2020年4月(卯月)の俳句「歳時記」!!
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さまざまの事おもひ出す桜かな 芭蕉
夕方、雨が少し小降りになってきたので傘を持って散策にでかけた。
恒例の地域の「花見」は、今年は中止である。
その場所に行ってみた。ありがたいことにしばし雨がやんだ!!
さまざまの「花見」の思い出が…
▼年度がかわってもやっぱり今月も「俳句」修業だ!!
まずは、これまでのように名句を楽しむところからはじめよう。
名句の参考にさせてもらうのは
である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。
(1) 咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり 高浜虚子
(2) 満開のふれてつめたき桜の木 鈴木六林男
(3) いっせいに残花といへどふぶきけり 黒田杏子
(4) 山寺や五色にあまる花御堂 蓼太
(5) 青空に喝采のごと辛夷咲く 白濱一羊
(6) 雪やなぎ雪のかろさに咲き充てり 上村占魚
(7) 風船が乗つて電車のドア閉まる 今井千鶴子
(8) 風車持ちかへてよく廻りけり 今井杏太郞
(9) 咲きみちて庭盛り上がる桜草 山口青邨
(10) おもはざるところに春の波がしら 林 翔
(11) ひく波の跡美しや桜貝 松本たかし
▼ 今月も気儘なシロウトの「選句」である。
最近この「選句」という作業がけっこう面白いと思えるようになってきた。
【私の選んだ名句ベスト3】
(1) 咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり 高浜虚子
(2) 満開のふれてつめたき桜の木 鈴木六林男
(6) 雪やなぎ雪のかろさに咲き充てり 上村占魚
【次点】
(10) おもはざるところに春の波がしら 林 翔
【評】
・一句目、二句目とやっぱり「花=桜」を選んでしまった。寅彦の「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」のコトバを思い出す。
・「雪のかろさ」なんてうまい!!
・今年は春の「青春18きっぷ」はなしだった(/_;) 春の海 行ってみたいな!!
▼俳句結社「寅の日」二年目!!
まだ何も動きをはじめていない。
この際、オンライン句会の可能性をもさぐってみたい!!
まあ、まずはいつでも可能な ひとり吟行を続けたい!!
さあ、今日はどこの桜をめざすかな。 o(^o^)o ワクワク
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