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オンライン「寅の日」9年間に何を読んできたのか!?(1) #traday #寺田寅彦 #青空文庫 

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▼寺田寅彦は「柿の種」(青空文庫より)の巻頭の短章に次のコトバを書いていた。

棄てた一粒の柿の種
生えるも生えぬも
甘いも渋いも
畑の土のよしあし


 日常生活の世界と詩歌の世界の境界は、ただ一枚のガラス板で仕切られている。
 このガラスは、初めから曇っていることもある。
 生活の世界のちりによごれて曇っていることもある。
 二つの世界の間の通路としては、通例、ただ小さな狭い穴が一つ明いているだけである。
 しかし、始終ふたつの世界に出入していると、この穴はだんだん大きくなる。
 しかしまた、この穴は、しばらく出入しないでいると、自然にだんだん狭くなって来る。

 渡辺政隆氏は『一粒の柿の種 サイエンスコミュニケーションの広がり』(渡辺政隆著 岩波書店 2008.9)のなかで、これを次のように読み解いていた。

これは日常の世界と科学の世界についても言えることでないか。
手前勝手に換言するなら、科学の種をまくだけではだめで、種が育つ畑の手入れも怠ってはいけないということなのであろう。


 ナラバ 日常的に寅彦の随筆にふれることで !!
 と はじまったのがオンライン「寅の日」である。2012年4月のことである!!

▼この3月末で9年間の歩みとなる!!

・9年間(2012.04.01~2021.03.31)で281回!! 
・定例 2~3回/月(「寅の日」は12日に一度めぐってくる。)
・特番オンライン「寅の日」毎年12/31(寅彦忌 1935.12.31没)
『日本人の自然観』(1935.10発表)

▼ではその281回のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか!?
 読んだ回数の多いものからいっきょにならべてみる。
 (ただし、この回数にはいろんなケースがある。たとえば先の「柿の種」など一ヶ月3回連続して読んだこともある。その場合は1回としてカウントした。)

【 オンライン「寅の日」で何を読んできたか(2012.04.01~2020.03.31)】

【10回】             
1 日本人の自然観      

【9回】
2 天災と国防   
3 科学者とあたま        

【8回】
4 津浪と人間          
5 俳句の精神          
6 天文と俳句          
7 科学と文学   

【7回】
8 颱風雑俎   

【6回】
9 茶わんの湯          
10 研究的態度の養成   
11 雑感(「理科教育」より)   

【5回】
12 日常身辺の物理的諸問題   
13 科学上の骨董趣味と温故知新
14 夕凪と夕風
15 海陸風と夕なぎ
16 俳諧の本質的概論      
17 地震雑感

【4回】
18 物理学実験の教授について   
19 神話と地球物理学
20 藤の実

【3回】
21 思い出草
22 自然界の縞模様
23 線香花火
24 金平糖 
25 身長と寿命          
26 春六題
27 量的と質的と統計的と     
28 物理圏外の物理現象
29 地図をながめて 
30 ルクレチウスと科学
31 物質群としてみた動物群
32 蓑虫と蜘蛛
33 蜂が団子をこしらえる話    
34 5月の唯物観         
35 伊吹山の句について

【2回】
36 からすうりの花と蛾
37 うじの効用
38 コーヒー哲学序説
39 西鶴と科学
40 レーリー卿  
41 科学者と芸術家        
42 コスモスとアリ(柿の種)
43 凍雨と雨水
44 小爆発二件
45 団栗             
46 俳句の形式とその進化     
47 子規の追憶          
48 俳諧瑣談
49 夏目漱石先生の追憶
50 化け物の進化         
51 物理学と感覚
52 柿の種 
53 科学に志す人へ        

【1回】
54 アインシュタイン        
55 音の世界
56 においの追憶
57 毛ぎらい           
58 エレベーター         
59 流言蜚語           
60 田園雑感            
61 路傍の草
62 日本楽器の名称         
63 火山の名について       
64 歌の口調
65 詩と官能           
66 感覚と科学
67 蓑虫
68 案内者            
69 災難雑考
70 方則について        
71 新春偶話            
72 物理学の応用について     
73 知と疑い
74 自然現象の予報        
75 怪異考            
76 連句雑俎
77 静岡地震被害見学記
78 沓掛より           
79 とんびと油揚         
80 小さな出来事         
81 三斜晶系           
82 やもり物語          
83 夏の小半日          
84 夏              
85 秋の歌            
86 カメラをさげて        
87 疑問と空想           
88 透明人間           
89 視角             
90 製陶実演           
91 向日葵            
92 竜舌蘭
93 映画の世界像
94 映画の時代
95 映画芸術
96 花物語
97 庭の追憶
98 電車の混雑について
99 とんぼ
100 漫画と科学  
101 鉛をかじる虫
102 新星(「小さな出来事」)
103 凌霄花(「花物語」)
104  森の絵
105  震災日記より
106  マーカス・ショーとレビュー教育  
107  ピタゴラスと豆
108  言語と道具

 なんと108編になる!!

【番外編】 
1 「指導者としての寺田先生」(中谷 宇吉郎) 
2 「寺田寅彦の追想」(中谷宇吉郎)     


▼アリガタイことに108編の随筆、たった今すぐにでも誰もが読むことができる!!

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)

 何度でも言う!!なんとアリガタイ時代だ!!
 9年間もオンライン「寅の日」を継続できたのは「青空文庫」のおかげである!!深謝!!

(つづく)

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