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Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(23) #「雲見」の旅 #「エマグラム」鉄道の旅 #持ち上げ凝結高度 #自由対流高度 #平衡高度

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「雲見」の旅は、私の究極の道楽である!!

 これほど面白い、楽しい旅はない。
 JR「青春18きっぷ」を利用しての旅だ!!
 だから、安価・安易・安直の三拍子そろっている。
 思いついたら列車に飛び乗るだけ。いちばんの目的は、列車の車窓からの「雲見」!!
 「雲見」の景を楽しむのが最高!!

 「大気の物理学実験室」をひたすら水平移動をする旅だ!!

 普通の日常がもどってきたらぜひ再開したいものだ。

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▼今すぐにも可能な「雲見」の旅!!
 それは「大気水蒸気列車」に乗っての「エマグラム」鉄道の旅だ!!
 「大気の物理学実験室」を今度は鉛直移動をする旅だ!!

 車窓からはどんな景が見えてくるのだろう!?
 「エマグラム」鉄道空想の旅にでかけてみよう。

 「エマグラム」鉄道「上り」に乗ってみる。
 やがて乗客(水蒸気)が降りはじめる駅があった。この駅のことを「持ち上げ凝結高度」という。
 この駅から車窓に雲が見えはじめた。
 またこの駅から路線変更したようだ。「乾燥断熱線」から「湿潤断熱線」へ!!

▼「湿潤断熱線」を上っていくと、列車のスピードがぐんと変わってくる地点があった。
 そこは列車のなかの温度と列車の外の気温とが逆転する地点でもあった。
 そこからは、列車のなかの温度の方が高い!!
 熱気球がグングン上にあがっていくように、列車はスピードをあげた。
 乗客(水蒸気)はどんどん降りはじめた!! 降りた乗客たちは団体になって雲になっていった!!
 車窓からの「雲見」も感動だ!!

 この地点を「自由対流高度」とプロたちはよんでいた。

▼車窓からのドラスティクな「雲見」をしばし楽しんでいるとまたまた様子がかわってきた。
 外の「雲見」の景もそうだが、気づけば列車内の乗客(水蒸気)は、ほとんど降りてしまっていた。
 列車内の気温と外の気温が再び逆転する地点。
 ここからは列車は上らなくなってしまった。

 その地点を「平衡高度」とプロたちはよんでいた。
 それが地上から見る雲頂でもあった!!

 「エマグラム」鉄道の旅もなかなか面白い!!

 昨日の午後から厚くなっていた「雲見」。
 ついに今朝は雨だ!!

 (つづく)
 
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