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「日本理科教育史」をプロットする!!(35) #2001年 #やさしくて本質的な理科実験 #極地方式研究会 #鈴木清龍 #若生克雄

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▼『やさしくて本質的な理科実験3』からなんと16年の月日がたっていた。
 2001年(平成13)10月、『やさしくて本質的な理科実験4』がついに出された。

●2001年10月10日 『やさしくて本質的な理科実験4』(鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

帯には こうあった!!
「注目の 理数力 を育てる 教室とサークルから つくり出してきた 今いきる、30年の蓄積」
「生活・総合関連の実験も加えました。」
 なんとも「時代」を感じますね!!

▼巻頭言「実験集の歴史と特質」は、次なる一文からはじまっていた。

 ようやく、この実験集の4ができました。  まず、科学教育の実践研究をリードし、その中核として「やさしくて本質的な理科実験」を誕生させ育てた、故高橋金三郎先生に捧げます。

 そして、その「歴史」について、このように語っていた。

 30年近くの歴史があるのかと驚かれるも知れません。実は、評論社版のハードカバー以前に、私たちがパイロット版と呼んでいる、タイプオフなどの軽印刷のものが12冊あるのです。  「やさしくて本質的な理科実験 実験第1集」と題されたB6版の冊子は、科教協東北地区協議会の名前ですが、高橋によって仙台で印刷発行されました。初版1000部。1963年12月のことです。その後500部増刷。以下書名を省略して列挙します。(同書P1より)

 その「歴史」はまさに圧巻です!!

▼この巻頭言の最後のコトバが今も蘇ってきます!!
 

 理科ぎらい、理科ばなれがいわれますが、そんな状況のなかで実験書、ものづくりは花ざかりのようです。超教科は脱学校を生みだしています。(それはあだ花か。)私たちは脱学校のなかから、学校での学習が再構築されると考えていますが。
 それは、これまでの蓄積の成果を自らのものとして、子どもの要求に敏感に反応し対応できるように自らをつくっていくことによるしかないのではないでしょうか。
 2001年8月      鈴木清龍・若生克雄 

 それから19年、今 !!

▼具体的実験のタイトルの一部だけでも見ておこう。

2. 断熱膨張、断熱圧縮の温度変化にデジタル温度計を
3. エアフレッシュで真空実験を
4. 光の進路の学習は巨大プリズム型水そうで
6. 扇風機で加速
9. ボケツトヒーターで電流による発熱を教える
14. 曲がるカーテンレールでエネルギーの実験を
15. スライムを作ろう ー溶解教材としてー
 ・現代理科教材発展史「スライム」
17. 簡易キャップの装置と水素の実験アラカルト
18. 酸素系漂白剤から出る気体 ー酸素と二酸化炭素ー
19. 還元いろいろ
20. ミョウバン結晶の簡単なつくり方
30. なんでも播いてみよう ーなまけもののための簡単な水耕法ー
31. トルイジンブルーを使おう
39. 天文学習に「星座表」を(赤道型原点主義星座表)
41. 「星座表」で、24節気を
45. ポンコツポンド(ポリ箱の水槽)を作ろう
54. 超かんたん暗室で針穴写真のすすめ
等々

 タイトルをあげながら、私は20年越しの「宿題」をいっぱい残していることに気づいた。
 さて、…

 なおこの第4巻には、巻末に「既刊3冊の収録項目」すべてがあげてあります。

(つづく)

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