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1.17 あれから25年の歳月が!!そして…

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▼先日、マッチの祖・清水誠を追う旅で訪ねた諏訪山公園の「金星台」には、確かに清水誠の名前も記された「金星観測記念碑」が立っていた。
 その記念碑は「安政の大地震で破損した生田神社の折れた鳥居を再利用したものである」と、説明板に書いてあった。
 道理で記念碑はみごとな円柱だった。
 「安政の大地震」は、こんなかたちで「記録」されていたのである。
1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒

 大地は大きく動いた。
 あれから25年が経った。
 「ものごとは記憶せずに記録する。」と言ったのウメサオタダオだ。
 「記憶」はうすれ風化しようとも、「記録」は蘇生する!!
▼「天災は忘れられた頃来る」の警鐘を鳴らしづけた寺田寅彦は、「津浪と人間」(青空文庫より)のなかで、次のように言っていた。

現在の地震学上から判断される限り、同じ事は未来においても何度となく繰返されるであろうということである。
 しかし困ったことには「自然」は過去の習慣に忠実である。地震や津浪は新思想の流行などには委細かまわず、頑固に、保守的に執念深くやって来るのである。紀元前二十世紀にあったことが紀元二十世紀にも全く同じように行われるのである。科学の方則とは畢竟(ひっきょう)「自然の記憶の覚え書き」である。自然ほど伝統に忠実なものはないのである。

 防災・減災対策の第一歩も示唆してくれていた。

残る唯一の方法は人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないであろう。

▼科学(理科)教育の役割についても示唆的なことを言ってくれていた。

人間の科学は人間に未来の知識を授ける。
それで日本国民のこれら災害に関する科学知識の水準をずっと高めることが出来れば、その時にはじめて天災の予防が可能になるであろうと思われる。この水準を高めるには何よりも先ず、普通教育で、もっと立入った地震津浪の知識を授ける必要がある。

 寅彦からの私の「宿題」は遅々として進んではいなかった。

◆授業【大地の動きをさぐる】 

 ゆっくり 急ごう!!
 25年前、そしてこの25年間の「記録」を、今一度ふりかえりながら…!!

 まもなくその時間だ!!     合掌

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