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Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(10)

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「根毛氷」は見ることができたが、残念ながら「ストロー氷」は見ることができなかった!!

 昨日(2020/03/17)の朝、今季最後の「ストロー氷」を見るチャンスかと思い、Wコップの装置を準備したのだった。
 確かに朝はよく冷え込んでいた。
 今、「アメダス」の記録で確かめたら、-1.2℃まで冷え込んだようである。
 道の水たまりにも、大賀ハス観察池にも氷が張っていた。

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▼ところが太陽がのぼってくると、どんどん気温はあがりポカポカ陽気になっていった。
 「アメダス」によれば13.1℃まであがったようだ。
 その高低差14.3℃だからなかなかだ!!

 上空はどうなんだろう!?
 上空と言っても、いちばん低い所の「高層天気図」はどれだ!?
 850hPa→1500mを基準にして
 (゜o゜)ゲッ!!1500m!! 水平にだとすぐそこではないか!!

 とりあえず17日0時と12時の分をプリントアウトしてみた。

●アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図(AUPQ78) ( 12時間毎(00UTC,12UTC) )

▼見方は、やはり 「専門天気図(HBC北海道放送)」を参考にさせてもらう。
 この850hPaもなかなか興味深いものが書き込まれている。

●なにより興味深いのはたった1500m上空の気象情報であることだ!!
 (垂直に車を走らせることができるなら、すぐそこだ!!いつか可能になるのかな。)

●気温情報だ。(等温線 破線 今の時期は6℃ごと) 確かに上空は低い!!このアタリマエがうれしい!!
●湿域 (大気が湿っているところをメッシュ状の点で表示) いいなコレ!!雨(雪)が降りそうなところ一目瞭然!!
●等温線つまっているところ→あたたかい大気と冷たい大気がぶつかっているところ→「前線」発見!!

▼17日0時~12時の実際の変化と見比べながらながめてみると益々面白くなってくる。
 徐々に
 「大気の物理学実験室」が立体(3D)化していくようで楽しい!!

 さて、今日の「雲見」は!?
 次の展開はどの「高さ」の「高層天気図」を見るかな。o(^o^)o ワクワク
 
(つづく) 

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