« 「寺田物理学」とは!?(9) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #等身大の科学 #新しい科学 #雲をつかむ話 #池内了 | トップページ | 「寺田物理学」とは!?(10) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #複雑系の科学 #フラクタル #池内了 »

2021年3月のオンライン「寅の日」は #天災は忘れられたる頃来る #traday #寺田寅彦

Dscn4107_20210220050701

▼ 天災は忘れられたる頃来る

 寺田寅彦銅像の台座側面にはこの言葉があった。寺田寅彦記念館の牧野富太郎筆のレリーフと同じだった。
 この言葉について、神田健三氏(中谷宇吉郎 雪の科学館顧問)は、「槲」66号(寺田寅彦記念館友の会発行)で次のように書かれていた。

 

司馬遼太郎が寅彦記念館のレリーフを見て、「土佐弁こそ日本語?」と賞讃したという話を樋口敬二氏が紹介しています(「科学」1996・10、火災研究の開拓)。寅彦記念館のレリーフは、その八年前に出版された『国民座右の銘』を参考にしたと考えられますが、「る」の一字を加えるなど、独自の検討が行われたことが想像されます。

 寅彦の随筆のなかにダイレクトにこの言葉はない。この言葉を「記録」したのもやはり中谷宇吉郎だった。
 その顛末のすべてが、「天災は忘れた頃来る」(中谷宇吉郎 青空文庫より)に語られていた。その最後にこうあった。

それでこれは、先生がペンを使わないで書かれた文字であるともいえる。

▼2021年3月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期である。
 まもなく3.11から10年だ!!
 3月テーマは ずっとこれでやってきた。

【3月テーマ】警鐘「天災は忘れられたる頃来る」

 3月は3回ある。

■2021年3月オンライン「寅の日」!!
◆第279回オンライン「寅の日」 …3/07(日)
◆第280回オンライン「寅の日」 …3/19(金)
◆第281回オンライン「寅の日」 …3/31(水)

▼では何を読むか。
 警鐘「天災は忘れられたる頃来る」にもっとも近い定番で行こう。
 読むたびに、あらたな「発見」があるのが寅彦だ!!
 定番中の定番 「津浪と人間」「天災と国防」に加え「地震雑感」を読みたい。

■2021年3月オンライン「寅の日」!!

◆第279回オンライン「寅の日」 …3/07(日)「津浪と人間」(青空文庫より)

◆第280回オンライン「寅の日」 …3/19(金)「天災と国防」(青空文庫より)

◆第281回オンライン「寅の日」 …3/31(水)「地震雑感」(青空文庫より)

▼3.11から10年!!
 寅彦が最晩年まで鳴らし続けた警鐘に耳を傾けながら、
 「これまで」と「これから」を考えてみよう。

 寅彦はいつ読んでも、今日的だ!!きっと「これから」を!!

|

« 「寺田物理学」とは!?(9) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #等身大の科学 #新しい科学 #雲をつかむ話 #池内了 | トップページ | 「寺田物理学」とは!?(10) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #複雑系の科学 #フラクタル #池内了 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「寺田物理学」とは!?(9) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #等身大の科学 #新しい科学 #雲をつかむ話 #池内了 | トップページ | 「寺田物理学」とは!?(10) #寺田物理学 #traday #寅の日 #寺田寅彦 #複雑系の科学 #フラクタル #池内了 »