2020年11月(霜月)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール
▼いっきょに寒くなり11月(霜月)がはじまった!!
11月(霜月)の「雲見」を予想する前に10月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
使用した十種雲形シールは次のようになった。
・快晴 8
・巻雲 2
・巻積雲 3
・巻層雲 0
・高積雲 2
・高層雲 4
・層積雲 2
・積雲 5
・層雲 0
・乱層雲 5
・積乱雲 0
なんと言っても「快晴」8が目立つ。「積雲」5も加えると13日だ!!
いかに「これぞ秋晴れ!!」という日が多かったということだ。
「乱層雲」5が示すように、周期的に天気が変化していったということでもある。
▼さあ、11月(霜月)の「雲見」の予想に入ろう。
まずは昨年の11月の天気図を見てみる。
「冬仕度」!!
空も山も野もこのコトバがふさわしい月だ。
初霜はいつだろう!?
冬型気圧配置をとることは何日ぐらいあるだろう。そして、そのときの「雲見」は!?
▼「雲見」の予想のための資料、もうひとつは「天気コトワザ」だ。
参考文献は次である。
◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 )
番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。
(1) 奥山紅葉早ければ雪早い
(2) 朝霧深きは晴
(3) 秋冷やつけば冬暖かい
(4) ムギの発芽早ければ大雪の兆し
(5) 霜がおそい年は雪が早い
(6) 南東からの出雲は雨
(7) 西の山が見えれば天気
(8) 月夜の大霜
(9) 秋北春南
(10)高山に早く雪ある年は大雪なし
(11)青菜に雪がかかる年は雪が少ない
(12)秋の夜、北の風は晴となる
(13)霜が早く消えるとその日が雨
(14)富士山が帯を結んで西に切れると晴、東に切れると雨
(15)イワシ雲が夕刻出れば晴
(16)鱗雲が出た翌日は雨または風
(17)秋風と夫婦喧嘩は日が入るとやむ
(18)イチョウの葉が落ちれば根雪となる
(19)カモが早く来ると早雪
(20)秋、南風が多い時は大雪となる
(21)初冬に濃霧があると一月後に雪が降る
(22)一〇月二〇日(旧暦)に南風だと小雪、北風だと中雪、西風だと大雪
(23)ソバの豊作は大雪
(24)落葉早ければ雪が早い
(25)五七は雨に四つ日照り、六つ八つ風に九の病
(26)榛の葉の落ちぬうちは雪消える
(27)ダイコンの根の長い年は寒い
(28)渡り鳥が早く来ると寒気がはげしい
以前に今月の特徴を気づく範囲であげていた。
(1) 「雪」「大雪」に関してのものが多い!! 13/28ダ!!
(2) 生きもの(植物・動物)を示標・示準したものが多い!!
「紅葉」「ムギの発芽」「青菜」「イチョウ」「カモ」「ソバの豊作」「落葉」「榛の落葉」「ダイコンの根」「渡り鳥」
10/28ダ!!
(3) 目立つ気象現象!!
「朝霧」「霜」「風向」「イワシ雲」「鱗雲」「濃霧」
さて、これは ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
というのをみつけることができるだろうか。
▼あいかわらず、遠出の「雲見」の旅はひかえている。
毎日のひとり吟行で「雲見」を楽しむのみだ。
しかし、それだけでも、けっこう楽しめるものだとわかってきた!!
オンラインで遠くの「あの人」の「雲見」を愉しませてもらうチャンスでもあるのかも知れない。
| 固定リンク
« 「日本理科教育史」をプロットする!!(28) #1918年 #中村理化器械店 #ナリカ #理科室の100年 | トップページ | 【Web更新11/1】20-44 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!! »
コメント