54号コウガイビルはエサなしで4ヶ月生きのびた!! (2020/11/09)#コウガイビル #再生 #教材化
▼昨日(2020/11/09)、久しぶりにあいつを箱の中から、そっと外にだした。
そのときあいつは「の」字をかいた黒いかたまりとなっていた。
やがて、あの逆三角形の頭(イチョウの葉のような、これが「笄(コウガイ)」に似ているというところから)をヒラヒラさせながら動きはじめた。
まちがいなく生きている!!
54号コウガイビルはエサもないのに4ヶ月も生きている!!
自らの「からだ」を食べながら「再生」を繰りかえしている!!
▼わかったつもりになっても、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
この不思議のかたまりのような生きものとはじめて出会ってから、この14日でちょうど12年になる。
この12年間に54匹のコウガイビルと出会ってきた。
54匹のコウガイビルは私に実に多くのことを教えてくれた。
第1号コウガイビルはなんと「261日」ものあいだ「再生」を繰りかえした!!
第36号コウガイビルはその記録をぬいて「385日」ものあいだ「再生」を繰りかえした!!
昨年、今年と続けて「卵」も、赤ちゃんたちも見た!!
「食べる」とは!?
多数の幹細胞!!
生きるとは!?=「再生」を繰りかえすことか!!
数えあげればきりがないほどのたくさんのことを教えてもらった。
▼「ふしぎ!?」の謎解きはまだまだつづく。
当初からずっと考えてきた「教材化」!!
これを本格的に検討していきたい!!
同じ仲間のプラナリアがすぐれた「教材」としてすっかり市民権を得て人気者になっているのに!?
陸棲プラナリア=コウガイビルにも「教材」としての市民権を!!
▼とは言ってみたもののどこで、どのように「登場」させればいいのだろう!?
その具体的検討に入ろう。
それが54匹のコウガイビルの「生」に応えることになるはず。
54号が生きているうちになんとかしたいなあ。
Webテキスト「コウガイビル」!!
さあ、テキスタイルだ!!
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