Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(34) #数値予報図 #渦度
▼ずっとずっとやってみたかった実験
●「墨流し」による渦づくりの実験!!
先月からやりはじめたが、なかなか絵に描いたようにはうまくいかなかった。
なにかちょっとしたコツがあるようだ。
トンネルの大きさを変えてみたり、トンネルを近づけるスピードを変えたりと試行錯誤を繰りかえす。
たまたまうまくつくれても写真におさめるチャンスを逃してしまう。(^^ゞポリポリ
まあ、この試行錯誤が実験の楽しみでもあるのだが…。
▼自然界の渦を見るのも楽しいものだ。
特に私はここで大気の流れがつくり出す渦を見るのが大好きだ。
この動画をじっとみているだけで、「天気の変化」が「渦」であることがわかってくる。
いくら見ていてもあきない!!
「天気の変化」を学習するときは、バックにこの動画を流し続けておきたいくらいだ。
▼さあ、その「渦」の「テキスタイル」に入ろう。
Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」をつづけよう。
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5 数値予報図~渦度~
※数値予報天気図(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/metcht/suuchi.html
を参照しながら、考えてみよう。
●極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図 ( 12時間毎 )
を開いておいて考えてみよう。
(1) 500hPa高度の基準高度はいくらぐらいだろう。
(2) 「渦度」には「+正」と「-負」がある。
「低気圧」「高気圧」の渦はどちらだろう。
●北半球では
「+正渦度」=反時計回りの渦 → ( )の渦
「-負渦度」=時計回りの渦 → ( )の渦
(3)「正渦度」のところは縦縞の実線で表されています。
低気圧(L)、高気圧(H)の位置を確認してみよう。
(4) 天気図に現われる「渦度」とは鉛直成分を表したものです。
「正渦度」のところの大気は上がっているでしょうか。それとも下がっているでしょうか。
●北半球では
「+正渦度」=反時計回りの渦 → 低気圧の渦→ 大気は「 」
「-負渦度」=時計回りの渦 → 高気圧の渦 → 大気は「 」
(5)「地上気圧・風・降水量」の図を見て、「降水量」のいちばん多いところ(極)をさがしてみよう。
それは「渦度」とはどんな関係になっているだろう。
a 「12・24時間予想」「36・48時間予想」「72時間予想」でも確かめてみよう。
「縦縞の実線」部→「正渦度」→大気「 」→ <上がると ザアザア>!!
ここでも やっぱり!!
<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>
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▼ここもちょっと最後は強引すぎるかな。
でも、やっぱりコレを使いたいんだ。
それにしても「渦」は不思議だ!!
一見デタラメのように見えて、きわめて規則的なようにも見える!!
そして なによりも 美しい!!
(つづく)
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