本日(2020/09/20)、第264回オンライン「寅の日」!! #柿の種 #traday #寺田寅彦
▼実る稲穂とヒガンバナのコラボは最高!!
彼岸入りの昨日の朝、少し足をのばしてヒガンバナ散策をしてみた。
遅れていると思っていたヒガンバナも、すでに満開のところもみられた。
それは田の畦であった!!
ヒガンバナはやはりお彼岸を忘れてはいなかった!!
▼本日(2020/09/20)、第264回オンライン「寅の日」である。
9月のテーマは、オンライン句会「寅の日」開催にちなみ
【9月テーマ】「寅彦と俳句」
である。 読むのは前回に引き続き「柿の種」である。
◆本日(2020/09/20)、第264回オンライン「寅の日」!!
▼後半も面白く読み進めるうちに、最初にあった短文を思いだした。
日常生活の世界と詩歌の世界の境界は、ただ一枚のガラス板で仕切られている。
このガラスは、初めから曇っていることもある。
生活の世界のちりによごれて曇っていることもある。
二つの世界の間の通路としては、通例、ただ小さな狭い穴が一つ明いているだけである。
しかし、始終ふたつの世界に出入していると、この穴はだんだん大きくなる。
しかしまた、この穴は、しばらく出入しないでいると、自然にだんだん狭くなって来る。
ここに我らが「寅日子」先生の教えのすべてがある!!
そんな気がしてくるのだった。
先生はこの「小さな狭い穴」を実際に自分で出入りして見せてくれていた!!
・人間観察のこと
・自然観察のこと
・日常生活のこと
・映画
・俳諧
・連句
・もちろん科学も!!
等々
それは最晩年まで続いていた。
どこから読んでも実に面白い!!
▼後半に詠まれた6句を引用させてもらう。
(7) 山裂けて成しける池や水すまし
(8) 穂芒や地震(ない)に裂けたる山の腹
(9) 粟一粒秋三界を蔵しけり
(10) 参らせん親は在(おわ)さぬ新茶哉
(11) 哲学も科学も寒き嚔(くさめ)哉
(12) なつかしや未生以前(みしょういぜん)の青嵐
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