Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(14) #高層天気図 #数値予報
▼「大気の物理学実験室」にひきこもる生活が続いている!!
この暮らしも考え方によっては、なかなか面白い「見もの」がいろいろだ。
一日でいちばんきれいな空からはじまり
刻々と変化する「雲見」
お気に入りの「夕日」スポット
昨日はそれだけで終わらなかった。オマケの【宇宙見物】までついていた。
久しぶりの「月暈」だ!!
▼実は、この Webテキスト『天気の変化』はどこまで!? シリーズつづけるか躊躇していた。
しかし、昨日一日、「雲見」【宇宙見物】を楽しんでいて、やっぱり続けようという気になった。
今、見あげるている上空で何が起こっているか!?
その謎解きはやっぱり面白い!!
「高層天気図」を概観した次はいよいよ 「これから」の予報だ!!
そんな天気図があった。
▼「天気予報」が生まれる原本のようなものだ。
面白そうには思うが、なかなか私には手強そうである。
実は、3年前(2017)の冬、この作業に挑戦していた。そのときも暗礁にのりあげそのままにしていた。
今回は、そのrevengeということになる。
どこまで来ていたのだろう。そのときの到達点としてあげていたものを再掲する。
---------------------------------------------------------------
雪と「高層天気図」のルール(その1)!!
「雪は天から送られた手紙である。」(中谷宇吉郎)
「天」の情報は「高層天気図」にある!!
・850hPa(上空1500m)で-6℃は「雪」の目安!!
・500hPa(上空5700m)で-30℃は「雪」、-36℃以下で「大雪」だ!!
・風はビュンビュン300hPa(上空9600m)!!
これがジェット気流だ。100m/sもめずらしくないぞ!!
---------------------------------------------------------------
▼もうひとつあった。
-----------------------------------------------------------------
「高層天気図」「数値予報天気図」のルール(その2)
いつでも どこでも
<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>
・700hPa(3000m)の「鉛直p速度」は「上がる」「下がる」を数値化した目安!!
-(マイナス)は「上がる」
+(プラス) は「下がる」 (地球上のモノはみんな地球に引っ張られている:重力!!)
・湿数(=気温-露点)は大気の湿り度合いを示す!!
湿数<3℃ で 雲ができる!!
・鉛直p速度の-領域で雲ができる!!
<上がるとザアザア>でアタリマエ!!
-----------------------------------------------------------------
どういうこと ?(゜_。)?(。_゜)?
今一度、よく吟味してみよう!!
(つづく)
| 固定リンク
コメント