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「寺田物理学」とは!?(8) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #等身大の科学 #新しい科学 #金平糖 #池内了

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「金平糖」(『備忘録』 青空文庫より)は実に面白い随筆である。
 少年時代にこの随筆を読み、いたく感動し、徹底的に「金平糖」の不思議を追いかけた人がいた。金平糖研究の第一人者・中田友一先生だ。
 中田友一先生は、ついには「金平糖博物館」までつくってしまわれた。
 オンライン「寅の日」200回達成記念オフでは、うれしいことに「金平糖博物館」で中田先生から直接お話を聞くことができた。

「金平糖博物館」は最高に面白かった!!(1)
「金平糖博物館」は最高に面白かった!!(2)

 寅彦がここまで連れてきてくれた!!と思うと、とてもうれしい気分になった。

 そう、この「金平糖」も「寺田物理学」のひとつ!!

▼「寺田物理学」とは!? まだまだ続けよう。
 参考にさせてもらうのは続けてこれだ。

●「第二章 寺田寅彦が提唱した新しい科学」池内 了(『寺田寅彦と現代 ~等身大の科学を求めて~』(池内 了著 みすず書房)より)

 続けて引用させてもらおう。

 また量的すぎることへの反省から決定論でないような現象にも目を付けた。偶然的統計的な現象の重要性を指摘したのだ。そのような現象として、ガラスの割れ目、金平糖の角の出方、膜に見られる樹枝状のパターン、液体の渦の生成・分布・相互作用などを挙げ、自分でも実験を試みた。(同書P27より)

 おおっ、金平糖が出てきたぞ \(^O^)/

▼さらに引用を続けよう。
 

 必ずしも高価な器械や豊富な設備を要しない

として、地方にいる科学者にも参加するように促したりもした。また、自然界に見られるさまざまな周期構造ー温泉噴出口の物質集積模様、対流渦、墨流し、氷柱や鍾乳石のしわ、砂や泥の波形、放電の極の縞などーや生物における形態的類型ー珊瑚のヒダや樹葉の紋などーについて、その原因を追及することの重要性を指摘した。(同書P27より)

 これぞビッグサイエンスに対しての「等身大の科学」だ!!
 これは、私の勝手な思い込みだが、「夏休み理科自由研究」テーマ選びのヒントともなるのでは!!

▼次の主張が、池内氏の主文脈であろう。

 このような寺田が興味を抱いた問題が、後年になって、散逸構造、粉体力学、弾性的不安定、散逸揺動定理、フラクタル、カオス、自己組織化など、さまざまな複雑系の物理学の分野へと発展していった。いずれも、一九七〇年頃から盛んになり始めた分野である。また、生物の挙動を物理学の手法で読み解いたり、アポトーシスや免疫のような生物特有の現象にも、寺田の目は注がれていた。むろん、本格的な研究が寺田によってなされたわけではないが、アイデアの新鮮さや目のつけ所の斬新さには驚かされる。ようやく、寺田の慧眼が見直されるようになったのだ。以下でそのことを具体的に見ることにしよう。(同書P27より)

 「寺田物理学」→複雑系の物理学!!
 「寺田物理学」は古くて、もっとも「新しい科学」のはじまりだったのだ!!

 さあ、ゆっくり ゆっくり 急ごう。

(つづく)

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