寝床より母の手招く螢籠 大木あまり

【選評】
・今朝になって、大逆転を起こしたのがこの句だった。この「六月」が子規にとってどんな意味が!?
・「 葭簾」(よしすだれ)のある暮らし。いっきょにタイムスリップだ!!
・「藻の花」ってどんなだったかな!?

・もうそろそろ螢が飛び出すだろう。楽しみだ!!


▼子規ではないが、この「六月」が特別の「六月」なる予感がする。
 さて、その「六月」の俳句修業 きわめつけはやっぱり自分で詠んでみることだ!!
 下手か上手かは  \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
 まずははじめてみることだ。
 そんなときは

●第10回オンライン句会「寅の日」6月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

 「ゴンビ」で一句に挑戦してみるかな!!

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2021年6月(水無月)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼6月(水無月)!!
6月(水無月)の「雲見」を予想する前に2021年5月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    6 
・巻雲    0 
・巻積雲   1 
・巻層雲   5     
・高積雲   1  
・高層雲   5     
・層積雲   1 
・積雲    4  
・層雲    0  
・乱層雲   7  
・積乱雲   1 

 乱層雲7+積乱雲1+高層雲5=12
 「梅雨入り」は5/16だった。私の経験するもっともはやい「梅雨」だった。
 一方、
 快晴6+積雲4=10
 梅雨晴れ間もけっこうあったのだ!!
 5/26 スーパームーン+皆既月食は残念だった。でもアリガタイ別の楽しみもあった!!


▼2021年6月(水無月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年の6月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2020年6月 (気象庁)

 なんと言ってもいちばん気になるのが梅雨前線の位置である。
 豪雨災害のないことを祈るのみである。
 5月からすでに気温も高くなっている。それも心配だ!!


▼6月の「雲見」予想をつづけよう。
 次なる「雲見」の予想の資料はこれだ。よりローカルな予想に入ろう。

◆向こう1か月の天候の見通し 近畿地方(大阪管区気象台) 

 ここもズバリ
 「暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の平均気温は高いでしょう。」
 と言っている。
 「雨」と「高温」に注意だ!!


▼「今さらですが、「梅雨」って!?」というシリーズをはじめて、梅雨空の「ふしぎ!?」の謎解きをやっている。
 「雲見」から発展したひとつの拙い試みである。
 少しでも防災・減災にツナガレバ!!

 5/17(月)から、あらたな楽しみがひとつふえた。
 朝ドラ『おかえりモネ』(NHK)だ!!
 モネも「雲見」をはじめた!!
 このあとどう展開するのだろう o(^o^)o ワクワク
 

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