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本日(2020/04/17)、第251回オンライン「寅の日」!!#科学に志す人へ #traday #寺田寅彦

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それでも季節は律儀に前に進んでいた!!

 「とき」はけっして遡行しない。
 まだ「新学期」が訪れていない人もいるかも知れない。
 ナラバ
 「とき」を創ろう!!私の「とき」を!!

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▼本日(2020/04/17)は、第251回オンライン「寅の日」である。
 4月のテーマは「新学期」を意識して

【4月テーマ】 「科学・科学者とは!?」

としていた。本日はその第二弾として「科学に志す人へ」を読む。

◆本日(2020/04/17)、第251回オンライン「寅の日」!!

「科学に志す人へ」(青空文庫より)

▼これは、ひと言で言えば、
 寅彦からの「若き人への熱きエール」である。
 このエールが発せられたのは、寅彦の最晩年の前年、1934年(昭和9)の「新学期」デアル!!
 86年の時空を越えて響いてくるだろうか。

 寅彦の「研究」に対するスタンスが熱く語られていた。

 楽しみに学問をするというのはいけないことかもしれないが、自分はどうも結局自分の我儘(わがまま)な道楽のために物理学関係の学問をかじり散らして来たものらしい。尤も、そうすることによって結局は奉公の第一義にかなうことが出来るという自分勝手な考えもありはしたが、とにかく興味の向くことなら何でも構わず貪(むさぼ)るように意地汚くかじり散らした。
 勝手放題な色々な疑問を、叱られても何でも構わずいくらでも自分にこしらえては自分で追究し、そうしてあきるとまた勝手に抛(ほう)り出してしまって自由に次の問題に頭を突っ込んだのであったが、そういう学生時代に起こしかけてそれっきり何年も忘れていたような問題が、やはり自分の無意識の間に解答を物色していたと見えて、十年二十年の後にまた頭をもたげて来て三十年後の今日ようやく少し分かりかけて来たような気のすることもある。どうも個々の人間の頭の中の考えの歴史は不思議なもので、通り一遍の理窟や下手な心理分析などを遥かに超越したものではないかと思われる。

▼ともかく「問題の仕入れ」を強く勧めてくれていた。

それで誰でも、年の若い学生時代から何でも彼(か)でも沢山(たくさん)に遠慮なく惜気(おしげ)なく「問題の仕入れ」をしておく方がよくはないかという気がする。
ただ科学の野辺に漂浪して名もない一輪の花を摘んではそのつつましい花冠の中に秘められた喜びを味わうために生涯を徒費しても惜しいと思わないような「遊蕩児(ゆうとうじ)」のために、この取止めもない想い出話が一つの道しるべともなれば仕合せである。

若い人のみならず、今年の「新学期」には多くの人に読んで欲しい一文である。

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