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2020年・夏の「自由研究」は!?(6) #自由研究 #隠れ帯 #クモ学 #オンライン自由研究

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▼ おっ!!「隠れ帯」だ!!
  一昨日は見られなかったのに、昨日の朝にはあった!!

 「隠れ帯」は、典型的な「X」型をしていなかったが、白い帯は「隠れ帯」にまちがいなかった。
 と言うことは、3号コガネグモは、10日~11日朝までのあいだに、雨の中、ネットの張り替えをしたのだろうか。
 その必要性が生じたのだろうか?
 今度は、なぜ「隠れ帯」をつけたのだろうか?
 そもそも「隠れ帯」とはなんなのだ!? なんのために!?
 長く続く「ふしぎ!?」が またしても…。
▼前にあげた「自由研究」データーベースでこれまでの研究を検索してみることにした。

(5) 理科自由研究データベース
(お茶の水女子大学・サイエンス&エデュケーションセンター)

 「クモ」「隠れ帯」で検索すると とても面白い研究がヒットした。

●クモに会いたい!?Ⅵ

 長年にわたる研究だ。実にスバラシイ!!
 「詳細」も読ませてもらえる アリガタイ!!

▼すばらしい研究を見せてもらいながら、またまた我田引水であるが、「これから」の自由研究として、今から22年前の7月(1998年7月)に4つのことを提言していたことを思い出した。
 4つのこととは、次のようなものだった。

(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
  ・デジタルカメラの活用(処理、加工・保存性・共有性にすぐれている。)
  ・共通ソフトの使用によりビジュアルで説得力のあるまとめが可能。
  ・研究の蓄積が可能(何年もかけた自由研究も可能になる。)

(2) インタラクティブな研究の可能性を追求する。
  インターネットを利用したテーマに関する情報収集からはじまり、研究の過程においても、電子ネットワークの活用してその道の研究機関・専門家への問い合わせをするなど、これまで以上に広範囲のなかでの「学びあい」のなかから研究をすすめていく。

(3) 遠隔地との共同研究を実現する。
 すでに、「学級・学校間交流」などで、いくつか先行する実践例のある「共同研究」を、生徒個人のレベルでも実現していく。それは、すでにプロの研究者たちが実現している手法でもある。ネットワーキングとしての「自由研究」の具現化である。

(4) Webページ上に研究発表(情報発信)をしていく。
 上記のことをふまえるなら、自由研究の成果をWebページ上に発信していくことは、きわめて有効な方法と言えるだろう。

▼今では、アタリマエのことばかりだ!!
 今から考えると、ちょっと陳腐な言葉遣いのところもあるが、
 今、オンライン「自由研究」を考えるとき、なにかヒントになりそうな気がしてひっぱりだしてきた。

 こうしてみると、オンライン「自由研究」は、「自由研究」だけにとどまらず、これからの学びの「かたち」を考えることにツナガル!!
 オンライン「自由研究」は一生モノだ!!

 そんな気がしてくるのだった。
 
(つづく) 

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