自然結実ヒガンバナの「種子」、発芽・発根はついに80個に!!(2020/05/14)(その3) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会
▼次に定番自然結実ヒガンバナ群生地以外の場所から採集・回収した「種子」についてである。
【494】 花茎採集日 10/28
種子回収日 12/1
採集場所 神河
【500】 花茎採集日 10/28
種子回収日 11/19
採集場所 加美
いずれもが2019/10/28に播磨一帯を自然結実ヒガンバナを求めて探索したときのものであった。
●「自然結実」ヒガンバナ探索オフin播磨!!(2019/10/28) #ヒガンバナ
このときの「種子」が発芽・発根したことのもつ意味はきわめて大きい!!
▼また、次の「種子」も興味深いものだった。昨年の「自然結実」ヒガンバナ記念日(2019/11/13)に、あらたな群生地候補の「福崎B」から採集・回収したものだった。
【519】 花
茎採集日 11/13
種子回収日 12/6
採集場所 福崎B
【522】 花茎採集日 11/13
種子回収日 12/2
採集場所 福崎B
このとき、ここから採集・回収した「種子」は全部で11個ある。
そのうち、今回の2個を加えて6個が発芽・発根したことになる。50%越えある!!
▼次もまた意義深い「種子」だった。家の玄関を出て109歩あゆんだ先にその場所はあった。
いつも通っている線路沿いの土手にあった。「この株」と特定できるヒガンバナからのものだった。
【528】 花茎採集日 11/27
種子回収日 12/13
採集場所 線路
▼今回(2020/05/14)の38個の発芽・発根を加えて、総合計80個の内訳は次のようになる。
「安富」12+「夢前」18+「福崎」38+「神河」1+「加美」2+「庭」1+「福崎B」6+「線路」2=80個 !!
まだまだ中間報告である。
80/530個 かつてなかった「発芽率」であることは確かだ!!
「作業仮説」に入るには少し気が早い!!
しかし、現段階で気づいていること、「こうかもしれない」と考察していることを「記録」しておかなければ忘れてしまいそうだ。
「記憶」せずに「記録」しておこう。
【覚え書き】(2020/05/17現在)
1.自然結実ヒガンバナの実生実験は、土ポットを使った従来の方法でなくこの方法で充分である。(この方法の方が簡単で安価!!)
2.「種子」の保存方法もこれでよいのかも知れない。
3.発根した「根」が種子を土のなかに引っ張り込んでいる!!(そのためやわかい土の方がいいかも知れない。)
自然の野では、発芽・発根していてもこれではみつけにくいのかも知れない。
4.もはや「偶然に」「たまたまに」のレベルを越えている!!
5.昨年は「異常」なのか!?それとも…!?
少なくとも2013年以来はじめてことが起こった!!では何が起こったのか!?
それは…
いったん今回の報告を終えよう。
(了)
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