自然結実ヒガンバナの「種子」530個で実生実験開始!!(2020/03/02)(3) #ヒガンバナ
▼一粒の「種子」をピンセットにはさみ「指定席」に据える!!
それ自体はきわめて簡単な作業であった。
しかし、それが530回も繰りかえすとなるとさすがにあきてくる。(^^ゞポリポリ
ちょっとうっかりしていると、そいつの「指定席」を見失う。
また集中力がとぎれて、「指定席」に運ぶまでにポロリと落としてしまうことも。
そうなればたいへんだ。「種子」と土が同じような色だから、捜し出すのにとんでもない時間が… (/_;)
▼昨日(2020/03/02)、朝早くから作業にかかって、530番目の「種子」を据えたときは、昼をすぎていた。
「指定席」のシートは色分けしていた。
ひと目で、どこから採集した種子かわかるように。
●黄色 安富 1~107
●ピンク色 夢前 108~293
●青色 福崎 294~477
●緑色 その他 478~530
▼次に、8個のケースをならべておき、たっぷり水やりをした。
そして、「種子」が隠れるほどに上から土をかぶせ、再び水やりをした。
今回観察するのは、これまでのように屋内ではなく、屋外である。
「種子」を保護する。少しは乾燥を防ぐという意味で、他の同じようなケースを「シェルター」として上からかぶせた。
これで一応、今回の「作業」完了とした。
▼さて、これをどこに置いておくかだ?
いくつかの場所を検討したが、最終的には西の草むらとなっている庭に置いた。
どんなアクシデントが発生するかわからない。
530個のうち、いくつが「発芽・発根」するだろう!?
いやまったくしないかも知れない。
次の展開までに、昨年の秋 「ヒガンバナに何が起こったのか!?」を考えておきたい。
袋は保存しておき、いつでも照合できるおきたい。
はたして何かが起こるだろうか!? o(^o^)o ワクワク
| 固定リンク
コメント
おはようございます。
ファラボ111回かがくカフェが残念ながら延期されましたね。落ち着いたら、参加させていただきたいと思っています。
さて、530個とは圧巻ですね。発芽率はどの程度になるのでしょうか?発芽した場合、ぜひ染色体の確認をされてみてはどうでしょう。中2の理科の教科書にタマネギの染色体観察に載ってますが、あれを参考にされればいと思うのですが、問題は顕微鏡ですね。それとヒガンバナ種子でこれほどの大がかりな実験は前代未聞だと思いますので、ぜひリポートにまとめておかれてはどうでしょう。
投稿: sakamoto | 2020/03/08 09:20
>sakamotoさん
コメントありがとうございます。
>さて、530個とは圧巻ですね。発芽率はどの程度になるのでしょうか?発芽した場合、ぜひ染色体の確認をされてみてはどうでしょう。中2の
ありがとうございます。実は、先日袋ファイルの整理をしていましたら、以前に阪本さんに依頼して、調べてもらっていた「栗田先生の報告」のコピーが出てきました。自然結実し花を咲かすまでいった長崎の例ですが、「2n=33でなく、2n=31であった。」と報告されています。今となっては直接、栗田先生にお聞きすることができないのはとても残念です。
阪本さんの言われるように、ぜひ自分でもやってみたいところです。
ぜひ、ぜひご協力をお願いしたところです。必要であればどこへでもでかけていきますので…<(_ _)>
投稿: 楠田 純一 | 2020/03/09 06:11
大学生の時、ライムギの染色体の数数えてましたので、少し思い出してみます。
投稿: sakamoto | 2020/03/09 16:05
>sakamotoさん
ありがとうございます。
うれしいです。楽しみが増えました。
落ち着いたらよろしくお願いします。<(_ _)>
投稿: 楠田 純一 | 2020/03/10 05:59