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【Web更新11/29】20-48 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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山茶花や待つ人もなき停留所 20/11/27撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-48
週末定例更新のお知らせ
 11月(霜月)が終わる!!
 12月(師走)が始まる!!
 2020年の師走とはどんな一ヶ月となるだろう。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2020 更新 山茶花
 日の当たる山茶花を撮りたかった。
 作業の手を止めて、その場所に行くと日が陰ってきた。
 また出直すことにした。再び、その場所に行くとまたしても、雲がいっぱいに
 何度かこれを繰りかえしてやっと撮った!!
 今年の山茶花はひときわ鮮やかに見える。なぜだろう!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「寅彦忌」特番を含め4回のオンライン「寅の日」それにプラス第4回オンライン句会「寅の日」!!
 「寅の日」三昧の師走になりそうである。
 
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「日本理科教育史」をプロットする!! のシリーズ 再び「【理科の部屋】30年史」に集中してみたいと思う。
 「30年史」そのなかで何が起こり、何が生まれたのか!?
 それは「これから」にも有効なものだろうか。
 できるだけ多様な視点で追ってみたいものである。

◆【ヒガンバナ情報2020】 更新!!
 「水栽培」中の「自然結実」花茎から完熟種子がなかなかこぼれ落ちて来ない。
 昨年は530個も手に入れたのに。
 これはどういうことだろう!?
 いくつかの作業仮説をたてながら、実生実験の観察を続けたいものである。

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから、35週目である。
 まだ「初霜」「初氷」もみられない。
 それはいつだろう? 

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「日本理科教育史」をプロットする!!(38) #理科の部屋 #30年史 #自分史

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▼風は冷たかった!!
 すっかり葉を落としてしまった柿の古木にあの紡錘形の生命体がぶらさがっていた!!
 今ではずいぶん珍しくなってしまった「蓑虫」である。
 それも、ひとつふたつでなくすくなくとも10個は越えている!!

 寅彦の「蓑虫と蜘蛛」(青空文庫より)を思いだして読んでみた。
 しばし、「蓑虫」の一生に思いを馳せるのだった!!

▼久しぶりに 「日本理科教育史」をプロットする!! をつづけよう。
 27歳をむかえたばかり【理科の部屋】の歴史が気になっていた。

 あと3年で30歳である!!

▼3年後を想定して、「【理科の部屋】30年史年表」を書き始めていた。

【理科の部屋】30年史年表 

 あくまで私自身が把握する範囲の「歴史」である。
 行がみだれてしまったり、リンク切れがいっぱいあったりしてなかなか思うように作成できない。
 いつまでもパソコン苦手はかわらなかった。進歩がない。(^^ゞポリポリ

いつのまにやらこの「30年史」と「自分史」を重ねてしまうのだった!!

 【理科の部屋】の最もすばらしいところは、多くの人の「自分史」に支えられてきたところだ。
 他の人が「【理科の部屋】30年史」を描けばまたちがったものができるだろう。
 それらをリンクすれば より豊かな「30年史」になるだろう。

 それに とても興味がある!!
 ここで思いつき提案だ!!3年後をめざして

 「【理科の部屋】30年史」作成委員会(仮称)をつくりませんか!!
 
(つづく) 

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実生コヒガンバナは今!?(2020/11/27)#日本ヒガンバナ学会 #コヒガンバナ #2倍体

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日本のヒガンバナは3倍体(2n=33)!!
 コヒガンバナは2倍体(2n=22)!!
 コヒガンバナは2倍体だからアタリマエに「種子」でも殖える!!

 このアタリマエを私はすんなり納得できなかった。
 実生実験が進むにつれて、実生ヒガンバナとのちがいは歴然としてきた!!
 やっとナルホドと納得するのだった。 (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

前回の観察(2020/10/10)から一ヶ月と17日経っていた。
 八手の木陰から、17個の鉢を明るいところ持ち出してみた。
 
 もうそれだけで圧巻だった!!

 「出葉」している葉の数も増えているような気がした。
 鉢ごとの葉の枚数を数えてみた。

【9枚】…1
【6枚】…2
【5枚】…2 
【4枚】…5
【3枚】…3
【2枚】…3
【0枚】…1

 やっぱりまだ1鉢だけ「出葉」がみられなかった。
 
 葉の枚数の総合計は66枚!! 前回(58枚)より8枚増えていた!!

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▼変化は葉の枚数だけでなかった。葉の長さも驚くほどのびていた。

【9枚】…25~26㎝
【6枚】…20~25㎝
【5枚】…20~25㎝ 
【4枚】…20~25㎝
【3枚】…28㎝までのびたものもある。
【2枚】…30㎝近くまでのび折れたようになっている。

 相対的には枚数の少ない鉢の方がよくのびていると言えるかも知れない。

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▼それにしてよくここまでと感心しながら、しばしながめていた。
 「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクトのことを思いだした。
 これもまったくの夢物語でなくなりつつある。いよいよ現実味をおびてきた!!
 
 何年か先にはここから、花茎がのびてきて花を咲かせるだろう!!
 花が咲いた後には、かならず「種子」をつくるだろう!!
 その「種子」を使って 多くの人が 実生実験をすれば
 コヒガンバナは2倍体!! に腹の底から納得するだろう!! 

 鉢の底から根が伸びていた。
 大きな鉢への「引っ越し」の時期を思案している。

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第4回オンライン句会「寅の日」12月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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川霧が発生していた!!
この時期のお気に入りの景である!!

 手持ちの『俳句歳時記』(角川文庫)では、「霧」は秋編に出ていた。
 【霧 きり】朝霧 夕霧 夜霧 山霧 川霧 狭霧 霧襖 濃霧 霧笛  

 我らが寅日子先生は「朝霧」がお気に入りだったようだ。
  
 朝霧をつんざく一番列車哉(明治31年)

 朝霧に燈台の火の残りけり(明治31-32年)

▼2句とも「夏目漱石先生に送りたる句稿」にある。
 寅日子先生が俳句修業に夢中になりはじめたころの作品である。

 私たちの「0からはじめる俳句修業」=オンライン句会「寅の日」は第3回の「選句期間」が終了したところである。
 今から、談話室でそれぞれの「作品」について語り合い・学び合う。
 実に愉しいひとときである。
 句会に参加して、自分でも作句しながら俳句修業を積み重ねるのが最高の方法だ。
 多くの先達が語るところだ。
 でもいきなり句会に参加するのは、ハードルが高すぎる。
 また、今日の状況では 人と対面してのリアル句会は なかなかむつかしいところだ。
 こんなときは 

 オンライン句会「寅の日」だ!!

▼12月は第4回目になる。
 あらためて案内要項をあげてみる。

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第4回オンライン句会「寅の日」12月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 
5.【投句期間】
 12月1日0時から15日23時30分まで
 

6.【選句期間】
 12月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 12月26日から

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

******************************************************************

▼12月は
 【漱石忌 そうせきき】12月6日
 【寅彦忌 とらひこき】12月31日
 の月でもある。まだまだはじまったばかりの俳句修業!!
 なによりも愉しむことを最優先にやっていきたいものである。

 ひとりでも多くの人といっしょに愉しめたらと思っています。
 よろしく <(_ _)>

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実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2020/11/25) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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2019年に採集・回収した530個の種子を使った実生実験の今(2020/11/17)についてはすでに報告していた。

 しかし、それ以前の分の実生実験の報告(2020/10/15)をしてから、すでに一ヶ月と10日も過ぎていた。

 「出葉」した葉は大きく伸びてきただろうか!?

 鉢を日のよく当たるところに持ち出してみた。

▼古い順番に行こう。

●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ

・「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は三枚に増えている!!
・葉はいずれもほぼ25㎝にまで伸びている!!

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▼次に行こう。

●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ

・こちらも「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は三枚だ!!
・葉の長さも大きく伸びてきている。
 18㎝
 17㎝
 14㎝

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▼最後は一昨年採集分だ。

●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ

・こちらは「出葉」している鉢は二鉢だ。
・二鉢とも「出葉」している葉の枚数は一枚だ!!
・一枚でもよく伸びてきている。
 17㎝
  8㎝

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 全体で四鉢で「出葉」が確認できたことになる。
 九鉢を一同にならべてながめていると、これからの展開が楽しみになる。
 葉は来年の春先までのびつづけるだろうか。
 どこまで!?
 ここから花茎が伸びてくるのはいつだろう!?
 ほんとうにそんな日はくるのだろうか!?

 さて、このあとどんな展開が…。

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子規庵の糸瓜(2年目)をついに収穫した!!(2020/11/24) #子規庵 #糸瓜

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この糸瓜にはこだわりがあった!!
 昨年の5月に子規庵を訪れたときに5粒の種子を「おすそ分け」してもらった。
 そのうち4粒が発芽し成長した。できた糸瓜の実から大量の種子を採った。
 その種子から育てたのがこの糸瓜だった。
 だから、これは

 2年目の子規庵の糸瓜!!

 というわけだ。
▼そのこだわりが収穫を遅らせた。
 なんとか一年目以上の収穫をしたかったのだ。
 まだ花が咲き、小さな糸瓜が育とうとしていた。
 ひょっとしたら、これが大きく…  という願いが決断を鈍らせた。

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昨年の収穫よりも3日も遅れていた。
 昨年くらべると、ずいぶん「不作」(失敗!?)だった。
 なぜだろう?
 狭い場所に欲張りしてたくさん育てすぎたためだろうか!?

 最高に大きく育ったモノでも長さ44㎝ 太さ(胴回り)33㎝だった。
 まともなものは3つばかり
 小さなものを入れると数だけは多かった。14~15個はある。
 すでに枯れたモノも多かった。すべてで12~13個あった!!

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▼枯れたものから、黒い種子がこぼれ落ちた!!
 さて、これからどうしょう!?
 昨年のように水につけて腐るのを待つか?
 それともこのまま枯れるのをまって、「たわし」と「種子」を手に入れるか?
 ここが思案のしどころだ。

 「たわし」もさることながら、特に私が欲しいのは、
 
 3年目の子規庵の糸瓜に向けた「種子」だ!!

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【Web更新11/22】20-47 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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花八手虫それぞれに集いけり 20/11/18撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-47
週末定例更新のお知らせ
 「巣ごもり」の暮らしが長くなっている。
 それだけ世間を吹く風に疎くなっている。ときどきそれを実感して自分でも驚いてしまうことがある。
 世間ではそろそろ師走の風が吹き始めるころだろうか。
 さあ ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2020 更新 花八手
 今年はこれまた遅いな と思っていた八手の花が咲きはじめた!!
 それは、まさに「小春日和」というそんな天気の日だった。
 いっせいに虻、蠅などの虫たちが集い始めた。
 花八手からどんなシグナルが発せられたのだろう!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン「寅の日」をはじめて9度目の師走だ!!
 「寅彦忌」もあって、「寅の日」三昧の師走になりそうである。
 テーマは、ながらく続けて来た「寅彦と俳句」から、「寅彦と科学と文学」に変わる。
 読む随筆は長編ばかりであるので、ちびりちびりと読んでおきたい。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「日本理科教育史」をプロットする!! という自分でも少し気恥ずかしくなるほどの仰々しいタイトルのシリーズである。
 しかし、なかみはどこまでも「等身大」に「リアルタイム」に語っていきたい。
 思いつくまま、気儘に…。
 まだ まだ 続けるつもりである。

◆【ヒガンバナ情報2020】 更新!!
 2019年採集・回収した530個の種子を使った実生実験は、数々の仰天の「事実」を見せてくれている。
 この「事実」を「記録」しておきたい。
 そして、私なりの作業仮説を組み立ててみたい。
 他の年度のモノ、コンガンバナの方の「記録」も近日中にあげたい。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから34週目である。
 風が冷たくなってきた。
 枯蓮の葉が風に吹かれて、飛びはじめた。
 枯れ葉の葉脈、これまた美しい!!

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【祝】本日(2020/11/23)、【理科の部屋】は満27歳に\(^O^)/ #1993年 #日本理科教育史 #理科の部屋

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▼「日本理科教育史」にこの日はプロットされるだろうか!?

●1993年11月23日 NIFTY-Serve教育実践フォーラム【理科の部屋】開設!!

 そう!!
 本日は【理科の部屋】満27歳の誕生日だ!!

▼【理科の部屋】創設期からのwelcomeメッセージは一貫していた。

***************************************************
日本の理科教育情報発信基地
    【理科の部屋】へようこそ        

(^o^)/ あなたもここで情報発信者に\(^o^)   
情報は、発信されるところに集まる。
あなたがノックされるところがドアです。
時空を超えて響きあい・学びあい・高めあう世界を 
*************************************************** 

なかでも「情報は、発信するところに集まる!!」は、私たちの合い言葉だった。

▼【理科の部屋】とは何か を次のように語っていた。

●【理科の部屋】とは~情報は発信するところに集まる~

 そのなかに次のような文章があった。少しながくなるが、誕生日ということで読み返してみた。

 10年後、20年後に日本の理科教育研究史を語るとき、かならずや【理科の部屋】にふれられることは確実であろうと思います。 「ああ、あれがこの時代の萌芽期であったのだなあ」と。Y(^^)ピース!  この間ずっと、一貫して【理科の部屋】では『情報は、発信するところに集まる。』と唱えてきました。  これは、これまでの教育研究運動のコペルニックス的転回であり、一大パラダイムの転換です。  つまり、これまでの情報の「受信者」が、「発信者」に変わっていくのです。じつは、ほんとうに必要な情報は「発信」するところに集まってくるのです。  先行する実践者の報告を、ありがたく聞くだけが研修(研究)ではないのです。(先行するすぐれた実践からは大いに学ぶべきです。そこからしか、私たちの研究活動は出発しないのも事実なのですが)自分の実践をどんどん発信するのです。  そのことが、なによりの自分にとって有用な「情報の収集活動」になるのです。

▼27年たった今も、この思念はかわらない。
 今も現在進行形の【理科の部屋】がふたつある。

●【理科の部屋】7(サイエンスフォーラム)

●Facebook版【理科の部屋】

 先の文章を再び引用してみよう。
 
 

私たちは、今こそ自分の学校の理科室を、研究室を、仕事場を、家庭を、フィールドを、・・・
 そして自分自身を「日本の理科教育情報発信基地」に変えてしまいたいものです。
 「私」発→「地球」行きのメディアを駆使して・・・。

 さあ!!

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「日本理科教育史」をプロットする!!(37) #2020年 #サイエンスアゴラ2020 #未来の理科教育

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風は冷たかった。
初冬が帰ってきた!!

 本日(2020/11/22)でサイエンスアゴラ2020が終わる。

●2020年11月13日~22日 サイエンスアゴラ2020『Life』

 科学と社会の関係を深める10日間!!
 オンライン開催「無料配信」!!
 開催初日からいつでも見られるオンデマンド企画!!
 
▼今年のテーマ『Life』に沿って実に多種多様の企画が展開されていた。
 もう済んでしまった企画については、動画でその「記録」が見ることができる。
 アリガタイ!!
 今日(11/22(日))一日とっても、実に多様な企画がライブ配信されるようだ。
 オモシロソウ!!

開催初日からいつでも見られるオンデマンド企画!!
 というのがこれまたいい!!
 ついつい目移りしてしまうほどのメニューだ。
 やはりお薦めは

●企画番号Y-02『やっぱり見たい!原子や分子!!』

 です。8年前に参加したときのことを思いだしてしまった。
 他にもほんとうにいろいろな企画がある。
 オンデマンドだからこそ実現した企画がいくつもある。

▼やっぱり意識は、「理科教育」にもどってしまう。
 2020年という年が、「これから」の「理科教育」に大きな影響をもたらすだろうことはあきらかだ!!

 サイエンスアゴラ2020 に 未来の理科教育 のヒントをみつけに行こう!!
 
(つづく)


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「日本理科教育史」をプロットする!!(36) #やさしくて本質的な理科実験 #現代理科教材発展史

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▼今一度、『やさしくて本質的な理科実験』を時系列にならべてみる。

●1972年7月10日 『やさしくて本質的な理科実験1』(科教協東北地区協議会編 評論社)

●1976年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験2』(高橋金三郎・若生克雄共編 評論社)

●1985年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験3』(高橋金三郎・鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

●2001年10月10日 『やさしくて本質的な理科実験4』(鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

もうこれだけで圧巻である!!

▼紹介された「実験」は
・第一巻 60
・第二巻 69
・第三巻 62
・第四巻 54
総合計 245 !! 

 これまた再び、第一巻の巻頭言のコトバをかりよう。

これは東北地方の科教協会員が主として開発した「誰にでもほとんど設備を必要とせず、しかも自然科学の本質をやさしく理解する実験」です。理科の中心は実験です。実験がうまくいかないかぎり、授業はうまくいきません。 「実験がうまくいく」とは決して「失敗しない」ことだけではありません。実験そのものが本質的なものであって、しかもその意味が子どもによく理解できるものでなければなりません。(同書P2より)

 この「やさしくて本質的な理科実験」の趣旨は一貫していた!!
 今度は第四巻の巻頭言の最後のコトバをかりよう。

 理科ぎらい、理科ばなれがいわれますが、そんな状況のなかで実験書、ものづくりは花ざかりのようです。超教科は脱学校を生みだしています。(それはあだ花か。)私たちは脱学校のなかから、学校での学習が再構築されると考えていますが。  それは、これまでの蓄積の成果を自らのものとして、子どもの要求に敏感に反応し対応できるように自らをつくっていくことによるしかないのではないでしょうか。  2001年8月   鈴木清龍・若生克雄
 

 それから19年です!!

▼まったく唐突な話ではあるが寅彦のコトバを思いだした。

 

新しい芸術的革命運動の影には却って古い芸術の復活が随伴するように、新しい科学が昔の研究に暗示を得る場合は甚だ多いようである。これに反して新しい方面のみの追究は却って陳腐を意味するようなパラドックスもないではない。かくのごとくにして科学の進歩は往々にして遅滞する。そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼(よじん)から産れ出るのである。

 自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

 

寺田寅彦「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

▼今、私がやりたいことは2つだ。

(1) 「やさしくて本質的な理科実験」の「現在地」を知る!!
  ・あれから19年、どんな新しい「やさしくて本質的な理科実験」がうまれたのだろう?
  ・245の「実験」はどのように進化したのだろうか。
 
(2) 現代理科教材発展史を書く。
  ・いくつかの「定番」実験をとりあげて、その発展史を書く。
  ・今でなければ、その「はじまり」も取材できないこともある。
  ・ひとりの力では限界がある。協力のお願いをしながらも可能なかぎりということで…
  ・愉しみながら、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 「理科実験」の「不易流行」を追ってみよう!!

ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!

ホンモノの「不易」は、「流行」を創造する!!

(つづく)


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2020年12月のオンライン「寅の日」は #鎌田浩毅 #科学と文学 #traday #寺田寅彦

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▼鎌田浩毅氏(京大 火山学・地球科学)が、寺田寅彦についてたいへん興味深いことを言っていた。

「アウトリーチに関する私の修行は今も進行中であり、寺田が残してくれた試行錯誤の記録は知恵袋となっている。彼の専門と思想を引き継ぐ者として、これからも寺田寅彦を「活用」していきたいと思う。」(「寺田寅彦を「活用」する」鎌田浩毅『科学者の目、科学の芽』(岩波書店)P174より)」

 大賛成である!!
 とても鎌田氏のレベルには及ばないが、可能な限り「寺田寅彦を「活用」する」に挑戦し続けたいと思っている。

▼2020年12月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期だ。
 8月から11月までずっとおなじテーマ「寅彦と俳句」でやってきた。このテーマについてはいったん終了としたい。
 そのテーマとも少し関連するが、12月テーマは次のようにしたい。

 【12月テーマ】「寅彦の科学と文学」

 12月は定例3回+「寅彦忌」特番と計4回あった。

■2020年12月オンライン「寅の日」!!
◆第270回オンライン「寅の日」 …12/01(火)
◆第271回オンライン「寅の日」 …12/13(日)
◆第272回オンライン「寅の日」 …12/25(金)
◆第273回オンライン「寅の日」 …12/31(木)

▼9年目になるオンライン「寅の日」だが、毎年のように繰り返し読んできたお気に入り随筆がいくつかある。
 そのひとつに「科学と文学」がある。長編ではあるが、たいへん興味深い内容である。

 私は、ここに「寺田寅彦を「活用」する」するヒントがあると確信している!!
 
 長編であるので、今回は3回に分けて読みたい。
 「寅彦忌」特番に読む随筆は毎年同じと決めていた。
 「日本人の自然観」である。最晩年に書かれたこの作品は、言わば寅彦の「遺言」であると思っている。
 この一年をふり返りながら、時空を越えた寅彦からのメッセージに耳を傾けてみよう。

■2020年12月オンライン「寅の日」!!

◆第270回オンライン「寅の日」 …12/01(火)「科学と文学」(1)

◆第271回オンライン「寅の日」 …12/13(日)「科学と文学」(2)

◆第272回オンライン「寅の日」 …12/25(金)「科学と文学」(3)

◆第273回オンライン「寅の日」 …12/31(木)「日本人の自然観」

▼12月に読むのは、いずれも長編である。
 時間があるときに少しずつ読み進めていきたい。

 もうひとつ。
 オンライン句会「寅の日」12月例会も実施の予定である。
 こちらの方も、新規の参加者をお待ちしています!!

 「寅の日」三昧の12月が楽しみだ!! o(^o^)o ワクワク

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本日(2020/11/19)、第269回オンライン「寅の日」!! #夏目漱石先生の追憶 #traday #寺田寅彦

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これぞ小春日和!!
 そんなポカポカ陽気のなか、今年最初のヒガンバナ「完熟種子」がまさにこぼれ落ちようとしていた!!

 寅彦のこよなく敬愛した師・夏目漱石先生が亡くなったのは1916年(大正5)だった。
●1916年12月9日 夏目漱石死去(50歳)。
 1918年(大正7)、寅彦は五島寛平氏のために「漱石全集」初版本第一巻の見返しに次のように詠んだ。

 先生と話して居れば小春哉 (大正7年)

▼本日(2020/11/19)、第269回オンライン「寅の日」である。
 ながらく続けて来たテーマ
 「寅彦と俳句」
 の最終回である。
 最終回の本日は、今一度、寅彦にとっての俳句の原点にもどり「夏目漱石先生の追憶」を読む。

◆本日(2020/11/19)、第269回オンライン「寅の日」!!

「夏目漱石先生の追憶」(青空文庫より)

▼我らが寅日子先生にとって、夏目漱石先生と出会いは、「俳句」との出会いのはじまりでもあった。
 有名なエピソードが残っている。それが、ここにあった。
 寅日子先生の「俳句とはいったいどんなものですか」という質問に答えて漱石先生はこう語った。

「俳句はレトリックの煎(せんじ)詰めたものである。」「扇のかなめのような集注点を指摘し描写して、それから放散する連想の世界を暗示するものである。」「花が散って雪のようだといったような常套(じょうとう)な描写を月並みという。」「秋風や白木の弓につる張らんといったような句は佳(よ)い句である。」「いくらやっても俳句のできない性質の人があるし、始めからうまい人もある。」こんな話を聞かされて、急に自分も俳句がやってみたくなった。

寅日子先生はいっきょに俳句に夢中になる。寅日子先生21歳の夏のことである。
▼寅日子先生が漱石先生を師として仰いだのは「俳句」だけではなかった。
 人生すべての「師」であった。また漱石先生は寅日子先生の「科学」のよき理解者でもあった。
 寅日子先生のコトバをかりよう。

 先生からはいろいろのものを教えられた。俳句の技巧を教わったというだけではなくて、自然の美しさを自分自身の目で発見することを教わった。同じようにまた、人間の心の中の真なるものと偽なるものとを見分け、そうして真なるものを愛し偽なるものを憎むべき事を教えられた。

 さらに続けてこうまで語られていた。

 しかし自分の中にいる極端なエゴイストに言わせれば、自分にとっては先生が俳句がうまかろうが、まずかろうが、英文学に通じていようがいまいが、そんな事はどうでもよかった。いわんや先生が大文豪になろうがなるまいが、そんなことは問題にも何もならなかった。むしろ先生がいつまでも名もないただの学校の先生であってくれたほうがよかったではないかというような気がするくらいである。先生が大家にならなかったら少なくももっと長生きをされたであろうという気がするのである。
先生というものの存在そのものが心の糧(かて)となり医薬となるのであった。

大正7年の一句になっとくがいくのだった!!

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実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!<その2>(2020/11/17) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼さて次は初夏に「発芽・発根」を確認して、植木鉢に植え替えた分の「出葉」確認だった。

 前回の観察(2020/10/16)から一ヶ月が経っていた!!

 「出葉」はどこまで進んだだろう。楽しみだった o(^o^)o ワクワク

▼今度はいつも「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりをする順番にチェックしていった。
 まずは【安富】である。

【安富】4
・結論から言うと、あらたに「出葉」した鉢はなかった。
・葉はなんとなくしっかりしてきた気がする。
・はみ出した球根も元気だ!!
・あらたに「出葉」した鉢がないのは少し残念 (/_;)

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 次は【夢前】である。

【夢前】8
・こちらもあらたに「出葉」している鉢はなかった。
・葉の長さはたしかに伸びている。
・置き場所が日陰になっていることが関係しているのだろうか。

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▼次は【福崎】である。

【福崎】24
・前回もっとも多く「出葉」していた(21個)ところだ。
・ひとつひとつ番号を確認していく!!
・あらたに「出葉」した鉢があった!!3つだ\(^O^)/
【363】
【440】
【460】
・葉の長さは大きく伸びていた。
・一年目から、葉が二枚になったものもあった。【416】
・にぎやかに密集して、「出葉」している箇所もあった。日当たりだろうか!?それとも…
・落葉がうまく「出葉」環境を演出したのかも知れない。

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▼最後に【その他】である。

【その他】5
・こちらも前回の観察時から変わらない5つの鉢で「出葉」していた。
・しかし、「出葉」した葉はうんとのびて15㎝に達していたものもあった!!
・球根も少し太ってきているように見えた!!

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結果的には、前回の観察より増えた数は 3つだ!!
それに一昨日(2020/11/16)に「出葉」を確認した 10を加えて 総合計は51個となった。

「安富」5+「夢前」12+「福崎」27+「加美」1+「福崎B」2+「庭」1+「線路」3=51個 !!

暫定出葉率51/140個×100= 36.4% !!

530個の種子全体から見ても

暫定出葉率51/530個×100= 9.6% !!

この数値をどう解釈するかはいろいろだろうが、
私には驚異の高頻度に見える!!
私がたまたま採集・回収した種子は530個にすぎない。

日本全国の野では どれほどのヒガンバナの種子が 大地に落下しただろう!?
そして、今、そのうちどれほどの種子から 「出葉」しているだろう!? 

それを想像するとなにか ワクワクしてくるのだった o(^o^)o ワクワク

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実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!<その1>(2020/11/16) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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これはまちがいない ヒガンバナの葉だ!!
 それもひとつではない 何カ所から ヒガンバナの葉が顔を出していたのだ!!
 どうして ?(゜_。)?(。_゜)?

 私は昨年採集・回収した530個のヒガンバナの種子を使って実生実験をすすめていた。
 なんと言っても530個だ!!
 従来の方法では不可能だった。そこで、育苗ケースを使って530個の実生実験をしていた。
 そして、最終的には130個の種子で「発芽・発根」を確認し、植木鉢に植え替えていた。(2020/07/17)
 その後も、何回か入念にチェックしたはずだった。だから、ケースは後片付けをしてもよかった。
 でもまさかのことを考え、今年中はこのままにしておいたのだ。

 そこから、葉が出てきたということは、「発芽・発根」→「出葉」したものがもっとあったということだ!!

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▼驚きのあまり、この「事実」に気づくのにしばらく時間がかかってしまった!!
 すべてのケースのフタをとってみてさらに驚いた!!

 結論から行こう。「出葉」しているものは10個に及んでいた!!

 ではその内訳をくわしく見ていこう。
 その「出葉」している「住所」から花茎採集日、種子回収日、採集場所がわかった。
 まず群生地【安富】だ。

【安富】1

【052】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 11/15
    採集場所  安富 

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▼続けては群生地【夢前】だ。
 ひとつの枠(住所)に2つも「出葉」しているところもあるが、となりからまぎれ込んできたのだろうと判断した。

【夢前】4

【231】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 11/28
    採集場所  夢前

【237】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 11/29
    採集場所  夢前

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【247】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 12/6
    採集場所  夢前

【255】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 11/23
    採集場所  夢前

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続いて群生地【福崎】である。

【福崎】3

【334】 花茎採集日 10/28
    種子回収日 12/13
    採集場所  福崎

【409】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 11/25
    採集場所  福崎

【426】 花茎採集日 11/6
    種子回収日 11/29
    採集場所  福崎

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▼最後に【その他】ではなんと「線路」と我が家の「庭」が含まれていたのである。

【その他】2

【509】 花茎採集日 11/9
    種子回収日 11/30
    採集場所  庭

【524】 花茎採集日 11/18
    種子回収日 11/18
    採集場所  線路

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 以上で「出葉」を今回確認できたのは、10個だ。
 繰り返すが、「出葉」が確認できたということは「発芽・発根」をしたことである。
 だから「発芽率」も変わってくる。
 現段階で「発芽・発根」したの140個ということになる。

「安富」23+「夢前」39+「福崎」61+「一宮」1+「神河」2+「加美」3+「庭」2+「福崎B」6+「線路」3=140個 !!
 
 暫定発芽率140/530個×100= 26.4% !!

 もはや「たまたま」の域を越えていることは誰の目にも明らかだ!!
 
 最初に作っておいた「530個の種子の住所マップ」は、今回きわめて有効だった!!

 さて「出葉率」どうなっているだろう!?

(つづく)

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【Web更新11/15】20-46 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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枯芙蓉やとぎれとぎれに風の音 20/11/14撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-46
週末定例更新のお知らせ
 今朝、第3回オンライン句会「寅の日」11月例会は、選句期間に入った。
 作句して投句するのも面白いが、人が詠んだ句を選句するのもなかなか愉しい作業だ。
 10日間の時間的余裕があるから、ゆっくり ゆっくり 愉しめるのだ!!
 アリガタイ!!

◆表紙画像集2020 更新 枯芙蓉
 芙蓉という花はほんとうに長く楽しませてくれる花だ。
 枯れれば枯れたで また趣がある。
 真青なる空に映えていた!! とぎれとぎれに 冷たい風が…。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 理科の授業は、サイエンスコミュニケーションの最前線である!!
 理科の教師は、最前線のサイエンスコミュニケーターである。
 では、その理科の授業でどんな「実験」が展開されてきたのだろう!?
 『やさしくて本質的な理科実験』の歩みを追ってみた。
 自分自身の「宿題」をいっぱい残していることに気づいた。さて、それをどうするかな!?
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

●2020年11月13日~22日 サイエンスアゴラ2020『Life』開催中!!

◆【ヒガンバナ情報2020】 更新!!
 「自然結実」ヒガンバナ、今年の不作は明らかになってきたようだ。
 ますます浮き彫りになるのは2019年530個の「異常さ」だ!!
 その謎解きは、「事実」の「記録」からはじまる!!
 今週もまた「記録」しておくべき「事実」が… 。

◆「コウガイビル」を追う  更新!!
 つきあいがはじまって12年!!
 Webテキスト「コウガイビル」の試案にとりかかろうと思う。
 この「ふしぎ!?」な生きものの教材化に向けて

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから33週目だった。
 すっかり枯れ蓮で占められていた。
 来年の春までは小さな「ビオトープ」として、また初霜・初氷の「標準池」としての役割が待っていた。

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「日本理科教育史」をプロットする!!(35) #2001年 #やさしくて本質的な理科実験 #極地方式研究会 #鈴木清龍 #若生克雄

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▼『やさしくて本質的な理科実験3』からなんと16年の月日がたっていた。
 2001年(平成13)10月、『やさしくて本質的な理科実験4』がついに出された。

●2001年10月10日 『やさしくて本質的な理科実験4』(鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

帯には こうあった!!
「注目の 理数力 を育てる 教室とサークルから つくり出してきた 今いきる、30年の蓄積」
「生活・総合関連の実験も加えました。」
 なんとも「時代」を感じますね!!

▼巻頭言「実験集の歴史と特質」は、次なる一文からはじまっていた。

 ようやく、この実験集の4ができました。  まず、科学教育の実践研究をリードし、その中核として「やさしくて本質的な理科実験」を誕生させ育てた、故高橋金三郎先生に捧げます。

 そして、その「歴史」について、このように語っていた。

 30年近くの歴史があるのかと驚かれるも知れません。実は、評論社版のハードカバー以前に、私たちがパイロット版と呼んでいる、タイプオフなどの軽印刷のものが12冊あるのです。  「やさしくて本質的な理科実験 実験第1集」と題されたB6版の冊子は、科教協東北地区協議会の名前ですが、高橋によって仙台で印刷発行されました。初版1000部。1963年12月のことです。その後500部増刷。以下書名を省略して列挙します。(同書P1より)

 その「歴史」はまさに圧巻です!!

▼この巻頭言の最後のコトバが今も蘇ってきます!!
 

 理科ぎらい、理科ばなれがいわれますが、そんな状況のなかで実験書、ものづくりは花ざかりのようです。超教科は脱学校を生みだしています。(それはあだ花か。)私たちは脱学校のなかから、学校での学習が再構築されると考えていますが。
 それは、これまでの蓄積の成果を自らのものとして、子どもの要求に敏感に反応し対応できるように自らをつくっていくことによるしかないのではないでしょうか。
 2001年8月      鈴木清龍・若生克雄 

 それから19年、今 !!

▼具体的実験のタイトルの一部だけでも見ておこう。

2. 断熱膨張、断熱圧縮の温度変化にデジタル温度計を
3. エアフレッシュで真空実験を
4. 光の進路の学習は巨大プリズム型水そうで
6. 扇風機で加速
9. ボケツトヒーターで電流による発熱を教える
14. 曲がるカーテンレールでエネルギーの実験を
15. スライムを作ろう ー溶解教材としてー
 ・現代理科教材発展史「スライム」
17. 簡易キャップの装置と水素の実験アラカルト
18. 酸素系漂白剤から出る気体 ー酸素と二酸化炭素ー
19. 還元いろいろ
20. ミョウバン結晶の簡単なつくり方
30. なんでも播いてみよう ーなまけもののための簡単な水耕法ー
31. トルイジンブルーを使おう
39. 天文学習に「星座表」を(赤道型原点主義星座表)
41. 「星座表」で、24節気を
45. ポンコツポンド(ポリ箱の水槽)を作ろう
54. 超かんたん暗室で針穴写真のすすめ
等々

 タイトルをあげながら、私は20年越しの「宿題」をいっぱい残していることに気づいた。
 さて、…

 なおこの第4巻には、巻末に「既刊3冊の収録項目」すべてがあげてあります。

(つづく)

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「日本理科教育史」をプロットする!!(34) #1985年 #やさしくて本質的な理科実験 #極地方式研究会 #鈴木清龍

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▼『やさしくて本質的な理科実験2』から9年がたっていた。
 1985年(昭和60)4月、『やさしくて本質的な理科実験3』が出された。

●1985年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験3』(高橋金三郎・鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

 帯にはこうあった!!
 「第一線の教師が、授業実践の中から種々の実験の工夫を通して、子どもに科学をやさしく理解させる実験集!」

▼内容的にもさらにパワーアップされていた。
 巻頭言「実験を工夫すること」のなかで鈴木清龍氏は次のように語っておられた。

 この本の構成として 「ねらい」には、何を教えたくてこんな実験をするのか 「方法」には、これまでの方法と違う点、どんな工夫をしたのか 「授業のなかで」では、子どもたちにどのように問いかけ、事実を明らかにし、認識にはたらきかけていくのか を書く という、これまでの形はかえませんが、それに加えて、この巻からは特に、各本文の最後に、実験を工夫し、授業を実施し、公表した時期やその様態を明記することにしました。 新しい実験を工夫し授業を通してその工夫を評価するということは、理科を教える教師の仕事のなかでも極めて創造的な部分であると考えます。実験の工夫や実践のプライオリティ(優先権・先取権)を主張し認めあうことは研究にとっては極めて重要なことです。(同書P1より)

研究を進めていくうえでとても重要なことが指摘されていた。
▼さらに「実験を工夫すること」の意味について次のように言及されていた。

理科の授業では、実験の中に教えたいねらいや内容がふくまれています。ねらいや内容が新しく、これまでのものと違ってくると、新しい実験が必要になります。新しい実験を思いつき工夫する動機の中には、授業のねらいや内容に関わって、子どもの認識をかえていく可能性への予感や期待がふくまれています。理科の授業での実験の工夫をそのように考えましょう。教師の創造性の発現の一つの形態であると評価し教師の仕事の価値を教師自身の力で高めていく手がかりにしましょう。工夫したことが、改善か改悪かは授業によって、子どもたちの反応によって評価されるでしょう。これからも実験の工夫は続けられなければなりません。 (同書P2より)

なんとも説得力をもつ言説だ!!
これは、35年経った今も、そして「これから」も有効!!

▼では具体的にどんな「実験」「実験の工夫」が紹介されていたのだろう。
 そのほんの一部のタイトルだけをピックアップしてみよう。

6. ポリ袋のエアマットで気圧を考える
8. ガラス棒で弾性を
 ・【授業】ガラスの弾性実験!!
9. 固体になると体積は小さくなる
10. 水蒸気づめの風船
11. 何んでも三態変化 ー 続、液体窒素を使おうー
14. 鉄でも岩でもとろかそう
18. ピッカリテスターとブーブーテスター
19. 100Vで豆電球をつけよう
20. もうひとつのクリスマスツリー
22. テレビの分解 ー電気器具の分解と利用 その1 ー
23. 何でもマイク ー電気器具の分解と利用 その2 ー
30. ジャンピング・トイで作用反作用
35. レバーで酸素を発生させよう
36. 混ぜ合わせた気体の性質を調べよう
37. 「水の成分」をマグネシウムで調べる
 ・「水から水素を取り出す」
47. 花と種子
48. 胞子と種子のちがい ースギナの胞子を育てるー
53. 動脈血・静脈血、血液は栄養水

等々

 今ではアタリマエの「定番」実験にも 「はじまり」があった!!
 「はじまり」を知ることは、さらなる「実験の工夫」を生む!!

(つづく)

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本日(2020/11/13)は、「自然結実」ヒガンバナ記念日だ!! #自然結実ヒガンバナ #ヒガンバナの種子

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「目玉オヤジ」状態は今のところひとつだけだった!!

 「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりで手に入れた花茎は全部で16本あった。
 【安富】5本+【福崎】4本+【福崎B】7本=16本
 海苔の瓶、ペットボトルで「水栽培」をしていた。今年はこれだけなので、軒の下に置いていた。
 ひとつは真っ黒な「完熟種子」が顔を出し「目玉オヤジ」になっていた。
 他の花茎は腐り始めたものの、子房部は焦げ茶色に膨らんだままだ。
 はたして、今年は何個のヒガンバナの「完熟種子」を手に入れることができるのだろう!?

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本日、11月13日は「自然結実」ヒガンバナ記念日である!!

 私は、勝手にそう決めていた。
 7年前の今日、つまり2013年11月13日に偶然にも「自然結実」ヒガンバナ群生地を発見したのだ。 
 それをきっかけに毎年、いくつもの「自然結実」ヒガンバナに出会い、「水栽培」をして、「完熟種子」を手に入れてきた。
 さらには、それらを使っての実生実験も繰りかえしてきた。

 だから、私のヒガンバナ研究にとって11月13日は特別の日なんだ!!

▼ではこの「記念日」に、今一度私がいくつの「ヒガンバナの種子」を手に入れたのかをふりかえっておこう。 

【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群落発見で喜んでしまい散逸

【2014年】30個 「夢前」群落発見、「安富」群落なし

【2015年】69個 「福崎」群落発見、「福崎」63個が目立つ

【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ

【2017年】31個 「福崎」20個が目立つ 

【2018年】34個 「夢前」0個が目立つ

【2019年】530個 やっぱり「異常」としか!!

▼こうしてならべて見るとよくわかる。
 2019年の「異常さ」が!!

 2019年日本のヒガンバナに何が起こったのだろう!?

 今年はその反動だろうか ?(゜_。)?(。_゜)?
 謎解きはますます面白くなっていく!!
                            8回目の「記念日」の朝に記す。

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「日本理科教育史」をプロットする!!(33) #1976年 #やさしくて本質的な理科実験 #極地方式研究会 #高橋金三郎

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▼『やさしくて本質的な理科実験1』から4年経った1976年(昭和51)4月、『やさしくて本質的な理科実験2』がだされた。

●1976年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験2』(高橋金三郎・若生克雄共編 評論社)

 執筆者は「1」にくらべ「2」では全国的に拡がっていた。
▼再び、高橋金三郎氏の巻頭言「「実験集」の意味」から引用させてもらおう。

 私たちの本は、ふつうの実験書とは違い、一般的な実験をたくさん解説していません。それどころか、できるだけむずかしい実験は避けて、やさしくできる装置、やさしく操作でき、実験の意味がやさしく理解できるようなものだけ、それも私たちが、自分で工夫したものを主として選びました。日本の理科教師は少し凝り性過ぎて、やたらとむずかしい実験を工夫する傾向があり、授業のための実験ではなくて、実験のための実験になることがあります。本来実験というものは、ただじっとして観察したりじっと考えているだけでは解決しない問題の解決のためですから、授業の発展によりまた子どもの要求によってあたらしい実験が必要になるものでしょう。即座に準備ができ即座にやれる「やさしくて本質的な理科実験」の豊富なレパートリーを教師は用意しておかなければなりません。(同書P1より)

納得である。
▼さらにはこうとも強調していた。

けれども、一般的には、実験装置のしくみが単純で、そのはたらきが子どもに納得できるものが、そして子どもが自由にあやつれるものが子どもの認識を高めるのに極めて有効であります。そうした授業を通してその有効性を確認したものが私たちの実験集です。これはいわば実践研究報告書であって、だから実験解説書では決してないのです。(同書P1より)

「実践研究報告書」であることを強調していたのである。

▼では具体的にどんな「実験」が取り上げられていたのだろう。
 そのほんの一部のタイトルだけをあげてみる。また、同時にそれを参考にした私の実践をあげてみる。

4. 熱とは何か(水爆の実験)
・「ナット焼き」で熱の移動を
8. 液体窒素を使おう
・液体窒素を使って(1)
・液体窒素を使って(2)
11. 200℃もある水蒸気
 ・過熱水蒸気の実験 (水でマッチに火を)
16. 光は直進する
 ・1 ものが「見える」とは
 ・2 教室全体のピンホールカメラ
21. 銅線も発熱する
22. 炭素棒も発熱・発光する
 ・【授業】電流と発熱
23. 何でもスピーカー
 ・9 なんでもスピーカー
26. 帯電する金属、帯電する水
27. 静電気と動電気は同じか
28. 静電気も移動する
 ・新『電気』発見ものがたり
37. スチールウールの燃焼 
44. 炭化水素いろいろ ー溶かす、とろかす、燃やすー
47. 光をうばわれた植物
55. ヤブガラシのくらし
58. シャレコウベを作ろう
 ・「頭骨」コレクションの思い出-1
 ・「頭骨」コレクションの思い出-2
 ・「頭骨」コレクションの思い出-3

等々
 これまたあげだしたらきりがない。
 再び巻頭言にもどって、その最後をこうしめくくられていた。

 そのためには、しかし、特定の研究会に所属する教師だけでなく、すべての子どもに高いレベルの科学を教えたいと願う教師のすべての支持がなくてはなりません。そのように願う理科教師なら必ず何か実験に一工夫されているはずです。歴史的にどんな有名な実験でも、授業に持ち込むには、現実の子どもの可能性を引き出すような新しい工夫が必要です。そうでなかったら子どもの心を打つことはできないでしょう。この本を読むみなさんは必ず何かの新しい実験を持っているはずです。もう一度教室の隅を探して、私たちの「実験集」に参加してくれませんか。 1975年 秋 (同書P3より)

なんと熱い呼びかけでしょう!!
45年の時空を超えて今も響いてきます!!
「これから」も有効であると感じるのは私だけでしょうか!?

(つづく)

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「日本理科教育史」をプロットする!!(32) #1972年 #やさしくて本質的な理科実験 #科教協東北地区協議会 #高橋金三郎

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▼理科の授業において、「実験」が持つ意味は大きい!!
 ひとつの「実験」が、授業そのものの展開を大きく変えてしまうことも屢々である。

 「日本理科教育史」を語るうえでも、
 日本の理科室でどんな「実験」が行なわれてきたのか!?
 その「歴史」をプロットしておくことも意義あることだろう。
▼しばらく、それを追いかけてみようと思う。
 私が初任のころから、いちばんお世話になった「実験集」と言えば『やさしく本質的な理科実験』である。
 「その1」は1972年(昭和47)に出ていた。

●1972年7月10日 『やさしくて本質的な理科実験1』(科教協東北地区協議会編 評論社)

 実は、これは板倉聖宣氏の「年表」(『増補 日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社))にもすでにプロットされていた。

 ではどんな「実験集」だったのだろう。
 最初に高橋金三郎氏が巻頭に書かれた「私たちの「実験集」が生まれるまで」から少し引用させてもらおう。

これは東北地方の科教協会員が主として開発した「誰にでもほとんど設備を必要とせず、しかも自然科学の本質をやさしく理解する実験」です。理科の中心は実験です。実験がうまくいかないかぎり、授業はうまくいきません。 「実験がうまくいく」とは決して「失敗しない」ことだけではありません。実験そのものが本質的なものであって、しかもその意味が子どもによく理解できるものでなければなりません。(同書P2より)

 さらには

これで私たちの「実験」の意図はおわかりでしょう。私たちの「実験」はそれ自体独立したものではなく、授業実践のなかから必然的に生まれたものであり、私たちの教育運動そのものであります。(同書P2より)

とまで語っておられた。高橋金三郎氏によれば、この実験集はこのとき突然書かれたものではなく、それまでのパイロット版『やさしくて本質的な実験集』の長い取り組みの成果として生まれたもののようだ。
▼類書にない特徴があった。
<ねらい>
<方法>
<授業のなかで>
(備考)
が明確に語られていた。これは、この実験集が生まれた経緯から考えると納得のいく話だった。
 たいへん興味深いことが、パイロット版『やさしくて本質的な実験集第2集』(1964年8月)の「まえがき」から引用されていた。

 しかしそれらは決して、偉大なる権威をもって述べられているのではなくて、みんなが失敗し悩んでいることを、私たちはこうしたら何とかうまくいくではないかと思うといった本当に謙虚な気持ちで持ち出しているのです。同じ仲間としてそれらに対し「わたしはこうやってうまくいかない」「これはどうなんだ」「どこからどうして手に入れるのか」などいろいろと苦情、疑問、注文、忠告を何でもおきかせ下さればこれにこした喜びはないのです。  そのために、創案並びに執筆者は各項の末尾に書いてありますし、住所氏名もあげていますのでどうぞ気軽にご連絡下さい。また、お願いなのですが、この実験をおやりになったら子どもの反応をハガキ一枚にでも結構です。執筆者へお知らせ下さい。実践報告その他として発表される方は、この実験集によって知りそれによってやったということを付記して下さい。(同書p3より)

 この姿勢は、この後もずっと一貫して貫かれたこの「実験集」の姿勢だった!!
 裏表紙には、はっきりわかるようにこう書かれていた。

■失敗したら必ずお知らせください。
■子どもの反応をお知らせください。
■発表される時は、この実験書によったことを付記してください。

▼では、具体的にどんな実験が紹介されていたのだろう。
 私自身もとても参考にさせてもらったもの中心にいくつかビックアップしてみよう。

13. 空気の重さ(圧入法)
14. 「エアマット」で「気圧」の意味とその大きさ
15. 大サイホンの実験
23. 二力の合成
41. 酸素のなかでの燃焼
 ・8 炭素の燃焼
43. 塩素と銅の化合物
44. 塩化銅の電気分解
48. 維管束の観察(フキを使う)
49. デンプン
 ・【授業】バナナの細胞を見る

等々 あげだすときりがない!!
 
今ではアタリマエの「定番」もここからはじまった!!

(つづく)

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54号コウガイビルはエサなしで4ヶ月生きのびた!! (2020/11/09)#コウガイビル #再生 #教材化

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▼昨日(2020/11/09)、久しぶりにあいつを箱の中から、そっと外にだした。
 そのときあいつは「の」字をかいた黒いかたまりとなっていた。
 やがて、あの逆三角形の頭(イチョウの葉のような、これが「笄(コウガイ)」に似ているというところから)をヒラヒラさせながら動きはじめた。

 まちがいなく生きている!!
 54号コウガイビルはエサもないのに4ヶ月も生きている!!
 自らの「からだ」を食べながら「再生」を繰りかえしている!!

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▼わかったつもりになっても、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
 この不思議のかたまりのような生きものとはじめて出会ってから、この14日でちょうど12年になる。
 この12年間に54匹のコウガイビルと出会ってきた。
 54匹のコウガイビルは私に実に多くのことを教えてくれた。
 第1号コウガイビルはなんと「261日」ものあいだ「再生」を繰りかえした!!
 第36号コウガイビルはその記録をぬいて「385日」ものあいだ「再生」を繰りかえした!!
 昨年、今年と続けて「卵」も、赤ちゃんたちも見た!!
 
 「食べる」とは!?
 多数の幹細胞!!
 生きるとは!?=「再生」を繰りかえすことか!!
 数えあげればきりがないほどのたくさんのことを教えてもらった。

▼「ふしぎ!?」の謎解きはまだまだつづく。

 当初からずっと考えてきた「教材化」!!
 これを本格的に検討していきたい!!
 同じ仲間のプラナリアがすぐれた「教材」としてすっかり市民権を得て人気者になっているのに!?

 陸棲プラナリア=コウガイビルにも「教材」としての市民権を!! 
 
▼とは言ってみたもののどこで、どのように「登場」させればいいのだろう!?
 その具体的検討に入ろう。
 それが54匹のコウガイビルの「生」に応えることになるはず。

 54号が生きているうちになんとかしたいなあ。
 Webテキスト「コウガイビル」!!
 さあ、テキスタイルだ!! 
 
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【Web更新11/8】20-45 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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紅葉や父の形見の腕時計 20/11/06撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-45
週末定例更新のお知らせ
 「立冬」が過ぎた!!
 「暦の上では…」というコトバには、どこか「暦」を非科学的とみるニュアンスが含まれるとみるのは被害妄想!?
 考えてみると 「暦」 これほど科学と暮らしがツナガッタものはないのに!!

◆表紙画像2020 更新 楓
 黄葉、紅葉の季節だ!!が
 木々が冬仕度をはじめた。このみごとな姿を画像におさめようとするがなかなか (^^ゞポリポリ
 ならば 一句で その瞬間をと思うが、これもまたなかなか…。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「日本理科教育史」をプロットする!! シリーズは、時空を超えて 思いつくまま 気の向くままだ!!
 サイエンスアゴラ2020 まできて「未来」までプロットしてしまった。
 今週はまた別の視点でプロットをつづけてみよう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「寅彦と俳句」のテーマが続く!!
 私はここに科学者・寺田寅彦のスタンスを見る。
 オンライン句会「寅の日」は、第三回目を展開中である。
 投句期間の15日までなら、参加することもできますよ。

◆【ヒガンバナ情報2020】更新!!
 どうやら、今年は昨年とうってかわり「自然結実」がほとんど見られないようだ。
 これはあくまで私が観察した範囲の話。
 ますます昨年の「異常さ」が顕著になってくる。
 あれはなんだったのだろう!? 

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから32週目だ。
 観察池に赤まんまが倒れ込み、このコラボもなかなかだ!!
 枯蓮に霜はいつ?

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「日本理科教育史」をプロットする!!(31) #サイエンスアゴラ2012 #サイエンスアゴラ2020 #2020年

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サイエンアゴラ2011に参加しているあいだもずっと自分自身に問いかけていた!!
「サイエンスコミュニケーターって?」
「私はサイエンスコミュケーターだろうか?」
と。
 帰ってから三日間の反芻作業を繰りかえし、少しだけ「これから」が見えてきた。
 私にできる(やりたい)、サイエンスコミュニケーターとしての「これから」が…。
 当時のメモ書きにはこう記していた。

やりたいこと・知りたいことは3つだ。
(1) 私たちの「理科」はどこから来たのか
(2) 私たちの「理科」はどこにいるのか
(3) 私たちの「理科」はどこに向かうのか。 

▼それから一年がたった!!2012年11月、私は再びでかけていった。

●2012年11月10日・11日 サイエンスアゴラ2012『見つけよう あなたと「科学」のおつきあい』

 テーマは、勝手に私流に読みかえれば
 『見つけよう あなたと「理科」のおつきあい』
 だったわけだ。実に多くのことを楽しく学ぶことができた。
 そして、益々

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

を意識するようになっていった。

▼それから8年がたった!!2020年11月、次の企画が計画されていた!!

●2020年11月13日~22日 サイエンスアゴラ2020『Life』

 科学と社会の関係を深める10日間!!
 オンライン開催「無料配信」!!
 開催初日からいつでも見られるオンデマンド企画!!
 
▼実に楽しみな企画だ。
 今年のテーマ『Life』について語られていた。
 
 2020年が「日本理科教育史」にとっても特別の意味をもつ年であることは確かだ。
 さあ、「これから」は見えてくるだろうか!?

(つづく)

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本日(2020/11/07)、第268回オンライン「寅の日」!! #伊吹山の句について #traday #寺田寅彦

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▼本日は「立冬」だ!!
【立冬 りっとう】冬立つ 冬に入る 冬来る 今朝の冬 (『俳句歳時記』より)

 我らが寅日子先生は冬が苦手だったようだ。こんな句もあった。

冬籠祈るべき神もなかりけり (明治32年)

人間の海鼠となりて冬籠る(明治33年)
 

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▼本日(2020/11/07)は、第268回オンライン「寅の日」である。
 11月のテーマも、オンライン句会スタートにちなみ、8月から引きつづいての
【11月テーマ】「寅彦と俳句」
 である。その第一回目の本日は「伊吹山の句について」を読む。

◆本日(2020/11/07)、第268回オンライン「寅の日」!!

「伊吹山の句について」(青空文庫より)

▼最初に芭蕉の句があがっている。

千川亭(せんせんてい)

おりおりに伊吹(いぶき)を見てや冬ごもり


「おりおりに」に寅彦はこだわっていた。
いかにも寅彦らしいこだわりだった。オンライン句会「寅の日」だったらこれぞ牛頓賞に匹敵するものだ。
 寅彦の「こだわり」ぶりのいったんをみてみよう。

 私がこの句に対して特別な興味を感じたのにはもう一つの理由がある。学生時代の冬休みに、東海道を往復するのに、ほとんどいつでも伊吹山付近で雪を見ない事はなかった。神戸(こうべ)東京間でこのへんに限って雪が深いのが私には不思議であった。現に雪の降っていない時でも伊吹山の上だけには雪雲が低くたれ下がって迷っている場合が多かったように記憶している。
 

この文を読んで以来、ここを新幹線で通るときは気になるようになった。
さらにはこうとも

 冬季における伊吹山(いぶきやま)地方の気象状態を考える前には、まずこの地方の地勢を明らかにしておく必要がある。琵琶湖(びわこ)の東北の縁にほぼ平行して、南北に連なり、近江(おうみ)と美濃(みの)との国境となっている分水嶺(ぶんすいれい)が、伊吹山の南で、突然中断されて、そこに両側の平野の間の関門を形成している。伊吹山はあたかもこの関所の番兵のようにそびえているわけである。大垣(おおがき)米原(まいばら)間の鉄道線路は、この顕著な「地殻(ちかく)の割れ目」を縫うて敷かれてある。

▼なるほどなっとくのできる展開だ!!
 みごとなものだ。でもほんとうの寅彦の凄いところはここからであった。
 実際に具体的データを入手するのだ。

 問題の句を味わうために、私の知りたいと思った事は、冬季伊吹山で雨や雪の降る日がどれくらい多いかという事であった。それを知るに必要な材料として伊吹山および付近の各地測候所における冬季の降水日数を調べて送ってもらった。
冬季三か月間、九十日のうちで、約六十九日、すなわち約七十七パーセントは雨か雪が降る勘定である。

 そして 最初の句を こう読み解く!!

 以上の事実を予備知識として、この芭蕉の句を味わってみるとなると「おりおりに」という初五文字がひどく強く頭に響いて来るような気がする。そして伊吹の見える特別な日が、事によると北西風の吹かないわりにあたたかく穏やかな日にでも相当するので、そういう日に久々で戸外にでも出て伊吹山を遠望し、きょうは伊吹が見える、と思うのではないかとまで想像される。そうするとまたこの「冬ごもり」の五字がひどくきいて来るような気がするのである。

 オミゴト!!
 俳句結社「寅の日」は、やっぱり寺田寅彦に師事したい!!

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「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2020/11/05) #ヒガンバナ #自然結実 #ヒガンバナの種子

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▼昨日(2020/11/05)、今年4回目の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りをした。
前回(2020/10/28)の群生地めぐりから、一週間と一日が経っていた。
もう少し後を予定していたが、ここのところ急激に朝夕冷え込んできた。そのせいもあるのだろうか、ヒガンバナ花茎の多くが急激にたおれはじめた。
 そうなればチャンス到来だ!!
 「自然結実」ヒガンバナの花茎は緑を残し立っているのだ!!

▼巡ったコースは前回と同じである。
 【安富】→【夢前】→【福崎】→【福崎B】

【安富】
・着くなり気づいた!!昨年とあきらかに様子が違う ?(゜_。)?(。_゜)?
・そもそも花茎そのものが少ない。
・花茎の先の膨らんでいるはずの子房部そのものがない!!これが今年の特徴だ。
・2013年はじめて群生地発見の場所!!
・そんなはずはない!?何度も何度も畦を行ったり来たり しかし!!
・ついに「自然結実」花茎は 0本!!
・テントウムシに 「どうしたん?さっきから行ったり来たりして…」 と話しかけられた気がした。

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【夢前】 
・なんとここもまたいつもと様子が違う。車を駐めるところが工事中だ!!
・少し離れたところから、いつもの場所へ。
・他の場所よりもさらに開花が遅れていたので、少し期待をしていた!!
・なんと言っても、昨年186個もの「種子」を採集・回収した場所だ。ところが…!?
・ここもまた何度も何度も見かえすが、子房部ふくらんだものがない!!
・前回につづき 「自然結実」花茎 0本 だ!!
・こちらでは、アキアカネに 話しかけられてしまったた。「ゴクロウサン!?」

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▼さあ、次に期待するしかない。
【福崎】
・こちらもすっかり<葉の季節>へとシフトしてきている。
・これまでいちばん多く「自然結実」花茎を採集していた畦は、草刈りがすんでいた。(^_^;)
・それでも前回は4本を発見した畦を中心にできるだけていねいにさがす。
・花茎の先がダメなものが目立つ!!
・ここもやはり 「自然結実」花茎 0本 !!

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【福崎B】
・最後の望みを託し、今年から「群生地」に指定したその場所に行った。
・その場所はアメリカセンダングサに占拠されてしまっていた。
・それでも、前回に6本もみつけたのだからと、ねばりにねばった!!
・そして、みつけた!! らしきもの1本だけ!!
・子房部のふくらみは弱々しい。それでも 0と1 は大違い!!
・持ち帰り「水栽培」に入った。

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▼けっきょく、最終的に昨日 手に入れた

「自然結実」花茎は【福崎B】で採集した1本だけである!!

前回の15本を加えても、全部16本だ。
それらをうまく「水栽培」して、完熟「種子」を完全に回収したとしても16個だけである。
はじめの<予想>の結果がほぼ見えてきたようだ。

<予想>
ア 「自然結実」は、昨年と同じように異様に多い。
イ 「自然結実」は、一昨年までと同じように普通に見られる。
ウ 「自然結実」は、ほとんど見ることができない。

かぎりなく イ から ウ へと近づいてきた。

では、
「2019年 日本のヒガンバナに何が起こったのだろう!?」
謎は深まるばかりだ!!

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「日本理科教育史」をプロットする!!(30) #2011年 #サイエンスアゴラ #サイエンスアゴラ2011

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2011年!!
 この年が、「日本理科教育史」を語る上でも重要な年であることは確かだ!!

 「サイエンスコミュニケーター」を名のりはじめた私もまだ「これから」ははっきりと見えていなかった。
 2011年の晩秋。
 ちょうどこんな季節だった。「これから」を求めてある場所にでかけていった!!

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▼ある場所とは

◆サイエンスアゴラ
 
である。これもまた本間善夫さんに教えてもらったものだった。
 ここにもきっちりと「記録」が残っていた。

●2011年11月18日~20日 サイエンスアゴラ2011 『新たな科学のタネをまこう-震災からの再生をめざして』

▼サイエンスアゴラは2006年にはじまっていた。
 それまでのテーマをならべてみると次のようになる。

第1回 サイエンスアゴラ2006 『科学と社会をつなぐ広場をつくる』

第2回 サイエンスアゴラ2007 『みんなでつなごう未来のスイッチ』

第3回  サイエンスアゴラ2008 『地球の未来 日本からの提案』

第4回 サイエンスアゴラ2009 『地球の未来 日本からの提案Ⅱ』

第5回 サイエンスアゴラ2010 『未来へつなぐ科学のひろば』

第6回 サイエンスアゴラ2011 『新たな科学のタネをまこう-震災からの再生をめざして』

 第5回と第6回のあいだに3.11があった。第5回までの「歴史」の地続きとして第6回があるのだろうか。
 それとも…!?
 自分の目と耳でたしかめてみたかった。

▼当時のblogに、サイエンスアゴラ2011 参加の目的を次のようにメモしていた。

(1) 人に会いに行く。
  前からなじみのある方、前から会いたいと思っていた人、はじめて会う人 …
  ともかくいっぱい人に会おう。
(2) 会った人の「私の科学」から学ぼう。
(3) 「サイエンスコミュニケーター 5つの条件」の検証!!
  私は手前勝手な条件をつくっていた。その検証をしてみよう。

 ◆サイエンスコミュニケーター 5つの条件    
【条件1】「私の科学」をもつこと
【条件2】「私の科学」を楽しむこと
【条件3】Twitter的であること。(「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」)
【条件4】「科学魂」をもつこと
【条件5】「学び」続けること

(4) サイエンスコミュニケーターの「これから」を学ぶ。

 はたして「目的」は達成できたのだろうか?
 それとも!?

(つづく) 
  
 

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「日本理科教育史」をプロットする!!(29) #サイエンスコミュニケーター #サイエンスカフェにいがた

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▼季節は螺旋的ではあるが確かに前に進んだ!!
 けっして遡行はしない。
 
 時代もまた遡行はしない!!
 しかし
 時代の「源流」を辿ることは意味あることかも知れない。

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▼「日本理科教育史」をプロットする!!をつづける。
 またしても、より等身大の話からはじめる。
 
 私が自らを「サイエンスコミュニケーター」と名のり、「サイエンスコミュニケーター宣言」をはじめたのは2011年4月だった。

●2011年4月1日 「サイエンスコミュニケーター宣言」 はじめる!!

 「サイエンスコミュニケーター」というコトバにひとつの思い入れがあった。
・理科の授業は、サイエンスコミュニケーションの最前線である!!
・理科の教師は、最前線のサイエンスコミュニケーターである!! 

▼なぜこのような思い入れにいたったのだろう?
 しばし、その「源流」を辿ってみよう。

 まず第一にあげられるが、

◆サイエンスカフェにいがた

 である。
 シェーマさんこと本間善夫さんには、インターネット時代がはじまって以来ずっとお世話になりいろいろ教えてもらっていた。
 「サイエンスカフェ」というコトバもここではじめて聞いたのだと思う。
 第1回は2007年8月にはじまっていた。

●2007年8月26日 第1回カフェ『ニセ科学の見分け方』(2007/08/26)  

 そして10年が経った。

●2017年9月10日 第100回『科学書を翻訳するという仕事』(2017/09/10)

 そして現在、第115回サイエンスカフェが予定されているところだ。

 さすがだ!! きっちりと歩みを「記録」されていることに感動する。
 バラエティに富んだテーマで 「科学」の醍醐味を追究し、愉しんでおられた。
 直接参加できないぶん、その都度、可能なかぎり関連本を読んだりして「おすそ分け」をもらってきた。
 
 それが、「サイエンスコミュニケーター宣言」にツナガッタ!!
 これはまちがいない事実だった。

(つづく)
  

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2020年11月(霜月)の俳句「歳時記」!! #歳時記 #オンライン句会

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▼我らが師・寅日子先生は、俳句の鑑賞について次のように言っていた。

 俳句がいわゆる「不易」なものの一断面「流行」の一つの相を表現したものである以上、人の句を鑑賞する場合における評価が作者と鑑賞者との郷土や年齢やの函数(かんすう)で与えられるのは当然であろう。これは何も俳句に限ったことでもないと思われる。(「思い出草」寺田寅彦 青空文庫より

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▼さあ、今月も名句の鑑賞から俳句修業をはじめる!!
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。

(1) 跳箱の突き手一瞬冬が来る 友岡子郷
(2) 切干も金星もまだ新しく 大峯あきら
(3) 流れ行く大根の葉の早さかな 高浜虚子
(4) 隼を見失なひたる比叡の空 千原叡子
(5) 神の留守なり酒神を呼び戻す 文挟夫佐恵
(6) 生麩買ひひろうすを買ひしぐれけり 西村和子
(7) 鎌倉の晴つづきけり七五三  高橋睦郎
(8) 海へ出て曲る鉄道石蕗の花  落合水尾
(9) 波へ飛ぶ十一月の荒鵜かな  宮田正和
(10) 銀杏散る思い出したるやうに散る 岩田由美
(11) 礼拝に落葉踏む音遅れて着く 津田清子

▼ 寅日子先生の言うようにいろんな「鑑賞」があって当然デアル。
 この自らの「鑑賞」に従い「選句」をしてみよう。
 俳句修業の第一歩は「選句」から!!

【私の選んだ名句ベスト3】

(3) 流れ行く大根の葉の早さかな 高浜虚子

(1) 跳箱の突き手一瞬冬が来る 友岡子郷

(10) 銀杏散る思い出したるやうに散る 岩田由美

【次点】

(2) 切干も金星もまだ新しく 大峯あきら

【選評】
・大根の葉っぱが流れていく景が一瞬に現われる!!やっぱり名句中の名句だ。
・「一瞬」「冬が来る」が実にいい!!ピーンと張りつめたその瞬間だ。
・「思い出したるやうに」の観察眼に乾杯だ!!

・「切り干し大根」と「金星」の取り合わせ お見事!!

▼現在、
 第3回オンライン句会「寅の日」11月例会
 を展開中である。
 11月15日23時30分までが「投句期間」となっている。
 この投句期間中であれば、あらたにこのオンライン句会に参加可能である。
 参加者募集中!!

 いっしょに俳句 愉しみませんか!?

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【Web更新11/1】20-44 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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紅葉や放射冷却朝の空 20/10/31撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-44
週末定例更新のお知らせ
 2020年もあと2ヶ月となった。
 年頭の「4R作戦」どこまで来たのかな!?
(1) 準備(ready レディー)
(2)応答(response レスポンス)
(3)再生(reproduce リプロデュース)
(4)再挑戦(revenge リベンジ)

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2020 更新 ハゼ
 真っ先に紅葉に気づくのは、前の山のハゼだ!!
 嗚呼!! こんな季節になったのだと、シグナルをくれる。
 放射冷却で、冷え込む朝。空の真っ青にお似合いだ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「日本理科教育史」気になる点のプロットを試みる。
 きわめて気まぐれに!!
 どこまでも等身大に自らの歩みとリンクしながら!!
 まだ、まだ つづけよう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 11月テーマも「寅彦と俳句」をつづける。
 寅日子先生の本意に少しでもせまることができればうれしい。
 ひとりでは無理でも、多くの人の知恵をかりれば可能かも知れない。

◆【ヒガンバナ情報2020】 更新!!
 今年第4回目の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りいつでかけようか?
 迷っている。
 昨年よりもさらに開花の遅れた今年だから、少し遅れてからと思いつつも、急激に冷え込んできてからどうしょう。
 もう花茎は倒れたかな!?

 大賀ハス観察池、蓮根の植え替えから31週目だ。
 緑を残す葉は少なくなった。枯れた葉が中心だ。
 枯れた葉もなかなか味わい深いものがある!!

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2020年11月(霜月)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼いっきょに寒くなり11月(霜月)がはじまった!!
 11月(霜月)の「雲見」を予想する前に10月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴     8
・巻雲     2
・巻積雲    3
・巻層雲    0   
・高積雲    2 
・高層雲    4   
・層積雲    2
・積雲     5 
・層雲     0 
・乱層雲    5 
・積乱雲    0

 なんと言っても「快晴」8が目立つ。「積雲」5も加えると13日だ!!
 いかに「これぞ秋晴れ!!」という日が多かったということだ。
 「乱層雲」5が示すように、周期的に天気が変化していったということでもある。

▼さあ、11月(霜月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年の11月の天気図を見てみる。

日々の天気図 2019年11月 (気象庁) 

 「冬仕度」!!
 空も山も野もこのコトバがふさわしい月だ。
 初霜はいつだろう!?
 冬型気圧配置をとることは何日ぐらいあるだろう。そして、そのときの「雲見」は!?

▼「雲見」の予想のための資料、もうひとつは「天気コトワザ」だ。
 参考文献は次である。

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 ) 

番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。

(1) 奥山紅葉早ければ雪早い
(2) 朝霧深きは晴
(3) 秋冷やつけば冬暖かい
(4) ムギの発芽早ければ大雪の兆し
(5) 霜がおそい年は雪が早い
(6) 南東からの出雲は雨
(7) 西の山が見えれば天気
(8) 月夜の大霜
(9) 秋北春南
(10)高山に早く雪ある年は大雪なし
(11)青菜に雪がかかる年は雪が少ない
(12)秋の夜、北の風は晴となる
(13)霜が早く消えるとその日が雨
(14)富士山が帯を結んで西に切れると晴、東に切れると雨
(15)イワシ雲が夕刻出れば晴
(16)鱗雲が出た翌日は雨または風
(17)秋風と夫婦喧嘩は日が入るとやむ
(18)イチョウの葉が落ちれば根雪となる
(19)カモが早く来ると早雪
(20)秋、南風が多い時は大雪となる
(21)初冬に濃霧があると一月後に雪が降る
(22)一〇月二〇日(旧暦)に南風だと小雪、北風だと中雪、西風だと大雪
(23)ソバの豊作は大雪
(24)落葉早ければ雪が早い
(25)五七は雨に四つ日照り、六つ八つ風に九の病
(26)榛の葉の落ちぬうちは雪消える
(27)ダイコンの根の長い年は寒い
(28)渡り鳥が早く来ると寒気がはげしい

以前に今月の特徴を気づく範囲であげていた。

(1) 「雪」「大雪」に関してのものが多い!! 13/28ダ!!

(2) 生きもの(植物・動物)を示標・示準したものが多い!!
   「紅葉」「ムギの発芽」「青菜」「イチョウ」「カモ」「ソバの豊作」「落葉」「榛の落葉」「ダイコンの根」「渡り鳥」
   10/28ダ!!

(3) 目立つ気象現象!!
   「朝霧」「霜」「風向」「イワシ雲」「鱗雲」「濃霧」

 さて、これは ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 というのをみつけることができるだろうか。

▼あいかわらず、遠出の「雲見」の旅はひかえている。
 毎日のひとり吟行で「雲見」を楽しむのみだ。
 しかし、それだけでも、けっこう楽しめるものだとわかってきた!!

 オンラインで遠くの「あの人」の「雲見」を愉しませてもらうチャンスでもあるのかも知れない。
 

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