2020年3月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦
▼「寺田寅彦の銅像」の説明板にQRコードが設置されている。
聞いてみると、きわめてコンパクトに的を射て「物理学者 寺田寅彦」が語られていた。
その冒頭に、「警句 天災は忘れられたる頃来る」が登場した。
その言葉は、もちろん台座にもあった。
▼2020年3月のオンライン「寅の日」の計画を考える時期である。
2012年4月からはじめたオンライン「寅の日」。8年目最後の月である。
3.11 の月でもある。
ここ何年も3月のテーマは決まっていた!!
警鐘「天災は忘れられたる頃来る」
である。今年の3月は2回ある。
■2020年3月オンライン「寅の日」!!
◆第248回オンライン「寅の日」 …3/12(木)
◆第249回オンライン「寅の日」 …3/24(火)
▼オンライン「寅の日」8年の歩みの中で、寺田寅彦「防災・減災」三部作として最晩年に書いた3つの随筆をあげていた。
・「日本人の自然観」(1935年)
・「天災と国防」(1934年)
・「津浪と人間」(1933年)
これらを繰りかえし繰りかえし読んできた。
今年の3月は、この三部作以外を読むことにしたい。次によく読んできた2つをとりあげたい。
・「地震雑感」(1924年)関東大震災後に書かれた随筆、ここにすでに「天災は忘れられたる頃来る」の思いが。
・「神話と地球物理学」(1933年)こんな随筆を書くからこそ、「寅彦」ファンになってしまう!!
■2020年3月オンライン「寅の日」!!
◆第248回オンライン「寅の日」 …3/12(木)「地震雑感」(青空文庫より)
◆第249回オンライン「寅の日」 …3/24(火)「神話と地球物理学」(青空文庫より)
▼3.11よりまもなく9年!!
寅彦が最晩年まで、鳴らし続けた警鐘「天災は忘れられたる頃来る」に耳を傾け、その意味をより深く、より豊かに読み解きたい。
それこそが、「防災・減災」へとツナガル道と信じて!!
誰もが、いますぐはじめることができる第一歩!!
「寅彦」を読もう!!
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