ついにヒガンバナの初見をした!!(2020/09/16) #ヒガンバナ #初見 #日本ヒガンバナ学会
▼ ついにヒガンバナの「花芽」の初見をした!!
もう待ちくたびれしびれをきらしてしまっていた。
いくら遅いといっても遅すぎる。
ここ数年、初見の「定点」としている場所に夕方になってでかけてみた。
二本の花茎だけが顔を出していた\(^O^)/
気をよくして、遠出してしまった。
やっぱりそこにもいくつもの花茎が伸びてきていた!!
ヒガンバナはやっぱり彼岸を忘れてはいなかった!!
▼例年より遅れていた昨年の初見(2019/09/13)よりさらに3日遅れていた。
昨年はそのとき開花したヒガンバナもあった。昨日はまだ蕾のままのものばかりだったから、さらに遅れているとみるのが正解だろう。
なぜこんなに遅れているのだろう!?
主に2つのことが考えられる。
(1)遅くまで猛暑が続いた!!
(2)8月にほとんど雨が降らなかった!!
地温25℃以下になったら、「花芽」が顔を出すと言われているから、(1)は大いに影響しただろう。
ここ何年か遅れてきていることは地球温暖化の影響とみることもできるのでは。
「花芽」が鱗茎(球根)のなかで育つ7月には雨がよく降ったから、8月に降らなかったのはそんなに影響ないのかも。
でもやっぱり「花芽」が顔を出すきっかけのときは水分は必要!!
その証拠に初見の場所も、水が流れている溝端ばかりだった。
▼今年のヒガンバナ観察でもっとも注目したいのは、ビガンバナの「自然結実」だ!!
昨年も開花が遅れていた。
そして、「3倍体で種子をつくらない」と言われているヒガンバナが異様なまでに「自然結実」した!!
「自然結実」花茎を採集し、「種子」を回収した。
昨年、私が回収したヒガンバナの「種子」は530個だった!!
昨年より遅れている今年はどうだろう!?
▼今年の春から取りかかった530個の「種子」を使った実生実験。
発芽・発根したのは130個に達した!!
発芽率130/530個×100= 24.5% !!
この「ふしぎ!?」の謎解きはどこまですすむだろう。
「出葉率」はどこまで!?
またまた今年もヒガンバナの不思議を追う季節がはじまった!!
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