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実生ヒガンバナの植え替えをはじめた!!(3)(2020/06/12) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会


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▼昨年の秋、「自然結実」ヒガンバナの花茎を採集し、「水栽培」によって完熟「種子」530個を回収した。
 そして、今またその「種子」を使った実生実験をはじめてみて、今現在(2020/06/05)、119個の「発芽・発根」を確認している。

 「ヒガンバナ何かが起こっている!?」

 それは確かだった。
 その「何か」とは!? それに答えるためには私はあまりにも無知すぎた。
 実生ヒガンバナの「引っ越し」作業をつづけながら、無手勝流の「作業仮説」を繰りかえすのみだった。

 ヒガンバナゲノムが明らかになるとき、この「ふしぎ!?」のすべてはわかるのだろうか。

▼梅雨の合間をぬって作業をつづける。
 次は、群生地「福崎」から採集・回収したぶんである。
 184個の「種子」で実生実験をしていた。なんと驚くべき結果が出ていた!!

 53個もの「種子」が「発芽・発根」していた!!
 発芽率(53/184)は28.8%だ!!

 53個の植木鉢をならべて、あらためてその数の多さに驚く。

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▼「発芽・発根」53個の「種子」は、3つのケースにわたっていた。
 最初に「発芽・発根」をチェックしてからでも、日がかなり経っていた。
 「発芽・発根」のようすも少しずつ変化していた。
 鱗茎からの「発根」がけっこう目立つようになっていた。また「発根」も複数本になったものもみられた!!
 ケースのなかでも「発芽・発根」が集中した場所があることに注目しておきたい!!

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 慎重に「引っ越し」作業をすすめながら、「発根」のようすも観察した。
 作業も数が53個にもなると長時間を要するものなった!!

 「引っ越し」作業をやっと終えて、植木鉢ならべてみるとこれまた圧巻であった。
 梅雨空の雲の合間から一瞬だけ日が射してきた!!

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▼さて、この膨大な数の植木鉢をどこに置くか。
 八つ手の木の下は群生地「安富」「夢前」のぶんでいっぱいだった。
 思案のあげく、歴代の「実生実験」の植木鉢9つの横に、場所を確保した。
 この後の変化を観察しながら、秋の「出葉」を待つこととする。

 このなかから、いくつが「出葉」するだろう。o(^o^)o ワクワク

(つづく)

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