2020年1月(睦月)の「雲見」は!? #雲見
▼新しい年の「雲見」がはじまった。
新年1月の「雲見」の予想をする前に、昨年12月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
使用した十種雲形シールは次のようになった。
・快晴 6
・巻雲 0
・巻積雲 0
・巻層雲 3
・高積雲 5
・高層雲 1
・層積雲 4
・積雲 5
・層雲 1
・乱層雲 6
・積乱雲 0
「乱層雲」6と「快晴」6が目立っている。両極端が目立っているのが面白い。
「巻雲」「巻積雲」は見た記憶があるが、シールの「記録」には残っていなかった。
はや加賀への「雲見」の旅がなつかしい!!
▼では1月(睦月)の「雲見」の予想に入ろう。
まずは昨年1月の天気図を見てみる。
◆日々の天気図 2019年1月 (気象庁)
昨年は元旦から台風が発生していたんだ。
やっぱり冬型気圧配置の日が多いな。雪はいつ降ってくるだろう!?
「高層雲」「層積雲」「乱層雲」あたりが多くなるのかな?
▼新年の「雲見」の予想のもうひとつは、「天気コトワザ」にリベンジrevengeしてみたい。
2015年・2016年には
◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)
を引用させてもらうことによって、毎月の「観天望気」の科学=天気コトワザについて学んだ。
そして、それを「雲見」とツナゲタ!!
今年一年は、ここでリベンジである。
一月には27個の天気コトワザがあがっていた。番号は勝手に私がつけさせてもらった。
(1) 餅に赤カビ生えれば日照り、青カビ生えれば雨
(2) 鏡餅の割れ多ければ豊作
(3) 鶴仰ぎ鳴くは晴、うつむき鳴くは雨
(4) 塩堅きはお天気続き
(5) 炭火よくおこるは晴
(6) 冬、北風つのれば雪となる
(7) 煙が直立して上がれば晴、たなびけば雨の兆し
(8) 寒中の南風俵を編んで待て
(9) 冬スズメが群がり鳴く時は雪
(10)煤が落ちると雨模様
(11)煙突の吸い込みが悪いときは雨
(12)冬の霞は雪となる
(13)冬の三日の大荒れなし
(14)冬、月夜のときは翌朝か、翌日の昼から雪
(15)冬空に大音響あれば、大雪の兆し
(16)磯鳴りは西風強くなる兆し
(17)一月の寒の入りに雷鳴あれば、その年大雪あり
(18)冬の夜ざえは雨近し
(19)冬期、風が東より西に吹けば雪
(20)冬、山に霧多きは大雪の兆し
(21)冬の夜の明るいのは雪の降る兆し
(22)寒に霜多きは年は夏干ばつあり
(23)寒中霧を見る時には晩霜あり
(24)寒に雨なければ夏日照り
(25)フクロウが鳴くと天気
(26)寒が暖かいと凶作
(27)寒中の雷は豊作の兆し
さすが一月だ。一年間の天気と豊作・凶作を占うものも多い。
キーワードがあった。
「寒」「雪」「雷」のキーワードは27個のうち次の数だけ出てきた。
寒…6
雪…9
雷…3
やっぱり「雪」がいちばん多い。注目はやはり「雪」のようだ。
▼これぞ究極の道楽!! 「雲見」!!
今年も引き続きつづけたい!!あわせて【宇宙見物】も!!
「眺めても眺めても厭きないのです。」(宮沢賢治『蛙のゴム靴』より)
「雲見」の旅も全国いろんなところにでかけたいな。
考えるだけでも楽しくなってくる。o(^o^)o ワクワク
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