子規庵の糸瓜(2年目)から種子を採取した!!(2021/02/24) #子規庵 #糸瓜の種子
▼そもそものはじまりは、2019年5月に二度目の子規庵を訪問したときのことだ。このとき、5粒の糸瓜の種子を「おすそ分け」してもらった。
その年、4粒が発芽し、大きく糸瓜が育った。
そこから採取した種子で、2020年もたくさん「子規庵の糸瓜」を育てた。
昨年の収穫は少し遅かった。(2020/11/24)
その後、どのように処理するか。一年目は、水に浸けておいたが、「そのまま乾燥させるのが簡単!!」と教えてもらった。
ざるに入れたまま、そのまま放置していた。
さあ、いつやろう!? と思っているまに年を越し、2月も終わるころになってしまった。
ざるのなかの糸瓜はカラカラになっていた。
▼いざ作業をはじめてみると、これがなかなかの大作業になってしまった。
いちばん大きな糸瓜Aからはじめた。
思っていたように、皮ははがれなかった。なにかコツがあるのかも知れない。
やっと皮が剥がれても、種子はこぼれ落ちてこなかった。繊維質の糸瓜の筋のあいまを綿のようなものが充満していた。
「ヘチマたわし」の収穫はあきらめた。
第一目標は「子規庵の糸瓜」の種子をgetすることだ!!
悪戦苦闘の末、やっと種子を取り出した。ちょっと白っぽいもの、未完熟に思えるモノは除いた。
それでも、ならべてみてびっくりだ。
A 383個 もあったのだ!!
▼次に大きそうなものから順番にB~Eと名づけてやっていった。
Bから少し様子がちがってきた。カラカラになった糸瓜のヘタ(底)を取ると、黒い完熟種子がこぼれ落ちるように出てきた。
これは簡単だ!!
皮も簡単にはがせた。
種子は少なめだった。でもきれいだ!! 「たわし」ひきちぎりなかから種子を取り出した。
それでも やはり 少なめだった。
B 96個 だ!!
Cもヘタ(底)を取ると、種子がこぼれ落ちた!!
皮も剥ぎやすかった。「たわし」もそのまま保存することにした。
今度は、少し多めの種子を手に入れた。
それに、種子も黒々してきれいだ。今年はこのあたりの種子を使いたいものだ。
C 160個 だ!!
Dは、またしても腐ったようになっていた。
だから、種子を取り出すのにも難儀した。種子の個数も少なかった。
D 97個 だ!!
Eは小さかった。しかし、ヘタ(底)をとると、種子がこぼれ落ちた。
種子はきれいだった。「たわし」もきれいに保存できた。
E 48個 だ!!
▼これまでに、ざるの中でヘタ(底)がとれてしまい、種子がこぼれ落ちてしまったものが7つもあった。
これらをまとめて F とした。
ざるのなかに落ちた種子も含めて、7つをまとめてであるから、当然数は多くなった。
F 473個だ!!
ざるのなかには、小さなものも含めて15個が残っていた。
これら15個をまとめて、Gとした。
Gについても可能な限り種子を取り出して、ならべて数えてみた。
G 322個 あった!!
これら総合計 1579個 の種子を手に入れた!!
今年は「たわし」は2本だけだった!!
午前中からとりかかった作業、終わったときには日が暮れようとしていた。
さあ、今年はいつ !?
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