エマグラム鉄道で「雲見」の旅に!!(4) #エマグラム鉄道物語 #大気の安定度 #ショワルター安定指数
▼池の氷は夕方になってもとけていなかった!!
全国各地の上空の冷え込みぐあいを「エマグラム鉄道物語」を利用して見て回った。
「大雪」の様子も少しわかってくるというものだ。
やっぱりエマグラム鉄道で「雲見」の旅は面白い!!
▼半わかりのこともいっぱいあるが、そんなこと気にせずに旅を続けていこう。そのうちわかることも…!!
●Webテキストミニ試案「エマグラム~エマグラム鉄道物語~」
も、最後の
4 エマグラム鉄道物語(その2)~SSI(ショワルター安定指数)~
に行こう。
▼コトバにびびってしまうな (^^ゞポリポリ
SSI(ショワルター安定指数)それはなんだろう。?(゜_。)?(。_゜)?
今までで だいぶんわかってきた。
一見難しそうに見えることも、いくつかのアタリマエからできている!!
そもそも「エマグラム」とは何を見るための図表なんだろう。
それを教えてくれる のがこの指数があった。
●SSI(ショワルター安定指数)
<求め方>
SSI(ショワルター安定指数)求め方は、500hPa の実際の気温(T 500)から、850hPaの空気塊を断熱的に 500hPa まで持ち上げると仮定したときの気温(T850)を引いたもの。
SSI(ショワルター安定指数)=T 500 -T 850
これだけでは、なんのことか具体的なイメージがわいてこない。
▼ そこで
「エマグラム鉄道物語」で考えてみよう。
仮に 850hPa(1500 m)上空の大気の塊を「エマグラム鉄道」の列車に乗せて500hPa( 5700 m)上空まで運んでいったとき、列車の中の気温(T 850)はどれくらいになるだろう。それは「エマグラム鉄道」の線路をたどればすぐわかる!!
それは 500hPa(5700 m)上空の列車の外の気温(T 500)とくらべてどうだろう。
●列車のなかの気温の方が高ければ→列車はドンドン上っていくだろう (熱気球がドンドン上るように)
●「上がると ザアザア」→大気「不安定」!!
やっぱりそうだ!!
アタリマエばっかりではないか!!
▼さらに読み解けば
●SSI(ショワルター安定指数)
・大(正)→ 列車のなかの気温の方が低い→大気「安定 」
・小(負)→ 列車のなかの気温の方が高い→大気「不安定 」!!
※ ひとつの目安がつくられていた。
・SSI <= 3℃ しゅう雨(しゅう雪)がある
・SSI <= 0℃ 雷が発生する
・SSI <= -3℃ ひょうが降る
・SSI <= -6℃ 竜巻が発生する
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン 納得だ!!
やっぱり仮想「エマグラム鉄道」列車の旅は面白い!!
「きっぷ」は今すぐ誰でも手に入るぞ!!
リアル「雲見」の旅ができない今こそ、エマグラム鉄道で「雲見」の旅に出よう!!
さあ、今すぐ!!
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