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「寺田物理学」とは!?(7) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #等身大の科学 #新しい科学 #池内了

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「寺田物理学」とは!?

 ちょっとした気まぐれではじめたこのシリーズも長くなってきた。
 考えてみると変な話だ。
 元々「物理」が苦手な私が、「物理学」を問うとは!?
 石原純氏、小山慶太氏の力をかりながら、少しずつ少しずつ読み解いてみた。
 少しずつわかってきた。このシリーズで問おうとしているのは、実は

 なぜ、「寺田物理学」に惹かれるのか!?

 ということだ。
▼「寺田物理学」とは!? まだまだ続けよう。
 少し視点を変えてみよう。
 次に参考にさせてもらうのは池内了氏の文章だ。

●「第二章 寺田寅彦が提唱した新しい科学」池内 了(『寺田寅彦と現代 ~等身大の科学を求めて~』(池内 了著 みすず書房)より)

 オンライン「寅の日」はじめた当初から、ガイドブックのようにして利用させてもらってきた本だ。
 特に第二章は、「寺田物理学」を寅彦が提唱する「新しい科学」とらえる視点は興味深い。
 また、本の副題としてあがっている「等身大の科学」のフレーズにも惹かれるものがある!!

▼また、少しずつ 少しずつ 進めていこう。
 まずはこうだ。

寺田寅彦は、初期の頃は結晶のX線解析を行ない、要素還元主義の道を歩み始めたが、そのうちに火山・地震・粉体・破壊現象などマクロな物理学に焦点を合わせるようになった。西洋に発する要素還元主義的な最先端の物理学から、日常に接する物事の理を考えるようになったのだ。それが周囲の科学者から、寺田物理学を「趣味の物理学」や「小屋掛け物理学」と揶揄された原因なのだが、実はそうではなく、以下に述べるように先見の明あったと言える」(同書P26より)

「先見の明があった」と高く評価し、より積極的に「寺田物理学」に「新しい科学」の萌芽をみつけようというのである。

▼さらにつづけて言う。

 

寺田寅彦が直観によって大事だと述べた分野は多くある。彼は、

 新しい事はやがて古い事である。古いことはやがて新しい事である。

 をモットーに、日頃見慣れた当たり前のような現象にも、直観の力を働かして新しい問題を嗅ぎつけた。(同書P26より)

※「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

なぜかワクワク気分になってくるのだった。

(つづく) 

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