Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(31) #高層天気図 #850hPa #700hPa
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ケンケン三兄弟に(巻雲 巻層雲 巻積雲)
コウコウ姉妹 (高層雲 高積雲)
ソウセキ(層積雲) はなれても りっぱに ソウ! セキ! (層雲 積雲)
雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン! (乱層雲 積乱雲)
「雲見」のうた(雲家族10のうた)を歌ってみるんだ!!
そして、とりあえず「十種雲形」の名前で声をかけてやるんだ。
最後に「高さ」を勝手にきめてやるんだ!!声に出し言ってみるのがポイント!!
答え合わせはしない!!間違ってもたいした問題ではない。
それが「雲見」を永く愉しむ秘訣だ!!
▼Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」を続けよう。
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2 850hPa・700hPa 高層天気図
※高層天気図(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/metcht/kosou.html
●アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図(AUPQ78)
を開いておいて、次のことを考えてみよう。
(1)基準の高さをもういちど確認してみよう。
850hPa ( )m
700hPa ( )m
(2)自分の住むところの上空の気温を読み取ろう。
ルール 上空ほど気温は ( )
(3)湿数(=気温-露点温度)の値が3℃未満のところを「湿り域」といいます。
大気に含まれる水蒸気が腹一杯に近いところということになります。
大気からはみ出した水蒸気は「雲」になります。
従って「湿り域」は「雲」ができやすいところ!!
ということになります。
a 「湿り域」は、細かなドット(点)であらわしてあります。どのあたりにありますか?
b 「湿り域」には、ほんとうに「雲」がみられるでしょうか?
・ひまわりの雲画像で確かめてみよう。
・この高さではどのような雲がみられるだろう。
「十種雲形」で考えてみよう。
(4)850hPaで 「等温線」が密に集中しているところをさがしてみよう。
・それはどんなところと言っていいだろう。
・暖かい大気と冷たい大気のぶつかっているところ(前線)をみつけよう。
その前線はなんとよばれる前線だろう?
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▼実は、この試案のテキストを書きながらも迷っていた。
当初、850hPa と 700hPa を分けてやっていこうと思いながら、書き始めたら同じようなことを繰りかえし聞くことになり、それもいまひとつだと思いだした。
そこで同じ高層天気図を見ながらの話なのでいっきょにやることにした。
▼いちばんのポイントは2つ
(3)と(4)である。
・「湿り域」(湿数<3℃)に雲ができる!!このアタリマエ!!
・暖かい空気と冷たい空気が衝突するところ(前線)→暖かい空気上がる→上がるとザアザア!! このアタリマエ!!
さて、そううまくいくかな!?
(つづく)
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