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【Web更新8/30】20-35 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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朝顔や毎朝かぞへまたひとつ 20/08/29撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-35
週末定例更新のお知らせ
 Festina Lente !
 (ゆっくり急げ)
 相矛盾する行動指針2つを結びつけたみごとな名言(格言)である。
 先月末に亡くなられた外山滋比古さんの著書『ゆっくり急ぐ』(外山滋比古著 毎日新聞 2010.11.25)で知った。
 8月が終わる!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2020 更新 朝顔
 これで終りか!?
 と思っても、翌朝にはまたひとつ と咲きはじめる朝顔!!
 やっぱり 秋の季語が正解なのかな。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 またしても大風呂敷の変なシリーズをはじめてしまった。(^^ゞポリポリ
 「日本理科教育史」をプロットする!!
 である。試行錯誤を繰りかえしながら自分の歩んできた道をプロットする。
 記憶せずに「記録」する。
 自分で飽きたらすぐやめる。それを決めておいてはじめる。
 時空を飛び越えて、どこにプロットするかわからない。
 プロットした地点から見えた景についても「記録」しておきたい。
 さて、どこまでつづくやら…!?

◆オンライン「寅の日」更新!!

 ついに念願のオンライン句会「寅の日」がはじまった!!
 我らが師・「寅日子」先生はなんとおっしゃるだろう。
 エールをおくってくださるかな。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから22週目だ。
 立葉はまわり草もまきこんで、猛々しいまでに生長していた。
 今からでも花芽が出てくることはないのだろうか!?

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「日本理科教育史」をプロットする!!(3) #日本理科教育史

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▼そろそろ夏の終焉か!?
 と思ったのはあくまで希望的観測であった。
 午後から夕方にかけ、「雲見」の空は夏を主張しつづけた。
 アメダスは、またしても37.2℃を記録していた。

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▼ささやかな歩みのプロットをつづけよう。
 今ふり返ってみてはっきりわかることがある。
 私は自分で「理科の授業」をやってみることによって、はじめて「理科」の面白さを知っていったのだ。
 あまり自慢することではないが、私は正直 不勉強であった。
 今もつづくが あまりにものを知らなすぎた。
 それが、逆に幸いした。
 学ぶことが楽しかった!!「授業」で学ぶことが楽しくてしかたなかった!!
 
 最もよく学ぶものが 最もよく教える!!

▼ひとりで学ぶよりも、他の人といっしょに学ぶほうがより愉しい!!
 自分ひとりの学びでは気づかなかったことを仲間からいっぱい学んだ。 
 
 

「地下茎のごとく、一時的に枯れたり 刈り取られようと何m 何㎞とのびていき、たくわえた栄養(教材研究)ですばらしい花(授業)をさかせよう。」

 1981年夏。
 こんな呼びかけから小さなサークルがはじまった。
 この小さなサークルを「地下茎舎」(ひめじ理科サークル)と呼んでいた。
 サークル誌『地下茎』を発行していた。
 この歩みの一部を「記録」していた。

●地下茎舎DBⅠ(2号~30号)
 
▼少し「記録」の一部を読み返すだけでも、思い出すことが多々あった。

●地下茎舎DBⅡ(30号~46号)

 このときの学びが、生涯つづく学びの「原点」となった。
 多くの人との「出会い」のはじまりでもあった。
 このなかから、詳細な点をプロットしていくのは 「これから」の作業である。

(つづく)

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「日本理科教育史」をプロットする!!(2) #日本理科教育史 #実践記録

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連日の酷暑で石榴の肌は例年以上に日焼けが進行しているように見えた!!
 毎年アタリマエに観察しているこの石榴の木。
 いったい いつからここにあったのだろう!?
 記憶にあるかぎりでは ずっと ずっと前から… !!
 「記録」はなかった。
▼「日本理科教育史」をプロットする!!をつづけよう。
 私がはじめて公立中学校の理科教師として教壇に立ったのは1975(昭和50)年である。

●1975(昭和50)年 公立中学校理科教師として着任

 先日、その頃の授業の感想文を読んだ。
 赤面するようなことが多々あった。同時にとてもうれしい気分にもなった!!
▼この年、後に大いに影響に受ける一冊の本が出ていた。

◆『教育実践検討サークル 創造する東北の教師たち』(中村 敏弘著 国土社 1975.11.5)
 
である。今、読み返しても示唆的なことがいっぱい書かれていた。
 たとえば教師の書く「実践記録」について次のように語られていた。
 

 もうひとつ、記録を書くことと、思想性を高めることを統一して行う仕事がある。それは、自分の認識の変化を書くことである。子どもの認識をどのように変えようと思って、自分の認識がどのように変わったか-自分が先生になった時から、どういうことがあったからどう変わったか、自分の記録を書くことである。  実践を検討したり、批判したりするもと(基準)は、教師としての生活であり、それがこうすることによって、はっきりさせることができるのである。 ( 同書 P423より)

▼うれしいことに、私にとって「はじめての実践記録」の「記録」が残っていた。
 それは、なんと前著の著者中村敏弘先生が、教育雑誌『わかる授業』にとりあげてくださったおかげである。深謝!!
 その経緯も含めてページ化していた。

●はじめての実践記録

 授業内容は「光の直進」からはじまり、「教室全体を巨大なピンホールカメラにする」というものだった。
 拙い授業であるが、今読み返しても、あのワクワクドキドキが蘇ってくるのだった!!
 ここらあたりに私の「原点」があるのだろう。

(つづく)

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「日本理科教育史」をプロットする!!(1) #日本理科教育史 #自分史

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▼2020/08/27 14:33 !!
 またしても巨大な雲が起ち上がろうとしていた。
 しかし、いっときにくらべるその勢いは衰えていた。
 数時間後の西の空には 次なる季節の雲見が!!

 季節は 遡行しない !!

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▼時代も 遡行しない!!
 サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するための5つの座標軸を用意していた。
 その5つ目の座標軸をつぎのように決めていた。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 なんと遠大なるプロジェクトだろう。
 ひとりのポンコツ理科教師の手に負えるような話ではない。
 しかし 先日もこう書いたばかりである。

 ウメサオタダオのあのコトバが…。    ものごとは、記憶せずに記録する。

 ひとりひとりが、その歩みを記録し、それらをツナゲバ、最高に面白い「日本理科教育史」になるかもしれない。
 まずは、小さな事実のプロットからはじめよう!!

と。
▼私に残された時間もそんなに長くないように思えてきた。
 そこで、この作業=「小さな事実のプロット」をはじめようと思う。
 新シリーズのはじまりである。題して
 
◆「日本理科教育史」をプロットする!!

 どこまで行けるか今はわからない。
 何をプロットするのか明確なビジョンが最初からあるわけではない。
 面白くなくなり、飽きてくればすぐやめる。
 必ずしも時系列にならないことも…。
 そんな 気まぐれ 気ままに 綴っていこう。

▼先日から、これまた気ままな作業をはじめた。
 ものの断捨離をかねて

●「自分史」

である。
 一年に一枚のリフィルを用意し、そこに一年のできごとをメモ書きしていった。
 スペースがかぎられているのでたくさんは「記録」できないが

 理科教師としての歩みも「記録」していった。
・理科授業の記録、感想文
・研究会参加の記録
・研究授業の記録
・理科授業実践録
・理科教育雑誌発表の原稿
・出会った教材史 等々

 そこらあたりを参考に小さな小さなことからプロットをはじめたい。
 
 さあ、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)
 
 
 

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本日(2020/08/27)、第262回オンライン「寅の日」!! #天文と俳句 #traday #寺田寅彦

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▼稲の花が咲いていた!!
 種子植物だから花が咲くのがアタリマエ!!でも妙に感動するのでアル。
 好天の午前中!!
 より決定的瞬間を撮りたくて酷暑の中ねばってみるがなかなか…(^_^;)
 
 このワクワク感、やっぱり俳句歳時記にあった。
 【稲の花 いねのはな】早稲の花 
 我らが「寅日子」先生も詠んでいた。

 物買て宿を出れば稲の花

 さゝやかなる停車場あり稲の花
 
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▼本日(2020/08/27)は、第262回オンライン「寅の日」である。
8月のテーマは、オンライン句会「寅の日」の起ちあげと関連して

 【8月テーマ】「寅彦と俳句」

である。その第二回目として、本日は「天文と俳句」を読む。

◆本日(2020/08/27)、第262回オンライン「寅の日」!!

「天文と俳句」(青空文庫より)

▼これは断言できる!!
 俳句入門に最適の随筆である。
 まずは俳句の本質はここにあり!!と説く。

  季節の感じは俳句の生命であり第一要素である。此れを除去したものは最早俳句ではなくて、それは川柳であるか一種のエピグラムに過ぎない。俳句の内容としての具體的な世界像の構成に要する「時」の要素を決定するものが、此の季題に含まれた時期の指定である。時に無關係な「不易」な眞の宣明のみでは決して俳諧になり得ないのである。「流行」する時の流の中の一つの點を確實に把握して指示しなければ具象的な映像は現はれ得ないのである。

「時の決定」からよりキモの部分に入って行く。

花鳥風月を俳句で詠ずるのは植物動物氣象天文の科學的事實を述べるのではなくて、具體的な人間の生きた生活の一斷面の表象として此等のものが現はれるときに始めて詩になり俳句になるであらう。

 さらには「不易流行の原理」にいたり こう言い切る!!

要するに俳句は抽象された不易の眞の言明だけではなくて具體的な流行の姿の一映像でなければならない。其れが爲めには一見偶然的な他物との配合を要する、しかも其配合物は偶然なやうであつても、其配合によつて其處に或必然な決定的の眞の相貌を描出しなければならないのである。

 また、これにつづく次なる言葉は示唆的である。

此れは俳句が所謂モンタージュの藝術であることを明示する。

▼また理科教育・科学教育にたずさわってきた者にはなかなかきびしい指摘もしていた。

古人の句には往々かういふ科學的の眞實を含んだ句があつて、理科教育を受けた今の人のに、そのわりに少ないやうに思はれるのも不思議である。昔の人は文部省流の理科を教はらないで、自分の眼で自然を見たのである。

 そしてこの「講座」を次のようにしめくくっていた。

  要するに此處で所謂「天文」の季題は俳句の第一要素たる「時」を決定すると同時に「天と地の間」の空間を暗示することによつて、或は廣大な景色の描寫となり、或は他の景物の背景となる。

 では、さっそく『俳句歳時記』「天文」をあけてみて、すでにはじまっている第1回オンライン句会「寅の日」で挑戦してみるかな。
 ぜひ、またそちらでお会いしましょう!!

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虹色コーンを収穫する!! (2020/08/25)#虹色コーン

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▼残暑は厳しかった!!
 昨日(2020/08/25)、酷暑の中、ついにあの虹色コーンの収穫をした。
 前に試しに二本収穫してみたが、受粉がうまくいっていなかったのか、コーンの粒は歯抜け状態のようになっていた。
 しかし、私はあきらめきれなかった!!
 「今年こそは!!」の意気込みでやってきたのだからという思いがあった!!
 ともかく「枯れ」に追いつこうと水をやりつづけた。
 しかし、ここまでと断念した。
 まだ、緑を残す数本は置いておき、枯れたものは収穫してみた。

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▼酷暑の畑での作業はここまでとし、これ以降の作業は涼しい室内でやることにした。
 コーンを覆っている苞(?)をはがしていくのである。
 これだけ大量にあると、なかなかの作業である。
 剥がしながら、あらためて トウモロコシの「受粉」「受精」に感動してしまうのである。
 こんな「受粉」システムの利点はなんだろう!?
 なんのために!?
 思っていた以上に虫がは入り込んでいた。
 せっかくできたコーンの粒も食い荒らされたのだろうか?
 カビのようなものがはびこり白くなっているものもあった。

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▼「不作」といいながらも、これだけ数があると圧巻である。
 なかにはほぼ完璧にコーンの粒が揃っているものもあった。
 できのいいものばかりならべてみると
 
 「虹色コーン」にナットクだ!!

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▼「不作」の原因はなんだろう!?
 受粉の時期の長雨!?
 害虫、病気 どこかの過程での私の「失敗」!?

 できたコーンを種にして、来年度 リベンジするか!!
 種コーンはいつ本体から採ればいいのかな?
 保存方法は? 
 「虹コーン」とのつき合いは当分つづきそうだ。

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第1回オンライン句会「寅の日」にぜひ参加を!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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数珠玉の花穂がぶら下がっていた!!
 秋の深まりとともに色づいて光沢を持っていくのが楽しみである。

 この数珠玉も歳時記にあるのかな?
 あった!!
 【数珠玉 じゆずだま】ずず珠 ずずこ

 数珠玉や月夜つづきて色づける 新田祐久

 数珠玉をあつめて色のちがうこと 小川軽舟

 今年は私も一句 数珠玉 で挑戦してみるかな。
まわりの自然は季語だらけだ!!
 一句詠もうとすることにより、あらたな観察力を身につけることになるのでは!!

 自分自身がまったくのシロウトであることかえりみずオンライン句会を提案していた。

◆第1回オンライン句会「寅の日」9月例会

▼実は、すでにはじまっていた!!
 初回ということもあり、慣れないところもあるだろうと、8/18より投句期間にしていた。
 ひとりでも多くの人とオンライン句会を愉しみたいと思い再度の案内である。
 【お薦め本】にならい、3つのお薦めポイントをあげておく。

(1)0からはじめる人のためのオンライン句会!!
 「俳句」なんて興味はあってもつくったことない。
 ましてや「句会」なんて句会なんか参加したことない。そんな人こそ大歓迎です。
 もちろんベテランも大大歓迎です。

(2)オンラインだから今すぐ参加することができる!!
 俳句の入門書等を見ていると、必ず「句会」のすすめが書いてあります。
 「句会」の楽しさこそ、句作の醍醐味であるとあります。
 しかし、今の時期、リアルに人が集うことはいろいろ気をつかいます。
 ところがオンラインなら、今すぐ参加可能です。
 「ちょっと試しにいちどやってみようかな」という人にピッタリ!!

(3) みんながフラットであるから、気がねなく愉しくやれる!!
 「句会」そのもの魅力が、お互いにフラットであることだと言います。
 ましては、オンライン句会ではなおさらです。
 選句はお互いの選句投票で決まります。
 お互いに「響き合い・学び合い・高め合う」雰囲気のなかで、「俳句」を愉しんでいきましょう!! 

▼参加してみようかな!?
 という気持ちになったら、ぜひぜひ…!!

 自分の希望する「俳号」(俳句をつくるときのペンネーム、ネット上のハンドルネームのようなもの)を決めて
 【句会「寅の日」参加希望】というタイトルで
楠田までメールをください。
 お待ちしています。<(_ _)>
 

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【Web更新8/23】20-34 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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新涼や仙人草の白冠し 20/08/22撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-34
週末定例更新のお知らせ
 断捨離!!
 何度心に決め、口にもしたことか。
 でもしばらくするとモトノモクアミ!!
 これぞまさに私にとっての「シーシュポスの神話」だ。

◆表紙画像2020 更新 仙人草
 そこかしこの草むらを、山ぎわを 白い仙人草が覆い始めた。
 それは、まるであたらしい白い冠をかぶったように見える。
 猛暑が続いても 季節は前へ進むのだった!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 久しぶりに、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を検証してみた。
 この作業のちょっとまずいところがある。
 「現在地」を確かめること自体が目的になってしまい。
 そこで満足してしまい、次なる作業にツナガラナイことだ!!
 さあ、今度こそ…!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン句会はすでにはじまっている。
 今週は参加をよびかけることに力をいれたい。
 まずは自分自身が愉しんでしまうことがいちばんなんだろう。

  大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから21週目だ!!
 ここへ来て、実際に土の入れ替えから行なった大賀方式の「観察池」とただ単に蓮根をほり込んだだけの「水栽培池」の差は歴然としてきた!!皮肉なことに2回の「あこがれの4日間」は「水栽培池」に訪れたのみだった。
 来年はどうすればいいのだろう。 ?(゜_。)?(。_゜)?

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サイエンスコミュニケーター宣言(419) #日本理科教育史

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▼本日は「処暑」である!!
 昨日も猛暑日は続いていた。しかし、「雲見」の空はいっときにくらべると少し変化してきているように見えた。

 ところで、「雲見」というコトバ。
 ずいぶん昔から使われてきたアタリマエのコトバのように思える。
 しかし、どうやらそうではないようだ。私の知るかぎりではあの宮沢賢治がはじめてのようだ!!
 「蛙のゴム靴」(宮沢賢治著 青空文庫より)に次のようなシーンが出てくる。

 ある夏の暮れ方、カン蛙ブン蛙ベン蛙の三疋は、カン蛙の家の前のつめくさの広場に座って、雲見といふことをやって居りました。一体蛙どもは、みんな、夏の雲の峯を見ることが大すきです。じっさいあのまっしろなプクプクした、玉髄(ぎょくずゐ)のやうな、玉あられのやうな、又蛋白石(たんぱくせき)を刻んでこさへた葡萄(ぶだう)の置物のやうな雲の峯は、誰(たれ)の目にも立派に見えますが、蛙どもには殊にそれが見事なのです。眺(なが)めても眺めても厭(あ)きないのです。そのわけは、雲のみねといふものは、どこか蛙の頭の形に肖(に)てゐますし、それから春の蛙の卵に似てゐます。それで日本人ならば、丁度花見とか月見とかいふ処ところを、蛙どもは雲見をやります。 「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」 「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思はせるね。」 「実に僕たちの理想だね。」

どんなアタリマエにもはじまりがあるかも知れない!?

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▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の検証をつづけよう。
 最後の第五の座標軸にいこう。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
 なんと遠大なる座標軸だろう。
 ひとりのポンコツ理科教師が語るには大風呂敷過ぎる話だろうか!?
▼「日本理科教育史」と聞いてすぐさま思い出す著書があった。

●『増補・日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著 仮説社 2009.04.10)

 原著初版は1968年3月1日である。
 まさに「日本理科教育史」のはじまりから、現代までをくわしくわかりやすく語った名著である。
 特に付録の「年表」が気に入っていていた。
 ところが、その年表は2009.4.01で途切れていた。
 著者板倉聖宣氏が亡くなられたのは2018年2月7日である。途切れていた年表はその後、追記されたのだろうか?
 そのことがずっと気になっていた。
 
 また年表を引き継ぐ作業は今あるのだろうか?
 それが知りたい!!
▼私の座標軸の話にもどろう。
 私が「日本理科教育史」というとき、もう少し等身大の歴史の話である。
 自らの理科教師としての歩みは、「日本理科教育史」のどう関連しているのか?
 ウメサオタダオのあのコトバが…。
 
 ものごとは、記憶せずに記録する。

 ひとりひとりが、その歩みを記録し、それらをツナゲバ、最高に面白い「日本理科教育史」になるかもしれない。
 まずは、小さな事実のプロットからはじめよう!!

●【理科の部屋】30年史


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サイエンスコミュニケーター宣言(418) #理科の部屋 #理科教育のコミュニティ

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クズの花を見ていると思い出すことがあった!!
 

「地下茎のごとく、一時的に枯れたり 刈り取られようと何m 何㎞とのびていき、たくわえた栄養(教材研究)ですばらしい花(授業)をさかせよう。」

 こんな呼びかけから小さなサークルがはじまった。
 1981年夏のことである。
 このとき、クズの地下(葛根)のことをイメージしていたにちがいない。
 小さなサークルを「地下茎舎」(ひめじ理科サークル)と呼んでいた。
 サークル誌『地下茎』は46号までつづいた。

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の検証をつづけよう。
 第四の座標軸にいこう。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
 この「あらたな」というところがミソだった。
 我らが寺田寅彦は「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)のなかで、こう言っていた。

 

そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼(よじん)から産れ出るのである。

自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

▼このことは理科教育コミュニティについても言えるのではないだろうか。
 「地下茎舎」の集まりがなかなか難しくなった頃、はじまったのが【理科の部屋】であった。
 今、理科教育コミュニティと聞いて真っ先に思い出すのは【理科の部屋】のことだった。

●【理科の部屋】とは

▼今、現在【理科の部屋】とよばれているものがふたつある。

●Facebook版【理科の部屋】

●【理科の部屋】7(サイエンスフォーラム)

 いずれもオープン化されており、その気になればいつでも参加可能である。
 それ以外にもいくつもの理科教育コミュニティができている。自分のニーズにピッタリというのがみつかるはずだ。
 なければつくってしまえばいい!!
 あのコトバを思い出す。

ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!

ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

 どこまでも、理科教育コミュニティの「不易流行」を追い続けたいものだ!!

(つづく)

 

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サイエンスコミュニケーター宣言(417) #オフラインミーティング #中学理科 #授業感想文

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夕陽に秋を見た!!
 と言えば、感傷がすぎると笑われるだろうか。
 なるほど、アメダスの「記録」をみればまたしても37.2℃まであがったようだ。
 しかし、自然は正直だ。
 「立秋」から数えて二週間がたち「処暑」が近づいてきていた。
 二十四節気は科学ダ!!

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▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の検証をつづけよう。
 第二の座標軸にいこう。

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
 昨日もzoomを使ってのオンライン会議に参加させてもらった。
 籠り生活を続ける私には、世間の新鮮な空気を吸う機会を与えてもらっているようで、アリガタイ 深謝!!
 今までリアルの暮らしの中でも実現しなかったことも、いっぱいできて楽しい!!
 しかし、いっぽうで 感じてしまうのだった。
 顔を合わせ、モノをいじりながらのオフラインミーティング!!

 オフラインミーティングの有効性、そのすばらしさ!!

 次のオフラインまでに、私に可能なこと準備しておこう。

▼第三の座標軸にいこう。 

(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
 どこまでも私は「中学校理科」にこだわっていた。
 そこにすべてがあると思っていた。私は「これまで」の歩みのすべてを可能かぎりここに「記録」したつもりだ。

私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
 新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 もちろん完結したものではない。
 部分的に更新したいところもいっぱいある。
 今週のはじめから、あるひとつの作業を開始した。ずっといつかはいつかはと後回しにしてきた作業だ。
 「授業感想文」を読む!!
 44年~45年前からの理科の「授業感想文」を大切においていた。その量は膨大なものになる。
 読み始めたら滅茶苦茶面白い!! あらためて痛切に思う。
 
 私は生徒たちに教えてもらいながら授業をしてきたんだ!!
 自然は最高の教科書!!
 生徒は最高の指導書!!
 はほんとうだったんだ。

 この作業は私の当面の最高の楽しみとなりそうだ。
▼関連してもうひとつ楽しみたいことがあった。
 それは

◆新・私の教材試論

である。こちらの方も、ずいぶんご無沙汰である。
 時代はすすみ、教材も進化してきているハズ !!
 今も すぐれた教材の原則

 3K1A(感動・簡単・きれい・安全)の法則は有効!!

 を、自分でも楽しみながら実証していきたいな。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

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2020年9月のオンライン「寅の日」は #柿の種 #traday #寺田寅彦

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▼私の手持ちの『俳句歳時記』(角川文庫 第四版)では

【蟬 せみ】油蟬 みんみん 熊蟬 にいにい蟬 唖蟬 初蟬 朝蟬 夕蟬 夜蟬 蟬時雨
【空蟬 うつせみ】蟬の殻 蟬の脱殻

は「夏」編に

【蜩 ひぐらし】日暮 茅蜩 かなかな 寒蟬
【法師蟬 ほうしぜみ】つくつく法師 つくつくし

は「秋」編に出ていた。おなじみの「蟬の世界」もなかなか奥が深いのである。

 「寅日子」先生は、「蟬の世界」をどう詠んだのだろう。

 蟬鳴くや松の梢に千曲川

 蜩や向ひの峰は夕立す

 あはたゞしつくゝぼふしつく法師

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オンライン「寅の日」の9月の計画を立てる時期が来ていた。
 9月のテーマも、オンライン句会「寅の日」の起ち上げに関連して

【9月テーマ】「寅彦と俳句」

でいきたい。9月には2回あった。

■2020年9月オンライン「寅の日」!!
◆第263回オンライン「寅の日」 …9/08(火)
◆第264回オンライン「寅の日」 …9/20(日)

▼テーマにそっていうなら、寅彦の「俳句論」だけでなく、寅彦の句集を読みたかった。
 しかし、それは青空文庫にはなかった。
 では、寅彦の詠んだ句がいちばん多く出てくる青空文庫にもある作品はどれだろうか?
 私がさがしたかぎりでは、「柿の種」である。
 カウントまちがっていなれれば 12句 登場する。
 「俳句」に関連してだけではない。けっこう興味深い短文がいっぱいある。
 寅彦自身が言うには

 

この書の読者への著者の願いは、なるべく心の忙(せわ)しくない、ゆっくりした余裕のある時に、一節ずつ間をおいて読んでもらいたいという事である。

ということなので、一ヶ月かけてゆっくりと気ままに面白そうなところだけ「つまみ読み」をしたい。

■2020年9月オンライン「寅の日」!!

◆第263回オンライン「寅の日」 …9/08(火)「柿の種」(1)

◆第264回オンライン「寅の日」 …9/20(日)「柿の種」(2)

「第1回オンライン句会「寅の日」9月例会」は実はもうはじまっていた。
 
 0からはじめる人のためのオンライン句会です!!

 と言いながらも、本意に反して敷居を高くするようなことばかりを言っているような気がする。(^^ゞポリポリ

 「俳句」だけでなく、「寺田寅彦」に関しても0からという人も大歓迎です!!

 みんなでワイワイガヤガヤと楽しみしょう。
 お待ちしています。<(_ _)>
 

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サイエンスコミュニケーター宣言(416) #虹色コーン

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▼虹色コーン3度目の挑戦だった。
 5月のはじめに大阪のYさんから虹色コーンの種子をたくさん「おすそ分け」していただいていた。
 今年こそは「成功」させたい!!
 そんな思いから、ここまで自分なりにはていねいに育ててきていた。
 しかし、ここへ来て連日の猛暑!!
 水はやっているが追いつかない。「枯れ」が進んでいく。
 コーンを包む葉の枯れたのを二本収穫してみた。
 (・_・)......ン? なかなか「成功」とは (^_^;)

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▼オンライン句会「ばっかり病」を発症しているあいだに8月も下旬にさしかかろうとしていた。
 「ばっかり病」を発症しているときは、ついつい自分の「現在地」を見失ってしまうものだ。
 
 「どこまできているんだろう!?」
 「今、どこにいるんだろう!?」

 この「サイエンスコミュニケーター宣言」を書き始めたのは2011.04.01だった。
 今は、それから10回目の夏だった!!
▼ ここ何年も使いつづけているサイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するための5つの座標軸があった。
 ここはまたまたこれを引っぱり出してこよう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

▼ひとつ目の座標軸
(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
 これは簡単だった!!

 賢治の「雲見」
 寅彦の「宇宙見物」
 につぐ

 第三の究極の道楽!! それは「俳句」 そしてオンライン「句会」!!

 それがなぜ 「科学」「理科」にツナガルのか!?
 それは「これから」の話だ!!

(つづく)

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(10) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼「朝顔」には「夏」のイメージがある。
 あの夏休みの「観察日記」とツナガルからだろうか!?
 歳時記にはたしかに「秋」編にあった!!

 「寅日子」先生は「朝顔」をどう詠んだのだろう。

 所狭き迄朝顔並べ屋根の上

 朝顔の唯一色に淋しさよ

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▼このワクワクドキドキ感に記憶があった!!
 そう、それもやはり夏休みの終りの頃だった。それは今から27年前の1993年の今ごろのことだった!!
 【理科の部屋】がはじまる前夜だった。
 未知なる世界に入っていくときのワクワクドキドキ感はいつの時代もかわらないものだ。

 いよいよ

● 第1回オンライン句会「寅の日」9月例会

 がはじまる!!

▼今一度、実施要項をあげておこう。(案より少し訂正したところもある。)

***************************************************************
第1回オンライン句会「寅の日」9月例会実施要項

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点扱い

5.【投句期間】
 9月1日0時から15日23時30分まで
 (ただし、初回の9月にかぎり、準備ができしだい投句可能!!)

6.【選句期間】
 9月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 9月26日から

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

****************************************************************

さあ、準備ができたので本日(2020/08/18)よりスタートすることにします!!
 
 前もって登録してくださった方のみ参加できます。
 登録は、「投句」期間内であれば受付できますが、私自身がまだ「夏雲システム」に慣れていませんので、できるだけ早めに登録を申し込んでください。 

 自分の希望する「俳号」を決めて
 【句会「寅の日」参加希望】というタイトルで
 楠田までメールをください。
 お待ちしています。<(_ _)>

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【Web更新8/16】20-33 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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草むらの覇者吠えにけり葛の花 20/08/15撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-33
週末定例更新のお知らせ
 連日の猛暑!!
 まだまだ続きそうというからたまらない。
 楽しみな一週間のはじまりでもある。
 あらたな展開のはじまりは、いつでも o(^o^)o ワクワクドキドキ

◆表紙画像集2020 更新 葛の花
 昔、「植物の世界」のテキストをつくったことがある。
 そのとき、つる植物のみごとな「戦略」に驚いた!!
 他の植物にからまりつき、少しでも高くなり「光とり競争」の覇者となっていた。
 「もっと光を!!」と絶叫するかのごとき姿は感動ものだった。
 「葛粉工場」を訪問したのはいつだったかな!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン句会「寅の日」が、いよいよはじまる!!
 リアル句会を一度も経験したことない私がはじめる。
 師事するのは寺田寅彦!! はたしてどんな展開になるのやら!?
 軌道修正は前に進みながら、やっていきたい。

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから20週目だ。
 立葉は猛々しいまでに成長してきた。一方の水栽培池の立葉は少し枯れ始めた感がある。
 ここに来て、やっと正規の観察池との差が出てきた。
 来年は、水栽培池も大きな容器でやってみたいものだ。

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【お薦め本】『俳句を楽しむ』(佐藤郁良著 岩波ジュニア新書)

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▼この度、オンライン句会「寅の日」をいよいよ起ちあげることを機に、俳句への興味があらためて湧いてきていた。
「俳句もどき」は詠んではいても、それはなかなかシロウトの真似事の域をでるものではなかった。
 あらためて根っこのところから俳句のキホンを学んでみたい!!
 そして
 句会の進め方、楽しみ方を知りたい!!
 そんな思いがあった。

▼そんなとき出会ったのが今回の【お薦め本】である。
 岩波ジュニア新書の一冊である。私は若い世代向けに出されているこのシリーズの新書が好きである。

◆ 【お薦め本】『俳句を楽しむ』(佐藤郁良著 岩波ジュニア新書 2019.11.20)

 いつものようにお薦めポイント3つを先にあげておく。

(1)俳句甲子園常勝名門校の指導者が俳句の楽しさを体験的に熱く語っている!! 

(2)現役国語教師が書いたとてもわかりやすい最高の俳句入門書!!

(3)自分でも俳句を詠み、句会にも参加してみたくなる本!!

▼では3つのポイントについて少し詳しくみていこう。

(1)俳句甲子園常勝名門校の指導者が俳句の楽しさを体験的に熱く語っている!! 
 「俳句甲子園」今では多くの人がTV等で知っているこの大会は、1998年「俳都」(俳句の都)松山ではじまったそうです。
 著者が率いる開成高校チームが参加したのは2001年の第四回大会からだそうです。
  これが著者自身にとっても俳句との最初の出会いだったようです。   
 開成高校が常勝校になるまでのドラマが「第一章 俳句甲子園からはじまった!」では熱く語られていた。
 途中で紹介されている生徒たちの俳句が実にすばらしい!!
 このドラマ自体が俳句の楽しさを伝えてくれていた。
 著者のことばを借りよう。

俳句を始めるきっかけは本当に人それぞれで、私のように俳句が向こう側からやって来た例もあれば、俳句甲子園出場を機に俳句を始めた若者も多くいます。皆さんにとっては、この本を読んだことが俳句をはじめるきっかけになるかもしれません。
俳句を始める年齢もまた、人それぞれです。私の場合は、三十二歳で俳句に出会いましたが、これはプロの俳人としてはやや遅い方だと思います。十代から俳句に触れている若者を見ると本当にうらやましく思いますが、これは致し方ありません。俳句に出会うのが何歳であっても、決して遅すぎるということはないのです。
 この本の読者が若い方であればなおさらですが、少し年齢の上の方でも、俳句の世界へ是非一歩を踏み出していただきたいと思います。(同書 P27より)

 

(2)現役国語教師が書いたとてもわかりやすい最高の俳句入門書!!

・第2章 俳句を鑑賞する
・第3章 季語の世界
と読み進めるうちに
 「これならわかる!!」
 「ナルホド (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン」
と納得することも多かった。これまでに読んだ類書(そんなたくさん読んだわけではないが)にくらべてとてもわかりやすいと感じた。
 文体も使われている言葉も 初学者にはとてもわかりやすいものになっていた。
 きわめつけは
・第4章 実作への一歩
 だった。ここでは、まるで「俳句入門」の授業を受けているような気分になるのだった。
 わかった!!
 なぜかくもやさしくわかりやすいのか!?
 今さらであるが、著者はプロの俳人であると同時に現役の国語教師なのである。
 ここでの読者への問いかけは授業における精選された「発問」なのである。
 授業ノートを読むような気持ちで読めば、「これから」もずっと使える最高の「俳句手引き書」となるだろう。
 また迷ったら開いてみよう。

 俳句上達の秘伝が語られていた。

 まずは、一日に二、三句でよいので継続的に俳句を詠む習慣をつけましょう。その中から他者の評価を得られた句だけを残して、残りは潔く捨てる。この姿勢が身についたら、皆さんも「俳人」の仲間入りをしたと言ってよいでしょう。(同書P158より)

▼最後に
(3)自分でも俳句を詠み、句会にも参加してみたくなる本!!

 俳句を極めようとすれば、今挙げたように様々な努力が必要になるのですが、それは何年か時間をかけて取り組めばよいことです。まずは、俳句を楽しむ気持ちを大切にしてください。俳句が好きになれば自ずと次の課題見えてきて、何をしなければならないか、自分なりに気づくようになるはずです。何もかも一気に習得しようと思う必要はありません。(同書P184より)
 俳句は十七音というささやかな器ですが、その奥行は無限に広がっています。読者の皆さんも、是非俳句を楽しみながら、自分の人生をより豊かなものに耕していっていだきたいと思います。(同書p192より)

  こんな誘いの文章を読んでいるうちに、自分でも俳句に挑戦してみたくなるのでした。
 さらに、こうも言われていました。

 俳句を続けていく中で一番の楽しみは、句会に出ることです。句会は、俳句における最も基本的な活動と言ってよいでしょう。(同書p161より) 

 この言葉につづけて、具体的な句会の進め方についての話もあるのはうれしいです。
 今、もっとも知りたいところだったから。
 付録には「清記用紙・選句用紙」の見本までついていたアリガタイ!!

 今すぐにもリアル句会に参加してみたい気分にもなる。
 しかし、今はそれはなかなか…。
 そこで、まずはオンライン句会を!! と言えば我田引水がすぎるか。
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
 
今、最も【お薦め本】にあげたかった本である!!

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本日(2020/08/15)、第261回オンライン「寅の日」!! #俳句の精神 #traday #寺田寅彦

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▼子規庵の糸瓜が成長してきた!!
 しかし、そのスピードは初年度の昨年にくらべてゆっくりのような気がするのだが。
 この調子でいけば糸瓜忌には (・_・)......ン?

 「寅日子」先生も糸瓜はけっこう気になっていたようだ。
  
 面白し背戸の糸瓜の長短

 日一日ぶらりゝとへちま哉

 世をすねて日影の糸瓜そりかへる

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▼本日(2020/08/15)は、第261回オンライン「寅の日」である。
 8月のテーマは、オンライン句会「寅の日」の起ちあげと関連して

 【8月テーマ】「寅彦と俳句」 

である。その第二回目として、本日は「俳句の精神」を読む。

◆本日(2020/08/15)、第261回オンライン「寅の日」!!

「俳句の精神」(青空文庫より)

▼いよいよオンライン句会「寅の日」の起ち上げが近づいてきた。
 それだけに今までにまして、興味深い随筆である。

 最初に初出をみてみる。

(昭和十年十月、俳句作法講座)

となっている。
 この年の12月31日に寅彦は亡くなっているので、最晩年に書かれた寅彦の「俳句論」の集大成とみることができるのかも知れない。
 これまでのエッセンスが濃厚につまっていた。ついつい引用箇所が増えてしまう。
  まず自然観と関連して
 日本人は西洋人のように自然と人間とを別々に切り離して対立させるという言わば物質科学的の態度をとる代わりに、人間と自然とをいっしょにしてそれを一つの全機的な有機体と見ようとする傾向を多分にもっているように見える。

また別の言い方をすれば西洋人は自然を征服しようとしているが、従来の日本人は自然に同化し、順応しようとして来たとも言われなくはない。
この自然観の相違が一方では科学を発達させ、他方では俳句というきわめて特異な詩を発達させたとも言われなくはない。
   季題にふれて
 俳句における季題の重要性ということも同じ立場からおのずから明白であろう。限定され、そのために強度を高められた電気火花のごとき効果をもって連想の燃料に点火する役目をつとめるのがこれらの季題と称する若干の語彙(ごい)である。

 そしていかにも寅彦らしくこう言い切るのである。

 十七字のパーミュテーション、コンビネーションが有限であるから俳句の数に限りがあるというようなことを言う人もあるが、それはたぶん数学というものを習いそこねたかと思われるような人たちの唱える俗説である。少なくも人間の思想が進化し新しい観念や概念が絶えず導入され、また人間の知恵が進歩して新しい事物が絶えず供給されている間は新しい俳句の種の尽きる心配は決してないであろう。

▼俳句修業の身にとっては示唆的なコトバがつづく。

 このように自然と人間との交渉を通じて自然を自己の内部に投射し、また自己を自然の表面に映写して、そうしてさらにちがった一段高い自己の目でその関係を静観するのである。

 俳句修業の心得がつづく!!

 俳句の修業はその過程としてまず自然に対する観察力の練磨(れんま)を要求する。俳句をはじめるまではさっぱり気づかずにいた自然界の美しさがいったん俳句に入門するとまるで暗やみから一度に飛び出してでも来たかのように眼前に展開される。今までどうしてこれに気がつかなかったか不思議に思われるのである。これが修業の第一課である。
しかし自然の美しさを観察し自覚しただけでは句はできない。次にはその眼前の景物の中からその焦点となり象徴となるべきものを選択し抽出することが必要である。これはもはや外側に向けた目だけではできない仕事である。自己と外界との有機的関係を内省することによって始めて可能になる。  句の表現法は、言葉やてにはの問題ばかりでなくてやはり自然対自己の関係のいかなる面を抽出するかという選択法に係わるものである。

そして 俳句作りの極意にいたる!!

 一般的に言って俳句で苦労した人の文章にはむだが少ないという傾向があるように見える。これは普通字句の簡潔とか用語の選択の妥当性によるものと解釈されるようであるが、しかしそれよりも根本的なことは、書く事の内容の取捨選択について積まれた修業の効果によるのではないかと思われる。俳句を作る場合のおもなる仕事は不用なものをきり捨て切り詰めることだからである。

 私の俳句修業の道はまだまだ遠いようだ。(^^ゞポリポリ
 いや、今はじまろうとしているところなのかも。
 ときどき、「寅日子」先生のコトバ思い出しながら ゆっくり ゆっくり 楽しみながら…!!

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(9) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム


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▼連日の猛暑!!
 そんななかお盆の「墓参り」をした。
 
 その「墓参り」を「寅日子」先生はどう詠んでいただろう。

 あらぬ方へ迷ひ入りけり墓参
 墓参道草食うて帰りけり

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▼「実施要項(案)」なんてちょっと興ざめの感もしないでもないが、やってみよう。
 これまでバラバラに言ってきたことを少しまとめて、自分のための覚え書き程度に。
 そしてこれは、第一回の実施要項であり、かつこれからの「かたち」の提案であった。

◆ 第1回オンライン句会「寅の日」9月例会実施要項(案)

▼さっそくはじめてみよう。

******************************************************************
第1回オンライン句会「寅の日」9月例会実施要項(案)

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点扱い

5.【投句期間】
 9月1日0時から15日23時59分まで
 (ただし、初回の9月にかぎり、準備ができしだい投句可能!!)

6.【選句期間】
 9月16日0時から25日23時59分まで  

7.【結果発表】
 9月26日から

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおくこと。

******************************************************************
▼これはあくまで(案)であり、参加されるみなさんのご意見により更新していきたい。
 ともかく
 「響き合い・学び合い・高め合う」愉しい句会にしていきたいものである。

 すでに参加されている方、これから参加を予定されている方 いろいろご意見をお待ちしています。<(_ _)>
 
(つづく)

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(8) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼ 猛暑の中、外に出ると空はきわめて「不安定」に見えた!!
  その予感はあたった。
  やがて 夕立 だった!!

  「寅日子」先生は 夕立 をどう詠んだだろう。
  

夕立や忽ちにして谷の音

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▼オンライン句会「寅の日」の話をまだ続けよう。
 だいぶん「かたち」が見えてきたところで、今一度、その「原点」にたちかえろう。
 そもそもなにがやりたいのか!?
 自問してみた!!

●0からはじめる人のためのオンライン句会!!   
 
 どうやらこのあたりに…。
▼「かたち」が見えてきたと言いながら、句会においてもっとも肝心のことをまだ決めていなかった。
 
 この句会において何を詠むのか!? 

 これを決めていなかった。つまり「お題」だ!!
 いくつかのパターンがあるようだ。初心者としてはたいへん迷うところではあるが、決めた!!

●当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。) 

 当面はこれでいく。「無季俳句」については当面考えない。
 「寅日子」先生の「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」に従って。

▼「かたち」があらかた出そろったところで、今一度
●「夏雲システム」とは
 その他「同意事項」等に目を通してみた。
 
 さあいよいよ第一回オンライン句会「寅の日」実施要項(案)作成に向かおう。

(つづく)

   

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(7) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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あれっ!?いつのまに!!

 次に顔をあげたとき、「雲の峰」は大きく成長していた。
 こんな景を、我らが師・「寅日子」先生はどう詠んだだろう。

朝顔に水をやりけり雲の峰

   雲の峰見るゝ雲を吐かんとす

生きながら雲の峰とやなりぬらん

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▼オンライン句会「寅の日」の話をつづける。
 私はいささか迷っていた。
 オンライン句会をどのような「かたち」で開催したらいいのか?
 リアル句会の経験もないだけにまさに雲をつかむような話だった。
 はじめてのことだから、準備の期間を設けるということで、準備「句会」を計画した方がいいだろうか?
 あまりに拙速であって、計画だおれになってしまわないだろか?
 等々いろいろと迷い悩んでいた。
 そんなとき、はたと気づいた!! こんれはオンライン句会であると!!
 
「句会」会場の準備も必要ない。
 師事する先生の都合を聞く必要もない。
 リアル句会のハードルを高くしていることは、あらかじめてすべてクリアしているのである。
 ダカラ 最初から 決めてしまおう。

●オンライン句会「寅の日」の開催は、月一回の定例開催(月例開催)とする!!

▼そう決めるとけっこう気が楽になった。
 つづけて最初から決めておくべきこと決めてしまっておこう。都合が悪くなれば変更するということで

●【投句期間】
 毎月1日0時から15日23時59分まで

 ※ただし、第一回目の9月定例句会にかぎりそのかぎりではない。準備が整いしだい投句できるようにしたい。

▼次に決めておきたいのは【選句期間】である。

●【選句期間】
 毎月16日0時から25日23時59分まで  
 そして【結果発表】は次のようにしたい。

●【結果発表】
 毎月26日から

 参加メンバーは、あらかじめ登録されたメンバーと【投句期間】内に登録された方としたい。
 ただし、私が慣れていないこともあるのでできるだけはやめに登録をお願いします。

(つづく)

 

 
 

 

 

 

 
 

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(6) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼ 青い空に白い雲!!この空をずっと待っていた!!
 
 「梅雨明け10日」は確かに正しかった。
 しかし、雨は降らずに晴れてはいたというものの、空はどんより曇っていた。
 すっきりと青空が見えなかったのだ。
 それが、10日目の昨日は 台風の風の影響だろうか。

「夏雲システム」を利用したオンライン句会「寅の日」の話をつづけよう。
 繰りかえす。

●俳句結社「寅の日」は寺田寅彦に師事する!!

 考えてみると変な話である。
 寺田寅彦は、1935(昭和10)年12月31日、58歳で亡くなっている。
 今年はちょうど没後85周年である。
 その故人に師事するとはどういうことだろう!?

 きわめて勝手な話であるが、「寅彦」は参加する人のなかに生きている。
 今から「寅彦」が生まれる人もあるだろう。
 もちろんそれもOKである。 つまり

 参加者はみんな フラット なのである!!

「句会」は俳句を愉しむためのゲームである!!
 ゲームにはルールがある。
 まだ最終決定はしていないが、【句数】については次のルールでいこうと思っている。

【句数】5句出し 5句選(特1・並4)特選は2点扱い

▼選句期間が過ぎると、自動的に集計して、結果が公表される。
 最高得点の句がみんなが選んだ最優秀句ということになる。優勝だ!!

 我らが寅彦はいくつかの俳号をつかっていた。
 「寅日子」「藪柑子」「牛頓」(ニュートン)等である。

 そこでオンライン句会「寅の日」らしく

●最優秀句は、その句会の「寅日子」賞ということにしよう!!

 特別賞として、次の賞を設けたい。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
 特別賞は、毎回でなくてよい。
 もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
 参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

 参加が決定している人のみならず、参加を予定している人もご意見いただくとうれしいです。

(つづく)

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【Web更新8/9】20-32 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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今朝もまたなほあらたなる芙蓉かな 20/08/07撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-32
週末定例更新のお知らせ
 久しぶりに持病「ばっかり病」発症をしている!!
 この度の「ばっかり病」は、これまでのものとやや異質で異次元のものとも見える。(私のなかではけっこうツナガッテイルが!!)
 「句会」ばっかり病である。
 はたしてこのあとどのように推移するだろう!?

◆表紙画像集2020 更新 芙蓉
 「酔芙蓉」とは、うまく言ったものだ。
 朝は白っぽくても夕方になれば酔っ払ったように赤くなり萎んでいく。
 なんかこんなみごとな花がモッタイナイ!!
 と思うが、心配することはない。
 次の日の朝には、前日を上回る数の花が咲き昇っていく!!

◆オンライン「寅の日」更新!!
 オンライン句会「寅の日」ばっかり病!!
 「ゆっくり急ぐ」を教えてくれた外山滋比古さんが亡くなった。
 そう言えば外山滋比古さんには『省略の文学』というのもあったような。
 いかん!!
 このばっかり病はいろんなところに派生していきそうだ。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから19週目である。
 立ち葉は「たくましい」までに成長してきた。しかし、いっこうに「花芽」は見えない!!
 ここ2年連続だ。
 なにがマズイのだろう!?抜本的に「栽培法」を考えなおす必要があるのかも知れない。

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(5) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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 夏期瀬戸内海(せとないかい)地方で特に夕なぎが著しいのはどういうわけかと思って調べてみると、瀬戸内海では、元来どこでもいったいに強くない夏の季節風が、地勢の影響のために特に弱められている。そのために海陸風が最も純粋に発達する。従って風の変わり目の無風が著しく現われるのである。夕なぎに対して朝なぎもあるが、特に夕なぎの有名なのはそれが気温の高い時刻であるがためであろう。
 夕なぎの継続時間の長短はいろいろな事情にもよるが海岸からの距離がおもな因子になる。すなわち海岸から遠くなるほどなぎが長くなるわけである。

寺田寅彦は「海陸風と夕なぎ」(青空文庫より)のなかでこのように言っていた。
 梅雨が明けて一週間あまり。ここのところのアメダス(福崎)の「記録」をみていると、うんと納得してしまうのだった。

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▼オンライン句会「寅の日」の話をつづけよう。
 オンライン句会の有効性を私のわかる範囲で語ってきたつもりである。
 ここでは今さらであるが 「句会」そのものについて、未体験でずぶのシロウトの私が「ここが面白い!!」のではというところを語ってみたい。

(1)自作の句を匿名で投句し、参加者全員で好きな句を選び(選句)、語り合う。
 先入観なしのフラットな関係がいい!!

(2)客観的に作品を読んでもらえるので、なによりの俳句修業ができる!!
 
(3)作品や選評を聞くと、参加者のあらたな面を発見し、より親しくコミュニケーションを図れる!!
 投句、選句の作業をとおしてあらたなコミュニケーションがうまれる!!
 「響き合い・学び合い・高め合う」関係が生まれる!!

▼多くの先達たちが、俳句をやるなら、まずは「句会」に!!
 と勧められるのはよくわかる気がする。
 しかし、シロウトにとっては、リアル「句会」の敷居は高いのだ。
 
 そこで オンライン「句会」だ!!

 オンライン句会「寅の日」も いつの日か、リアル「句会」を!!
 それを夢見ながら ゆっくり ゆっくり 急ごう。

▼いよいよ 来週からは さらに具体的な展開に入っていく。

 まったく0からの出発!!
 「発足」というこの歴史的瞬間につき合ってくれる人を募集しています!!

 またまた書きます。

 自分の希望する「俳号」を決めて
 【句会「寅の日」参加希望】というタイトルで
 楠田までメールをください。
 お待ちしています。<(_ _)> 

 
(つづく)
  

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(4) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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野分やんで波を見に出る浜辺哉

 1901(明治34)年 寅彦24歳
 9月 夏休みに帰省中肺尖カタルを患い、高知県須崎の浜で療養。一年間大学を休学。
 そんなとき詠んだ 一句だろうか。

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▼オンライン句会「寅の日」の話をつづけよう。
 自分自身でも、その流れを把握するために綴ってみよう。

<句会の進行>
1.開始前
 あらたな「句会」提案があります。
 兼題などを提案します。句会に参加するメンバーを決めます。
 参加者の追加が行えるのは投句期間が終わるまでです。
2.投句期間
 あらかじめ設定します。
 「寅の日」という名前から誤解があるかも知れませんね。決められた一日ではありません。
 ある程度の幅のある日にちのある期間です。
 この期間内であれば、自由に投句できます。
 期間内であれば、何度でも修正できます。
 ああでもない、こうでもないと試行錯誤やってみましょう!!
 はじめての作句を楽しみましょう!! 

▼次からが「句会」の醍醐味かもしれません。
3.選句期間
 投句期間が過ぎれば、選句期間に入ります。
 選句期間内に自分のお気に入りを選句します。選評も書き込みます。
 お互いに学び合い、高め合う場面ですね。
 俳句修業の第一歩はここからはじまるのかも!!

▼そして 最後が
4.結果公開
 o(^o^)o ワクワクドキドキですね。
 
 やっぱりこのワクワクドキドキ感覚は当事者になってみなければ味わえないですよね。
 あなたも参加者になってみましょう!!

 またまた書きます。

 自分の希望する「俳号」(俳句を詠むときのペンネーム、ネット上のハンドルネームのようなもの)を決めて
 【句会「寅の日」参加希望】というタイトルで
 楠田までメールをください。
 お待ちしています。<(_ _)>

(つづく)

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(3) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」と詩人寺田寅彦は言った。

 手持ちの「俳句歳時記」(角川文庫 第三版)の序はこの一文からはじまっていた。
 我らが寅彦、さすがである うまい!!
 このコトバを随筆のなかに探してみた。もっとも近いかと思うものを「日本人の自然観」(青空文庫より)のなかにみつけた。
 こうである。

短歌俳諧(はいかい)に現われる自然の風物とそれに付随する日本人の感覚との最も手近な目録索引としては俳諧歳時記(はいかいさいじき)がある。

▼本日は「立秋」である。
 「俳句歳時記」は 夏編 から 秋編に かわる!!
 朝露にぬれた 露草 !! 
 私はながいあいだ露草は 夏編にあるものとばかり思い込んでいた。
 ちがっていた。 秋編 「植物」 にあった。

▼さて、「夏雲システム」を利用してのオンライン句会「寅の日」への案内のつづきである。
 参加を検討しておられるみなさん

●「夏雲システムとは」 
「夏雲システムの特長」
「よくある質問」

等をよくご覧になってください。

 オンライン「句会」だからこそ 可能なことも多いです!!
 オンライン「句会」だからこそ はじめの一歩が 簡単!!

▼とは言っても、はじめの一歩はとまどうこと多いですよね。
 わからないことがあったら、楠田までメールして【質問】してください
 案内している私自身が、はじめてのことでわからないこと多いのですが、いっしょに考えたいと思います。
 【句会「寅の日」参加希望】と ともによろしくお願いします。

 「響き合い・学び合い・高め合う」楽しいオンライン句会をみんなでつくっていきましょう!!

(つづく)

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(2) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼ あまり暑かったので、虹をつくって遊んでみた!!
 梅雨明けから連日、真夏日が続く。
 昨日(2020/08/05)も、アメダスの記録によれば、34.6℃まであがった。
 水やりに使ったホースを使って、虹づくりの水遊びをしてしまった。

 「虹」っていつの季語だろう?
 手持ちの歳時記で調べたら 「夏」だ!! 寅彦は詠んでいないかな!?
  
 

夕立や上総へぬけて虹の橋

 でもこのときの「季語」は「夕立」かな?
 ここまでが、「遊び」の続きだった!!
▼句会「寅の日」の説明に次のように書いた。

オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。俳句結社「寅の日」が運営しています。
寺田寅彦に師事します。

 自分でも少し気恥ずかしい気分になる!!
 ちょっとカッコつけすぎ!?
▼実体は少しちがっていた。
 はじまったばかりで私自身も何もわかっていなかった。
 オンライン句会はもちろんのこと、リアル句会の経験もなかった。
 逆に言えばオンラインだからこそ、はじめることができた句会なのである。

・俳句なんてつくったことないぞという超初心者も大歓迎です!!
・「句会」なんて参加したことないよという人も ここで体験してみては
・寺田寅彦についても、今から知るというので十分です。その方が面白いかも
・俳句歴のながいベテランも もちろん大大歓迎です。ぜひぜひいろいろ教えて下さい。
・ともかく俳句を楽しもう!! というのが最大の目的の句会です。
・オンラインだから参加はいたって簡単!!

▼ネットをはじめたころからよく使ってきたフレーズに次の2つがあります。
 「情報は発信するところに集まる!!」
 「あなたがノックするところがドアです!!」 

 オンライン句会「寅の日」は今はじまったばかりの世界です。あなたがノックして入ってきてください!!
 
 繰りかえします。

 自分の希望する「俳号」(俳句を詠むときのペンネーム、ネット上のハンドルネームのようなもの)を決めて
 【句会「寅の日」参加希望】というタイトルで
 楠田までメールをください。
 お待ちしています。<(_ _)>

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オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!(1) #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム 

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▼賢治の「雲見」!!
 寅彦の「宇宙見物」!!
 そして
 第三の究極の道楽 「俳句」!!

 連日続く真夏日の夕方「ひとり吟行」に出かけた。
 「ひとり吟行」にはあるコンタンがあった。
 それは、「これぞ夏雲!!」という夏雲に出会うことだ。残念ながら私のイメージした夏雲には出会えなかった。
 偶然にも4号コガネグモに出会った。そして 季節は…!!

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▼さあ!!
 より具体的にはじめよう!!

■オンライン句会「寅の日」!!

 オンライン句会「寅の日」は、「夏雲システム」を利用したオンラインの句会である。そこに申請してすでに開設が認められていた!!
 「ひとり吟行」で典型的「夏雲」に出会いたかった理由はここにある。

▼では、その「夏雲システム」とはどんなものなのか!?
 「オンライン句会のためのシステム」
 少し詳しくみておこう。
 5つの「夏雲システムの特長」があがっていた。

(1)かんたん投句、らくらく選句
 リアル「句会」も未体験な私にはとてもアリガタイ!!
 「句会」へのハードルをうんとさげてくれている。

(2)すぐに結果発表
 未体験者にはわずらわしい集計作業!?
 それをオンラインだから一発でやってくれる。スバラシイ!!\(^O^)/

(3)メールでもスケジュールをお知らせ 
 このあたりの便利さは、やっていくうちに実感することだろう。

(4)無料、無制限
 これがなによりもアリガタイ!!
 開発者の野良古(のらふる)さんに感謝するばかりだ。深謝 <(_ _)>
 
(5)主催者もいっしょに楽しむ
 私自身もいっしょに楽しむことができるのもうれしい!!
 みんなでワイワイと楽しみながらやれる。 o(^o^)o ワクワク

▼さあ、みんなでいっしょに、オンラインで「俳句」を楽しみましょう。
 オンライン句会「寅の日」への参加者を募集します。

 自分の希望する「俳号」(俳句を詠むときのペンネーム、ネット上のハンドルネームのようなもの)を決めて
 【句会「寅の日」参加希望】というタイトルで
 楠田までメールをください。
 お待ちしています。<(_ _)>

(つづく)

  

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【Web更新8/2】20-31 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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道草の友も古希かな灸花 20/07/30撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-31
週末定例更新のお知らせ
 長かった梅雨が明けた!!
 例年なら夏休み真っ盛りの頃、ところがまたしてもちょっと状況が変化してきた。
 状況の変化に対応して、どこまでフレキシブルな動きをとれるかが問われているのかも。

◆表紙画像集2020 更新 灸花 ヘクソカズラ
 またそこかしこに灸花が見られる季節となった。
 「灸」(やいと)なんて、もう死語なのかも (・_・)......ン?
 道草の友が、手の甲につばつけた灸花のせて フウフウ していたのを昨日のように思い出す。
 あの友は 今 !?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「オンライン句会への道」をシリーズで書き綴って来た。
 いよいよ より具体的な
 「オンライン句会「寅の日」をはじめよう!!」のシリーズに入っていく。
 どんな展開になっていくのか 私にもわからない o(^o^)o ワクワク

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 「雲見」と「俳句歳時記」だけの更新にもどってしまった。
 変則的ではあるが、夏休みだ!!
 5つのWebテキスト試案にあらたな動きがあるのか!?

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから18週目だ。
 立葉のジャングルだ。悲しいかな花芽はまだひとつとしてみられない。
 来年度の「蓮根の植え替え」方法、抜本的に考えなおす必要があるのかも知れない。
 水栽培池についても同様である。枯れてしまった花芽があわれだ!!

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本日(2020/08/03)、第260回オンライン「寅の日」!! #子規の追憶 #traday #寺田寅彦

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▼人生で一度たりとも交叉するはずもない人物!!
 でも、妙に気になる人物がいる。

 そんな人物のひとりに 子規 がいる!!

 ここ数年で東京根岸の「子規庵」を訪ねたり、「松山市立子規博物館」に子規を追いかけたりしている。
 知れば知るほど、「気になる」度合いは増していった。
▼本日(2020/08/03)は、第260回オンライン「寅の日」である。
 8月のテーマは、オンライン句会「寅の日」と関連して

【8月テーマ】「寅彦と俳句」 

である。その第一回目として「子規の追憶」を読む。

◆本日(2020/08/03)、第260回オンライン「寅の日」!!

●「子規の追憶」(青空文庫より)

▼寅彦にとっても 子規 は「気になる」人物だったようだ。
 寅彦の場合は、夏目漱石を通して 実際に交叉もしていた。
 交叉するだけでない。大いに気に入った人物だったようだ。

 「文理融合の人」と寅彦のことを評するひとがいるが、私の見方は少しちがっていた。
 寅彦はいつも軸足は 常に「科学者」に置いていた!!
 文学を語るときも、芸術を語るときも そして 人物を語るときも

 「科学者」寺田寅彦がみた 子規 は こうだった。

 自然科学に関する話題にも子規はかなりの興味を有(も)って居たように思われる。
写生文を鼓吹(こすい)した子規、「草花の一枝を枕元に置いて、それを正直に写生していると造化の秘密がだんだん分って来るような気がする」と云った子規が自然科学に多少興味を有つという事は当然であったかも知れない。 『仰臥漫録([ぎょうがまんろく)』に「顕微鏡にて見たる澱粉(でんぷん)の形状」の図を貼込んであるのもそういう意味から見て面白い。

ここまで来ると完全に我田引水モードである。
さらには、こう続ける。

 とにかく、文学者と称する階級の中で、科学的な事柄に興味を有ち得る人と有ち得ない人とを区別する事が出来るとしたら子規はその前者に属する方であったらしい。この事は子規という人とその作品を研究する際に考慮に加えてもいいことではないかと思う。

▼寅彦にとって子規が「気になる」のは、そこだけではなかったようだ。
 

 子規は世の中をうまく渡って行く芸術家や学者に対する反感を抱くと同時に、また自分に親しい芸術家や学者が世の中をうまく渡る事が出来なくて不遇に苦しんでいるのを歯痒(はがゆ)く思っていたかのように私には感ぜられる。

 ほとんど腐朽に瀕した肉体を抱えてあれだけの戦闘と事業を遂行した巨人のヴァイタルフォースの竈(かまど)から迸(ほとばし)る火花の一片二片として、こういう些細な事柄もいくらかの意味があるのではないかと思われるのである。

ここまで来ると、単に「気になる」人物から「お気に入り」「魅せられる」人物になっていたのではないだろうか。

子規の家から不折(ふせつ)氏の家へ行く道筋を画いて教えてくれたものが唯一の形見として私の手許に残っている。

 この一枚の「地図」についても一文を残していることからも、「気になる」度合いは並みではなかったことがわかる。
 「子規自筆の根岸の地図」(青空文庫より)

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2020年8月(葉月)の俳句「歳時記」!! #歳時記 #オンライン句会

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▼子規庵の糸瓜の雄花が咲き始めた!!
 この調子だと今年も子規忌・糸瓜忌にはいくつかの糸瓜と出会えそうだ。
 うれしいかぎりである!!

 花が咲いて実ができると言えば、いつも実ばかりに注目するコムラサキが、今、小さなかわいい花を咲かせている。
 こちらも秋が楽しみである。

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▼さあ、今月も俳句修業だ!!
 まずは、名句を楽しませてもらうところからはじめよう。
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 大花火何と言つてもこの世佳し 桂 信子
(2) 流燈や一つにはかにさかのぼる 飯田蛇笏
(3) 草市で買ふやはかなきものばかり 眞鍋呉夫
(4) 鎌倉をぬけて海ある初秋かな 飯田龍太
(5) 新秋の帆を巻くに胸つかひをり 山西雅子
(6) はなびらを風にたゝまれ酔芙蓉 川崎展宏
(7) カンナ咲き畳み古りたる天主堂 大島民郞
(8) 鳴き終わるときの確かに法師蟬 稲畑汀子
(9) たちまちに蜩の声揃ふなり 中村汀女
(10) 寝袋に顔ひとつづつ天の川 稲田眸子
(11) 豪雨止み山の裏まで星月夜 岡田日郞

▼ 今月も俳句修業の第一歩、シロウト「選句」からはじめる。
 「選句」という作業をオンライン句会「寅の日」の練習として楽しみたい。

【私の選んだ名句ベスト3】

(6) はなびらを風にたゝまれ酔芙蓉 川崎展宏

(9) たちまちに蜩の声揃ふなり 中村汀女

(2) 流燈や一つにはかにさかのぼる 飯田蛇笏

【次点】

(10) 寝袋に顔ひとつづつ天の川 稲田眸子

【評】 
・庭の酔芙蓉が咲き始めた。たしかにあるあるの景だ!!
・「たちまちに」がいい (^^)V
・まるで樟脳ボートのように。あれなんでしょうね!?

・またキャンプしてみたいな。こんな「宇宙見物」は最高!!

▼いよいよオンライン句会「寅の日」の実現が見えてきた。
 「選句」という作業もその練習と思えば、楽しい!!
 
 楽しい!! はやがて 愉しい!!と ナルダロウ!!
 「ひとり吟行」もはっきりと目標が o(^o^)o ワクワク
 ゆっくり ゆっくり  急ごう。 
 
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2020年8月(葉月)の「雲見」は!? #雲見

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▼昨日(2020/07/31)、やっと梅雨明けだった。
 8月(葉月)の「雲見」を予想する前に7月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    0 
・巻雲    1
・巻積雲   2 
・巻層雲   0
・高積雲   1
・高層雲   6
・層積雲   5 
・積雲    5
・層雲    0  
・乱層雲   0  
・積乱雲  11 

「乱層雲」11、「高層雲」6、「快晴」0 は長引いた梅雨を象徴していた。
明らかに日照時間が少なかった。いつもいつも雨が降っていた。
そう言えば、台風こなかったな!?

▼さて8月(葉月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年8月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2019年8月 (気象庁)

 気になるのが「猛暑」と「台風」だ!!
 コロナ禍のなかの「猛暑」は、いままでの夏よりきびしいものがある。
 「積乱雲」は、何日ぐらい見ることできるだろう!?
 梅雨明け10日 は正しいだろうか!?

▼「雲見」の予想のための資料、もうひとつは「天気コトワザ」だ。
 ちょっと古いが

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)

番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。

(1)夏の南風は晴
(2)月色きわめて赤きは千天の兆し
(3)高い山に縁取雲(くまどりぐも)が現れると雨
(4)夏の入道雲は晴
(5)山に鉢巻がかかれば晴れる
(6)東の雷、雨降らず
(7)山に笠雲かかれば風雨の前兆
(8)電光北西方は雨降る
(9)流星多ければ日照り続く
(10)風なき年は日照り年
(11)太陽黒点の極少期に凶冷
(12)雲が南から東へ動くと晴
(13)夕虹は晴
(14)雷はげしく鳴る時は後晴
(15)沖ばえ雨
(16)猫が草を食うと雨
(17)三日月が上向いた月は雨が多い
(18)夕虹三日の照り
(19)彗星は天変地異の兆し
(20)雲が早く走る時は天気が悪くなる
(21)ソバの花がよく咲くと大雪
(22)白雲糸を引けば暴風雨
(23)アリが巣を高い所につくると洪水、低い所につくると暴風
(24)東天に赤雲の出るは大雨の兆し
(25)木の実の少ない年は大風吹かず、たくさんなる年は大風
(26)太鼓の音さえるは晴、にごるは雨
(27)池・沼・河の水の泡立ち多き時は雨近し
(28)沖鳴は雨
(29)水田の除草不用の年は冷害

これからも使えそうな普遍的なものはどれだろう。シロウト判断では
(4)夏の入道雲は晴
(13)夕虹は晴
(14)雷はげしく鳴る時は後晴
(18)夕虹三日の照り

ぐらいだろうか。
「虹」は見るかな!?
さあどんな「雲見」になるだろう!?

▼今月もあまり自由に「雲見」の旅にでれそうにない。
 それが淋しい!!
 しかし
そのぶん可能なこときっとあるはず!!

 いつでも どこでも
 賢治の「雲見」と 寅彦の「宇宙見物」は 究極の道楽!!
 
 

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