2020年・夏の「自由研究」は!?(1) #自由研究 #理科 #実生ヒガンバナ
▼ 鱗茎部分は土の中に埋もれ、緑の部分が元「種子」を持ち上げるようなかっこうをしていた。
また別のものは、土からはみ出た鱗茎部分が少し緑っぽくなっていた。
私は、それらをどう処理するのがいいのか迷っていた。
昨年の秋に採集・回収した530個のヒガンバナの「種子」を用いた実生実験!!
125個が「発芽・発根」し、それらを植木鉢に「引っ越し」をした。後は、秋になって「出葉」してくるの待つばかりになっていた。
しかし、今、迷っているのは、せっかく緑の部分を残しているのだから、このままにしておいて栄養を稼がせて鱗茎(球根の赤ちゃん)に貯め込ませるか、それとも、土をかぶせて「保護」するかである。
詳しい先行研究の事例は不明だった。
試行錯誤を繰りかえし無手勝流でやっていくしかなかった。
▼私のヒガンバナ研究は、昨年から今年にかけて一大局面を迎えようとしていた。
530個のヒガンバナの「種子」!!
125個の種子の「発芽・発根」!!
「日本のヒガンバナに何かが起こっている」それだけは確かだった!!
ヒガンバナ研究こそ、2020年・夏の私の「自由研究」の目玉だった。
ところで、2020年・夏の「自由研究」はどうなっているのだろう!?
例年ならば、「自由研究」のことが話題にあがるころであるが、今年ばかりはそれどころではないのだろうか。
夏休みそのものも短縮バージョンで、そんな「時間的」余裕はないのだろうか。
▼私は、2008年の夏より
と言う妙なページをつくり、 新・「自由研究」のすすめ試論 を展開してきた。
そのなかで「これから」の時代の「理科の自由研究」を志向してきた。
▼こんなときだからこそ、今一度考えてみたい。
・そもそも「自由研究」とは!?
・2020年・夏の「自由研究」の可能性は!?
・今だからこそ生まれる新しい「自由研究」の「かたち」とは!?
・「自由研究」のこれから!!
しばし、時間をとって考えてみたい。
(つづく)
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