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自然結実ヒガンバナの「種子」530個で実生実験開始!!(2020/02/28)(1) #ヒガンバナ

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昨年回収した自然結実ヒガンバナの「種子」530個を冷蔵庫から出してきた。
 今さらながら驚いてしまう!! 530個とは !!
 はやく「種子」から育てる実生実験にとりかからねばと思ってはいたが、この数に圧倒され思案にくれていた。
 そのうち、2月も終りになってしまった。(^^ゞポリポリ
 冷蔵庫から出してきたもののとんでもない展開となった。

(つづく) 

 

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コメント

「理科教師日記」はじめて拝見しました。まだ少ししか読んでいませんが、大変面白く読ませていただいています。
 私もヒガンバナの謎に興味を持ち、それを調べる過程でイチシノハナ、丹生の真朱に強く引かれました。
 ヒガンバナ方言の分析から、ヒガンバナが日本に伝わった時期は3波あると想像しています。栗田先生と同じように古い時代、鎌倉時代以前と鎌倉時代から室町時代初期の2波、そして、現代(十数年前から中国からヒガンバナの球根が大量に輸入され販売されています‥‥これらはほとんどが2倍体ヒガンバナと想像されます)です。
 中国から日本に入ってきたとき曼珠沙華という名前で入ってきています。ヒガンバナ方言にはマンジュシャゲの音から転訛した方言が70種以上あります。これを系統的に並べると、マンジュシャゲ-グループとマンシャカ、マンシャ-グループがあるのに、間にあるべきマンジュシャ-グループがありません。ヒガンバナが日本国内に拡がるときに漢字名を伴って拡がったことを意味しています。途中で曼珠沙華から珠が脱落して曼沙華になったと考えられます。植物名の命名の原則から曼珠沙華や曼沙華、曼沙という名前が付くことがあり得ないので、マンジュシャゲから転訛した名前が残っている地域の人々にとって、当時、ヒガンバナはアスパラガスと同じ様な外来植物だったはずです。
 したがって、ヒガンバナ、シビトバナ、ホトケバナ、シャカバナ、などは曼珠沙華の意味からの転訛と考えるのが妥当だと思います。
 昨年、私が住む横浜の住宅地の庭でも種が付いたヒガンバナをはじめて見ました。
 私は9年前まで高校で物理(化学、地学、生物もすこし)を教えていました。現役の頃このページを見ていたらと、ととても残念です。

投稿: 後藤 史朗 | 2020/04/13 15:56

後藤 史朗さん

 コメントありがとうございます。
ヒガンバナについて、とてもくわしくご存知なんですね。またいろいろ教えて下さい。
 後藤さんもふれておられる栗田子郎先生、ご存知かと思うのですが、昨年の夏お亡くなりにました。
 実生ヒガンバナについても、いろいろ教えていただいていただけに、残念でなりません。

> 私は9年前まで高校で物理(化学、地学、生物もすこし)を教えていました。現役の頃このページを見ていたらと、ととても残念です。

 ということは同年配ということになるんですかね。私はずっと中学校理科ばかりでした。
 これを機に今後ともよろしくお願いします。<(_ _)>

投稿: 楠田 純一 | 2020/04/15 08:46

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