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2020年8月(葉月)の「雲見」は!? #雲見

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▼昨日(2020/07/31)、やっと梅雨明けだった。
 8月(葉月)の「雲見」を予想する前に7月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    0 
・巻雲    1
・巻積雲   2 
・巻層雲   0
・高積雲   1
・高層雲   6
・層積雲   5 
・積雲    5
・層雲    0  
・乱層雲   0  
・積乱雲  11 

「乱層雲」11、「高層雲」6、「快晴」0 は長引いた梅雨を象徴していた。
明らかに日照時間が少なかった。いつもいつも雨が降っていた。
そう言えば、台風こなかったな!?

▼さて8月(葉月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年8月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2019年8月 (気象庁)

 気になるのが「猛暑」と「台風」だ!!
 コロナ禍のなかの「猛暑」は、いままでの夏よりきびしいものがある。
 「積乱雲」は、何日ぐらい見ることできるだろう!?
 梅雨明け10日 は正しいだろうか!?

▼「雲見」の予想のための資料、もうひとつは「天気コトワザ」だ。
 ちょっと古いが

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)

番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。

(1)夏の南風は晴
(2)月色きわめて赤きは千天の兆し
(3)高い山に縁取雲(くまどりぐも)が現れると雨
(4)夏の入道雲は晴
(5)山に鉢巻がかかれば晴れる
(6)東の雷、雨降らず
(7)山に笠雲かかれば風雨の前兆
(8)電光北西方は雨降る
(9)流星多ければ日照り続く
(10)風なき年は日照り年
(11)太陽黒点の極少期に凶冷
(12)雲が南から東へ動くと晴
(13)夕虹は晴
(14)雷はげしく鳴る時は後晴
(15)沖ばえ雨
(16)猫が草を食うと雨
(17)三日月が上向いた月は雨が多い
(18)夕虹三日の照り
(19)彗星は天変地異の兆し
(20)雲が早く走る時は天気が悪くなる
(21)ソバの花がよく咲くと大雪
(22)白雲糸を引けば暴風雨
(23)アリが巣を高い所につくると洪水、低い所につくると暴風
(24)東天に赤雲の出るは大雨の兆し
(25)木の実の少ない年は大風吹かず、たくさんなる年は大風
(26)太鼓の音さえるは晴、にごるは雨
(27)池・沼・河の水の泡立ち多き時は雨近し
(28)沖鳴は雨
(29)水田の除草不用の年は冷害

これからも使えそうな普遍的なものはどれだろう。シロウト判断では
(4)夏の入道雲は晴
(13)夕虹は晴
(14)雷はげしく鳴る時は後晴
(18)夕虹三日の照り

ぐらいだろうか。
「虹」は見るかな!?
さあどんな「雲見」になるだろう!?

▼今月もあまり自由に「雲見」の旅にでれそうにない。
 それが淋しい!!
 しかし
そのぶん可能なこときっとあるはず!!

 いつでも どこでも
 賢治の「雲見」と 寅彦の「宇宙見物」は 究極の道楽!!
 
 

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