実生ヒガンバナは今!!(2020/01/30) #ヒガンバナ
▼私のヒガンバナ研究の本命はもちろんこちらにあった!!
「コヒガンバナは2倍体である。」
「ヒガンバナは3倍体である。」
それは一目瞭然であった。
しかし、3倍体であるはずの日本のヒガンバナでもまれに「自然結実」し「種子」ができる。
その「種子」が「発芽・発根」し、「出葉」する!!
その「事実」がここにある!!
「例外」「変わりだね」はいつも物語を面白くしてくれる!!
▼植木鉢は全部で9つあった。
●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ
である。
ここにいたるまでの一部始終は、各年の【ヒガンバナ情報○○○】に「記録」されていた。
また以下には「中間まとめ」もある。
▼前回の観察(2019/11/04)から、はや3ヶ月近くが過ぎようとしていた。
「出葉」している鉢の数はかわらず4つである。しかし、葉はながくのびていた。
・2015年実生実験開始 1鉢 葉2枚 2枚とも22㎝
・2017年実生実験開始 1鉢 葉2枚 12㎝と8.5㎝
・2019年実生実験開始 2鉢 葉1枚 10㎝ と 葉1枚 3㎝
このあと、どう展開していくだろう?
「暖冬」はなにか異変をもたらすだろうか?
▼異変と言えば、たいへんなことがひかえていた。
昨年の「自然結実」ヒガンバナ「種子」回収でとんでもない数を手に入れていた。
530個のヒガンバナの「種子」!!
が冷蔵庫にねむっていた。
これらをどのように実生実験を開始するか!?
まだ計画はたてていなかった。
これまでの楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法では対応できないかも知れない。
一月が終わる!!
さて
2020年実生ヒガンバナの展開はどのように!?
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